「シナトラと山本家(大切なものを残していただきました!)」シナトラの高浜紀行-エピローグ [「日本人なら瓦屋根」プロジェクト]
「シナトラ高浜紀行-前・後編」の2本の記事で、18日の一連のシナトライベントの様子を書かせていただきました。
シナトラ高浜紀行-前編:「シナトラ、園児と踊る」「サイン会」「表敬訪問」
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-10-25シナトラ高浜紀行-後編「ライブ本番、瓦のまち高浜おおいに湧く!」「打ち上げ」
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-10-30
翌19日は公式行事は全く無しのプライベートでの「瓦のまち」高浜探訪で、私の妻や子供達とシナトラメンバーの合計9人で前日ライブを行ったかわら美術館前 森前公園辺りを中心に「鬼みち」を歩きました。
この二日間は、私にとって素晴らしく楽しい時間であったと同時にうちの子供達にとっても印象深い出来事であったようで。
エピローグとして最終日の様子と、その後シナトラ一色に染まったの山本家について書かせていただきます。
翌朝午前10時、妻と3人の子供を車に乗せてシナトラの宿泊しているホテルに迎えに上がり、昨日ライブを行った「かわら美術館前-森前公園」に向かいました。
(我が家のスタンスはイベントには家族参加が原則で、昨日もよしいけ保育園はもちろんのこと、サイン会やその後のライブも一緒に楽しみました。:今回のような私のイベントだけでなく、妻の習い事関係のイベントも家族参加です。)
ここの目的は、会場入りして直ぐ高台に見えていた観音寺の巨大観音像です。
直下で見る観音像&昨日のリハーサル
観音寺は一般的に社寺仏閣で使われている「いぶし瓦」ではなく「塩焼き瓦」と言われる赤い瓦が特徴で、塩焼きの飾瓦が屋根に乗っているだけでなく周辺に実際に塩焼き瓦を焼いた窯が残してあったりします。
塩焼きの飾瓦&当時の窯
ライブ会場だった森前公園も、現代の鬼師(鬼瓦職人。鬼板師とも言います)が焼いた様々な瓦素材を使った装飾が公園内に施されていますし、隣接のかわら美術館には巨大な鯱があったりします。
長女「青葉」&長男「立夏」&ウチヤマさん&ワラガイさん
シナトラの皆さんはうちの子供達と進んで絡んでいただいており、子供達も「日本人なら瓦屋根」を歌っている「シナトラ」から、急速に「シナトラのお兄ちゃん達」として接するようになってきました。
鬼のオブジェクトとクロイワさん 「どっちが怖いかなー!?」
巨大な鯱 ワラガイさん:「頭が入るかな?」、娘:「食べられちゃうよー!?」
高浜の街並みを眺めながら天狗の飾瓦のある塩前寺まで「鬼みち」を進みます。
天狗の飾瓦
こんな立派な鬼瓦も乗っています
一旦車に乗り、車でコースを逆行し、巨大鬼面鬼瓦のある「鬼みち」の起点「高浜港駅」まで足を伸ばします。
巨大鬼面鬼瓦の前でシナトラメンバーの記念撮影
記念撮影にはわが子達も割り込み、ご迷惑をお掛けしました
暫く佇んでいるうちにお昼となり、近くのトンカツ屋で昼食を済ませ「またの再会」「高浜来訪」を約束した後、道に迷わぬように広い道まで少し私の車で先導して、いよいよお別れです。
国道に出て別れ道の交差点で私の車は右折車線に入り、信号が青になったら際にシナトラの皆さんの乗った車を右折車線で見送ります。
当然窓は全開。うちの子供達は窓から体を乗り出して大きく手を振り、
「サヨウナラー!」「サヨウナラー!!」と見えなくなるまで何度も繰り返しました。
そしてその直後、5歳の長女「青葉」に大きな変化が起こります。
な・な・なんと、顔をクシャクシャにして号泣。
「シナトラのお兄ちゃんたち、行っちゃったよぉ....。」
3歳の弟「立夏」も姉に引き込まれたか?、何やら寂しげな顔です。
私と妻ははじめ娘がなぜ泣いているのかよく解らずしばし顔を見合わせていましたが、やがて状況を察すると娘に「シナトラのお兄ちゃん達はまた来てくれるよ!」「頑張ってまた呼ぼうよ!」と声を掛けますがなかなか泣きやみません。
30分ほど経ったでしょうか?娘が「本当にまた来てくれるかなー?」と声を出し、「絶対来てくれるよ!」と私が答え何とか事は治まりました。
シナトラサイン色紙:「山本大成一家様」がミソです
私にとって非常に濃密かつ、シナトラのメンバーの人柄に魅了された二日間だったのですが、娘にとっても、前日の「よしいけ保育園」から始まるこの二日間はとても大きな二日間だったようです。
いや、「シナトラが来るよ!」と一ヶ月以上前から言ってありましたし、保育園での「日本人なら瓦屋根」のダンスの練習なども含めると娘にとっては濃密な数ヶ月で、それが終わってしまったと受け取っていたのかもしれません。
そして、実際に来たシナトラのメンバーが大変素晴らしく魅力に満ちた方達で、娘自身が友達や保育士の先生達と同じように身近な存在として感じるようになったにも係わらず、お別れがやってきてしまった事に対して感情がほとばしり出た様にも思いました。
(数日後、「シナトラのお兄ちゃんと結婚したい!」などと5歳でありながらませた発言も飛び出しました。)
持っていたCD「あっぱれ!!」にもサインをいただきました
妻も、「名古屋でライブがあったら絶対行こう!」とか「愛知県に来たときには、うちに泊まって貰ったら!」などとも言っています。
私もいずれ近いうちに何らかの機会でも作れれば、またライブを聴いたり、お逢いしたいと思っています。
(その為には、また高浜でのライブの機会が作れるのが一番良いですね!)
