SSブログ

高浜市議選「公開政策アンケート」、終結宣言!(統一地方選挙・公開討論会・議会・選挙) [公開討論会]

 4月22日に投票日も終え、無事に高浜市市議会議員選挙が終了いたしました。

 最終的には、前回の選挙結果との比較評価をして、今回の一連の活動で得たノウハウや反省を含んだ「事業報告書」の形で、このBLOGにいらっしゃる皆様にも公開するつもりでいますが、何はともあれ慌ただしかった1ヶ月を無事乗り切ることが出来ました。

 

 結果として「公開アンケート閲覧簿」は20カ所以上にのぼり、閲覧簿公開後のホームページアクセス数も1000アクセスを超えるに至り、温かい激励の言葉を数限りなくいただくなど、非情に充実した一ヶ月間でした。

 これは全て、同時にこれまでの地縁血縁を中心にした「ドブ板選挙」「名前連呼形の選挙方法」「地域や組織の利益代表的な選挙システム」「組織形選挙」に問題を感じ「政策本位の選挙」にご賛同下さった、高浜市民とこのBLOGを通して応援を寄せてくださった皆様のご協力のたまものであると、深く感謝いたしております。

 「本当にありがとうございました!」

 

 まだ、「公開アンケート」が「投票率」や「有権者の実際の投票行動」にどれだけ影響があったかの分析が出来ていませんが、投票率こそ前回を下回ったものの、前回の市会議員選挙が市を二分する県議選の直後で高投票率であったことを鑑みれば、市会議員選挙の県内平均投票率57.73%を5%上回る「62.8%」であり、それなりに意義はあったのではないかと考えています。

 また、投票率などの数字に結果は表れなくとも「立候補者に政策を言わせた」(ともすると政策を全く言わずに選挙を終える立候補者もいたはずです)という部分と、数は少なくとも「政策で誰に投票するかを決めたいと考えている有権者に選択材料を提供できた」というだけでも、それなりに価値ある活動だったと私個人としては考えています。

 

 活動中の嬉しかったエピソードも幾つもあり、周知チラシを持って行ったら このBLOGや周知に使った掲示板などを見てすでに知っている方がいらっしゃったり、HPからダウンロードした画像データを印字して独自に「閲覧簿」を作成し社員や来訪者に見せていらっしゃったとある建設会社があったり、数限りのない応援の言葉もいただきました。
(公開されたアンケート結果を見て投票者を変えた等の話も、実際に何人かからうかがいました。)

 何よりも、アンケートを発送した全ての立候補予定者から回答がいただけ、それも記入いただいた内容が真剣に考え抜かれた真摯な内容だと感じられ、一枚一枚のアンケート結果をめくりながら不覚にも涙がこぼれ落ちました。

 

 さて、これからは私たちの一票一票が無駄でないことを当選した議員の先生方に見せていただく番です。

 公開アンケートに書かれた内容に責任をもっていただこうと、アンケートに回答いただいた全ての立候補者に、告示前に「アンケート閲覧簿」を送付してあります。

 今回の高浜市市議会選挙においては、おそらく私たちの作った「アンケート閲覧簿」がもっとも各立候補予定者の「政見」なり「政策」が最も書かれているものだと思います。

 議会内部の議員間の監視機能を当てにすることには成りますが、選挙終了後「アンケート回答」の実施を担保すべく、私たちが考えた方策です。

 言いっぱなしの「選挙公約」から、実現を眼中に入れた「マニフェスト」への橋渡しになれば幸いだと思います。 また、HP上でダウンロードできる閲覧簿についても、しばらくの間(出来れば次回の選挙まで)そのまま公開を続けるつもりです。

 私たち高浜市民自身が、議員それぞれの政治活動をチェックすれば、4年後にはもっと素晴らしい選挙が行われ、より良い高浜市になるものと信じています。


 (なお、近日中にこの活動についての事業報告書を作成し、ここと公式HPとで公開するつもりでいます。)

 

PS.
 しばらくの間、この活動の関連記事ばかりで、大変重苦しい記事ばかりで申し訳ありませんでした。

 私自身、「親ばかネタ」「業界ネタ」など軽いタッチで書きたくて、うずうずしていますのでお楽しみに....。

(家庭や仕事を蔑ろにしていたので、リハビリに少し時間がかかるかもしれません?)

 

 もっとも、この心地よい「達成感」にしばしの間漬かっているかもしれません....。


 

  お礼の言葉を書かせていただき、選挙結果の公開と併せて、ホームページを更新しました。

 暫くしてからになりますが(1ヶ月くらい)、事業報告と、今回の活動を通して得られたノウハウなどを含んだ「誰にでも出来る『公開政策アンケート』 マニュアル」を載せて、ホームページを再度更新するつもりです。

「高浜市で政策本位の選挙を進める有権者の会」公式HP(政策アンケート回答結果・選挙結果 公開中)
http://takahama.ex21.net


 

  選挙後、朝日新聞の全県版で、私たちの活動を総括していただきました。
 (新聞掲載は、最終的に3紙・8記事にのぼりました。)

  私たちにとって多少厳しい報道ではありますが、明日への糧(かて)とするためにあえて紹介させていただきます。

 次回以降、必ずリベンジしなければ!

