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大東亜戦争が正式名称との政府答弁書(安倍首相もなかなかやります:NATO演説・河野談話見直し)2/23追記有り [時の話題]

 ここの所、重い記事ばかりで申し訳ありません。

 もう一つだけ紹介したい報道がありますので、今しばらく我慢下さい。

 

 最近、安倍内閣に対する内閣支持率が低下している旨のマスコミ報道が相次いでいます。

 眼前に現れた事象に、敏感に反応することにどれだけ意味があるのか?

 政治家の善し悪しの判断は、もう少し長い目で見て行う必要があると私個人は考えており、その意味も含めて前の記事を書きましたが、最近あった安倍内閣の英断を紹介させていただきます。

(本来なら私なんぞが紹介するよりも、もっと騒がれて良い答弁だと思うのですがあまりり出回っていないようですので....。)

(前の記事)
山本大成 「かわら屋の雑記帳」時事評論は難しい!?(六カ国協議:柳沢発言問題)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-02-21

 

《政府は6日の閣議で、先の大戦に関する「太平洋戦争」という呼称について「政府として定義して用いている用語ではない」とする答弁書を決定した。一方で、「大東亜戦争」に関しては、昭和16年12月12日に閣議決定された呼称だと指摘。大東亜戦争と太平洋戦争とが同じものかは「答えることは困難」とした。連合国軍総司令部(GHQ)は占領期、大東亜戦争の呼称使用を禁止し、厳しく検閲して太平洋戦争を定着させている。

 また、16年12月8日の日米開戦時に、日本側からの最後通告の手渡しが遅れた問題について「当時の外務省の事務処理上の不手際により遅延が生じた。国家の重大な局面において、遺憾な事態を招いた」とする答弁書も決定した。ともに、鈴木宗男衆院議員の質問主意書に対する回答。》

 

 情報の入手先は、産経新聞政治部の阿比留瑠比さんのBLOG

ボツ原稿・太平洋戦争に関する政府答弁書-国を憂い、われとわが身を甘やかすの記イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/114119/allcmt/


 政府答弁のオリジナル(一次情報)はこちらです。

大東亜戦争の定義等に関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166006.htm

 

 教科書問題などにも今後余波が出て行きそうです。

 皆様はどう思われますか?

 


 他にはこんなのもあります。

【戦ふ安倍首相】NATO演説に中共は涙せよ-憂国のシャングリライザ!
http://indora.iza.ne.jp/blog/entry/100670/

 

 いずれも地味ですが(マスコミがちゃんと報じないだけ??)結構戦略的で、筋が通っていて、「安倍首相もなかなかやるじゃないか!」と個人的には思っています。

 いわゆる「河野談話」についても、最初の国会答弁で「歴代内閣の考え方を引き継ぐ」旨の発言をしていますが、ここに来て見直し論議も起こり始めているようです。

(内閣が変わったからといって公式見解をコロコロ変えるのは「成熟した法治国家」ではありませんので、その意味で引き継ぐと言ったのだと私個人は理解をしていました。:変えるときにはそれなりの手続きを踏む必要があり、その手続きに今 着手しつつあるのでは?)

月内に河野談話見直しの提言 自民・歴史教育議連-話題!ニュースイザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/39372/

 (2/23追記)
全段で紹介させていただいた産経新聞-阿比留記者のBLOGで、この件についての歴史教育議連の具体的な動きが紹介されていますので、追記させていただきます。

歴史教育議連、河野談話に替わる新談話提案へ-国を憂い、われとわが身を甘やかすの記イザ!
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/121825/

(追記終わり)


 政治家は「結果責任」です。

 一度信じた以上、途中の過程をあれこれ批判するのではなく、信頼を置き、一定期間のフリーハンドを与えてあげるべきではないのでしょうか?

 安倍首相の考え方がまだブレていないことは、これらを見れば明らかなように私には思えるのですが....。


(おまけ)
 チョット面白い座談です。

 恐らくはマスコミ関係者のBLOGだと思いますが、私は大変面白く読みました。

皆様は、いかが感じられますか?

酔って閣僚にいう!-どしたどした?イザ!
http://hoihoihoi.iza.ne.jp/blog/entry/118476/allcmt/#C195388


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たいせい

 くらじ★さん、前の記事は実はこの記事とセットでアップしたかったのですが、論旨が多少変わるのではないか?との思いで別の記事に分け、私の時間的な制約により、アップするのに日をおいてしまいました。
 あまり筆が立たないので、うまく表現できていないかとは思いますが、基本的には一次情報の取り扱いに多少差異があるかもしれませんが、くらじ★さんと比較的似たスタンスでBLOGを書いているように思っています。
 それと、個人が特定できる実名でBLOGを書いている(住み家も含めて)と言うところもご理解いただければと思います。
by たいせい (2007-02-22 18:32) 

くらじ

コメントで名指しされると思っていなかったので思わず笑ってしまいました。

たいせいさんのおっしゃる通り、自分の意見を述べると共にソース等を掲示して読者が客観的に判断できる材料を提示しようとされるところなど、私のブログとスタンスが似ていると思います。

私も、安部総理はよくやってくれてると思います。でも、美しい国を作るにしては、閣僚達に美しい人があまりいないのが気になりますが。。。
支持率が下がっているのは、容易にマスコミの印象操作に引っかかる人達の支持が減ったからだと思っています。そういう人達は、何かのきっかけで容易に意見を変えますから、あまり、支持率にこだわっていても意味がないでしょうね。
by くらじ (2007-02-22 20:00) 

nina

阿比留さんのブログは私もよく読んでいます。
コメントしたいだけのためにizaにも登録してしまいましたが・・・。
「小沢不動産」に関する〜は、各紙の論調が比較されていて面白かったです。
「ジャーナリスト宣言」などと言いながらも、マスコミ自身が客観的ではなくある種の意図を持って記事を書いていると思うので、たいせいさんのおっしゃる「客観的な判断」というのは私のような一般の読者には難しいですね。