我が家に、そして高浜に、貴重な足跡を印してくださったシナトラの皆様
「本当に、ありがとうございました!」
「再会を山本家一同、心待ちにしています!」
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(その後の山本家)
その日から我が家の子供達は、「シナトラごっこ」で大騒ぎです。
シナトラごっこ
「日本人なら瓦屋根」のCDを掛けると、長男がクロイワさんの真似で和太鼓に見立てた腰掛けを叩きまくり、娘が前後で歌いながら件のダンスを踊ります。
子供達が「日本人なら」と言うと、私や妻が「瓦屋根ー!」と言わないと何時までも催促します。(「アメリカ人でも」「高浜人でも」ー「瓦屋根ー!!」バージョンも飛び出しています)
(話によるとステージの際に娘の隣で踊っていたAちゃんの家でも、同じような光景が繰り返されているようです。)
「日本人なら」、「瓦屋根っーー!!」
シナトラの皆さんから無事帰宅した旨のメールが来たと知らせる度に、子供達からは「読んでー♪」「読んでー♪」と矢の催促。
「私も手紙を書くー♪」と、字の書けない「青葉」と「立夏」は絵手紙を書こうとしています。
遅ればせながら近日中に、撮った写真のデーターと一緒に送りますので宜しくお願いいたします!
後、もう一点。
以来、写真を撮ろうと子供にカメラを向けた際のポーズが変わりました。
手を張り出して指先に力を込めて、シャッターが押されるのを待っています。
子供達に聞くと、「シナトラポーズ」だそうです。
CD「あっぱれ!!」の写真と比べてください
これら表面的なもののみに限らず、よしいけ保育園の園長先生とも話をしていた「日頃CD音源でしか音楽に接することのない子供達に、CDの後には生の作り手がいるのだと言うことを教えてあげたい!」や、「人と人とのつながりの大切さ」なども、子供達なりに何かを感じてくれたのではないかと思います。
我が家に本当に多くの「足跡」と「想い出」を残していただいたシナトラの皆様に、心より感謝いたします!
曲のタイトルではありませんが、「また会いましょう!!」
生後8月の次男「太陽」:この子の記憶には残らないだろうなぁ!?
PS.
近いうちに、「日本人なら瓦屋根」で子供達が踊った「よしいけ保育園運動会オープニングダンス 」「今回のよしいけ保育園での踊り」「LIVEで踊る子供達」の動画をUPしようと模索中です。
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お子さんたちもう夢中ですね。それだけインパクトがあったのでしょうね。またシナトラのキャラクタ-が魅力的だったのでしょうね。動画のアップ心待ちにしてます
by スミッチ (2008-11-01 12:31)
大成さん、丸美さん、青葉ちゃん、立夏くん、太陽くん、そしてこのブログを僕とおんなじようにいつも楽しみにしてるみなさん、こんにちは!
シナトラのボーカル、黒岩トキオです!
いやぁ、本当にうれしいです!
あんなにかわいい子供たちがシナトラのマネをしてくれてるなんて!
シナトラごっこ僕も一緒にしたいですよ~!(笑)
シナトラポーズも完璧です!
俺よりもかっこいいくらい!(笑)
また、必ず歌いに行きますから待っててくださいね~!
今月の8日土曜日には、「日本人なら瓦屋根」の発祥の地でもある
福島県いわき市でライブしてきますが、
みんなに瓦ダンスを教えてきますからね~!!!
本当に素敵なブログをいつもいつもありがとうございます!
また泣きそうになってしまいました(笑)
それでは、また!