 4月24日 朝日新聞


「公開アンケートに関する過去記事一覧」

3月16日 高浜市議会議員選挙「公開アンケート」、キックオフしました。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-16

3月27日 「高浜市議選アンケート」プレスへの情報発信を行いました
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-27

3月30日 「市議選公開アンケート」新聞2紙で取り上げられました!:4/11追記 3紙になりました
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-30

4月2日 昨日「鯉のぼり」をあげました。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-02

4月11日 市議選「公開アンケート」回答率100% 無事公開までこぎ着けました!
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-11

4月21日 明日は投票日、棄権は白紙委任です。必ず投票に行きましょう!
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-21

 


 

「普通の市民に出来る政治参加」

1月30日 選挙の棄権は大人の行動ではない!(愛知県知事選マニフェスト)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-01-31

2月5日 投票率が下げ止まった!(愛知県知事選挙:マニフェスト)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-02-05

4月4日 誰でも出来る政治参加「マニフェストをもらいに行こう!」
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-04

 


 

「公開討論会」

8月12日 地縁・血縁・ドブ板選挙は嫌!(自分で出来ることを、自分でしよう!)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2006-08-12

 

にほんブログ村 政治ブログへ ← クリックお願いします!

 日本ブログ村のランキングに参加してみました。
この記事を見て良い記事だと思われたら、上の「政治ブログ」バナーをクリックしてください。

 


nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(6) 
共通テーマ:ニュース

nice! 4

コメント 6

確かに風向きは変わっている、と思います。
でも・・・強く吹いて風車を強く回すまでには中々しんどい道のりのようですね。
本当にお疲れ様でした。続ければ変わる。これだけは間違いないでしょうから。
by (2007-04-26 13:11) 

たいせい

 STASLTHさん、かけた時間とかかったマンパワーから見ると想像を遙かに上回る成果だったように思います。
 まだまだ先はありますので、後戻りせずに前進したと言うことに意義を見出しています。
 後戻りさえせずに進めば、いずれは素晴らしい未来があるはずです。

 産経新聞の記者BLOGに、票読みについての興味深い記事を見つけました。
 基礎票に上乗せされるのが浮動票で、それによって当落が左右される。
 私たちが関わった仕事は、その浮動票をもった無党派層の投票行動に政策という選択肢を与え、投票率を上げることだと改めて認識しました。

票読み的中。国立市長選と小金井市長選。-東京23区「外」通信イザ!
http://yamamotot.iza.ne.jp/blog/entry/157611/
by たいせい (2007-04-26 14:31) 

アキラ

政策よりもまだまだいまの日本は、地縁が勝っているのかも知れません。

継続は力也・・・今、はっきりこの言葉の意味を読みとることができていらっしゃるのではないでしょうか?
4年後更には8年後更にもっともっと先を見つめて、長い船出をなさったように感じます。

日本一よい市、「高浜市」を目指して、今後も『継続』されんことを・・・
by アキラ (2007-04-28 09:44) 

たいせい

 アキラさん、実は私も「選挙が好き!」で、次回はどこかの選対で「政策本位の選挙戦をやろう!」などとのたまわっているのかもしれません。
 特定の候補者がこの考え方で選挙戦を展開して、浮動票を獲得、基礎票をかなり上回る高得票数を上げれば、その次の選挙では他の陣営にも伝染していくはずだと思っています。
 ひょっとしたらそちらの方が早道なのではないか?とも考えています。
(その場合、誰かが後を引き継いでくれる仕掛けを作っておこうと、今回の活動中に少し仕掛けもしてあります)

PS.
 昨日聞いた話ですが、「政策アンケート」には議員定数削減賛成と読み取れるのにもかかわらず、「俺は反対だ!」と明言した当選者があったそうです。
 選挙後一週間も経っていないにもかかわらず、この為体。
 もし事実ならば、私としても戦わざるを得ません!!
by たいせい (2007-04-28 10:25) 

nina

お疲れ様でした。
62.8%って数字は羨ましいです。
こちらは47%を切っているのに「そんなに低くなかったな」なんて言ってるくらいですから・・・。
当選したらば早速前言を翻す候補者はイケマセンね。
私ならネット上で(以下自粛
by nina (2007-04-29 21:42) 

たいせい

 ninaさん、私の住む高浜市でも投票率は確実に下がっていっています。
 一説によると、投票者数はあまり変わっていないけれども、トヨタ系の関連会社の好況で人口増加があり(小さな市ですが愛知県で一番の人口増加率です)、その人達が投票所に足を運ばず結果として投票率が下がっているとのことです。
 住みにくい街になったら、よそに移ればよいと思う人の増加なのかもしれませんが、悲しくなります。

 nice! &コメントありがとうございます!

PS.
 公約違反については、断固戦うべく作戦を練っています。
by たいせい (2007-04-30 11:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 6

Locations of visitors to this page

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。