安倍さんの支持率については、各マスコミが連日のように批判しているので(おそらくこの内閣を潰したいのだと感じています)、支持率が落ちるのはしょうがないかなと思います。
拉致問題等に関してもブレずによくやっていると思うのですが、安倍さんが良くやっているニュースなんかはイメージアップになるのでテレビじゃ報道されませんし・・・。
by nina (2007-02-23 00:36) 

たいせい

 ninaさん、以前「イザ」のどこかのBLOG(福島香織さんのBLOGだったような?)でninaさんのコメントを発見し、嬉しく思ったことがあります。
(私の方はこのBLOGの派出所という名目で、一応「イザ」にもエントリーしているのですが、ここへの誘導用の記事を書いただけで、そのままにしてあります。)

 安倍首相、マスコミに心底嫌われていますね!
 マスコミも、まだ情報の一極集中が出来ていたかつての価値観の中でやっていて、このままのやり方では自らの権威を喪失して、存在意義をどんどん希薄にしていることに、いい加減気がついて欲しい物です。

 もっとも、元々商業主義に片足をおいての発足なので、発売部数を競い広告収入を上げて経営を成り立たせるという意味では、今が本来の姿なのかもしれません。
 その意味では、政府系のマスコミが無ければバランスが取れませんね!

 政治とお金の問題については、まだ自分の頭の中が整理できていなくて何ともコメントできません。
(会社の社長ならば、多少ダーティでも従業員に「やり甲斐」と「給与」を沢山提供できるのがよい社長で、清廉潔白だけれども会社をつぶすのはダメ社長です。日本国の親方にどちらを選ぶべきかという所で、思考停止しています。:出来るだけ綺麗に見せるという程度の「腹芸」は、当然必要ですが....。)

 nice! &コメント、ありがとうございました。

PS.
 阿比留記者のBLOGに引用させていただいた旨のコメントを書いておいたら、見ていただいた旨の返事があり、大変嬉しかったです。
by たいせい (2007-02-23 10:02) 

アキラ

コメントしづらい各記事に付いて、たいせいさんの英断と、筆をお執りになる勇気に対してまずナイスを・・・・

私の父は全国紙の朝○新聞記者でした。
だから人よりも余計に報道内容については気になる方だと思います。

今、私は朝○新聞を購読しておりません。
理由は「あまりに左に偏っているから・・・」

数年前に、ある朝○新聞記者と話す機会がありました。
その時に非常に親しいこの記者はこう言ったのです。「報道は国民を左に、左に誘導する義務がある」
こんな考えの記者が、政府を批判し、体制を批判し、国民を「ミスリード」していくのです。

報道に携わっていない者が、報道関係者をあれこれ言うのもどうかと思いますが、これが日本を代表する新聞記者の本音なのです。

2、3日前のニュース番組で、小泉総理時代と現在の阿部総理の閣議の模様を放映していました。
小泉さんの時代には、全員ビシーっとしていて、緊張感がありましたねー。
現在は、総理が来られても立たない人が居たり、私語を止めなかったり・・・

私はマスコミは、このように事実だけを伝えればいいのであって、判断は目にしたり耳にした国民に任せればいいと思うのですが・・・
by アキラ (2007-02-23 14:10) 

たいせい

 アキラさん、朝○新聞についての認識は私もほぼ同様です。
 ただ、この新聞社の地方記者には、思いの外素晴らしい記者もいると言う印象があります。

 4年前に衆議院の公開討論会に取り組んでいた際に主催者の一人として(その他大勢の方ですが)開催発表の記者会見を行い、各紙の記者を呼びました。
 確かその時来た記者が、中○新聞(ご存じドラゴンズの親会社地元新聞の90%以上のシェアです)・読○新聞、毎○新聞、朝○新聞、TV局数局(?)、通信社、etc.などそれなりに来ていただいたきました。
(西三河で最初の公開討論会だったことと、前回自民民主の一騎打ちで票差が数百票だったこともあって話題性があったようで、思った以上にいていただいたと記憶しています。)

 その記者の中で、一番マジメに取材していたのが朝○新聞でした。
 私たちのプレスリリースを鵜呑みにせず全候補者の裏を取ったり、その段階で立候補表明していなかった共○党候補者について、党の支部に確認して立候補者がある旨、そして公開討論会が有れば参加する気があるかどうかまで取材し、逆に私たちに状況を教えていただいたりする場面まで有り、「記者魂」のような物を感じました。
(それについての主催者の考えを再取材という形で、当然報道という立場での制約の中でのやり取りでしたが....。)

 珊瑚礁に自ら傷を付けて捏造記事を作る記者がいたり、私が出会ったような記者がいたりと、この新聞者については「玉石混合」と言う印象を持っています。

 遙か年上のアキラさんに言うのも恐縮なのですが、子を見れば親が解ると申します。
 お父様については、「記者魂」溢れる素晴らしい記者だったのではないかと拝察いたしております。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-02-24 11:55) 

hoihoihoi

ご自身のブログ、立派ではないですか。何処にコメントを書くのか分からず、往生しました。今後ともよろしくお願いいたします。
by hoihoihoi (2007-02-26 17:13) 

たいせい

 hoihoiさん、わざわざのご訪問 心より歓迎いたします。
 hoihoiさんのBLOG「どぢたどした」、扱われているテーマも非常に興味深く、独特の語り口調で、切り口も面白く、いつも楽しみに見させていただいています。

 こちらこそよろしくお願いいたします!
by たいせい (2007-02-26 17:29) 

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