シナトラ ボーカル、和太鼓、男前担当、黒岩トキオ
by トキオ (2008-11-01 23:28)
大成功 おめでとう
子供達も大喜びでなによりです。
シナトラの皆さんのお人柄もあるんでしょうね。
応援したくなります。 本当にお疲れ様でした。
by sachi (2008-11-01 23:38)
シナトラ熱は冷めるどころか、熱くなるばかりのようですね。
毎年恒例になって、「日本人とはどうあるべきか」を考える場になるといいですね。
by こう (2008-11-02 17:15)
娘さん、よっぽどシナトラの皆さんの事を気に入ったんでしょうね。
二日一緒にいただけで泣いてしまうなんて。
と、コメント欄を読むと、シナトラさんではありませんか。
良いライブになって良かったですね〜。
by nina (2008-11-02 22:00)
スミッチさん、今回どうせ慌ただしいことになるのが目に見えているのだからと、私一人ではなく、妻を始め家族を巻き込んで事に当たったのが予想以上の大成功でした。
子供達もノリノリでしたが、妻も思いの外楽しんでくれて、山本家としても記憶に残るイベントにすることが出来ました。
「イベントは、家族総出でやると楽しさも何倍になる。」
今回良い経験をさせていただきました。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-11-03 08:50)
黒岩トキオさん、先日の高浜ライブは我が山本家に、かくも大きな足跡を印しました。
長男の立夏は、「男前」と言う言葉をいたく気に入ってしまったようで、これまで褒め言葉として使っていた「あっぱれ」以上に、「男前!」言うと表情が緩んでニコニコし、照れくさい表情を見せています。
昨夜も青葉は、「シナトラのみんなに手紙を書く」と広告の裏側に色鉛筆で悪戦苦闘していました。
私以上に妻をはじめとする家族の皆は、シナトラの皆さんとの再会を楽しみにしています。
(こんな雰囲気を日本中の子を持つ家庭に伝えられると、メガヒットになるのでしょうね。)
必ずや!再会が果たせるように、次なる仕掛けを仕込まねば!!
本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!
PS.
諸般の事情で遅くなってしまいましたが(この記事を書くのも思いの外時間が掛かってしまう申し訳ありませんでした)、写真のCDを数日中に送付させていただきます。
by たいせい (2008-11-03 09:13)
sachiさん、まだ多少は余韻に浸っておりますが、この記事を書き終えてようやく今回のイベントが私の中で終わったように感じています。
これほどまでに印象深いイベントとなった理由には、今回お世話になった多くの方達の姿と、仰るようにシナトラのメンバーの温かみのある人柄に依るものではなかったか?と思っています。
是非、シナトラのいずれ紅白歌合戦出場の為にも、応援下さると嬉しく思います。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-11-03 09:23)
こうさん、当初「一人でも多くの方に屋根を見ていただく切っ掛けとなれば!」と取りあげだした「日本人なら瓦屋根」だったのですが、シナトラのメンバーと接触して今回実際に数日を一緒に過ごさせていただき、なんだかそれだけではないように感じるようになりました。
当初私が「こんな曲があるから何かで使っていただけないか?」と様々な方達に声を掛けさせていただき、それぞれの立場の方達がそれぞれの考え方で同じ曲を聴いても、様々な捉え方や考え方・使い方があるのだと言うことを知り、
後半は私の方もそれを楽しみ、お任せした方達がどんどん枝葉を伸ばしてくださる様が例えようのない愉悦になっていきました。
これをよりヒートアップさせた形で次なる展開に繋がると良いのですが、さてどうなることでしょうか?
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-11-03 09:42)
ninaさん、一人の父親としても、「子供達に何かを感じさせられる」イベントに参加させる事が出来たというのが嬉しくて成りません。
私が忙しくなることによって子供達に疎外感を持たせたくないとの思いもあって意図的に巻き込んでいった事が、今では子供達の方がシナトラファンになりました。
妻にしても、これまでは一応の理解は示しつつもどこか距離を置いてきた「まちづくり」関連の私の取り組みにも、これを切っ掛けにかなりの理解を示してくれるように成ったのではないかと感じています。
(市議選の公開政策アンケートの時は、実は少し辛い局面もありました。:もちろん理解して貰っていましたが...。)
イベントは、家族総出がやはり楽しいと、私自身が強く感じています!
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-11-03 09:56)
うわ!素晴らしいイベント、楽しい時間になりましたね。
こういうの、絶対に子供たちは忘れません。うちの娘たちもそうですから。
親として、とてもいいことをしましたね。
尊敬です。
追伸 知立市での市長選・公開討論会行ってきました。あの時に語った我々の夢、脈々と息づいておりましたよ。
by STEALTH (2008-11-03 12:13)
STEALTHさん、私にとっても、家族にとっても、本当に記憶に残るイベントになりました。
そして、この物語の続編が書けるように、またシコシコと仕込みを始めねば!?、と言う気持ちになってもいます。
知立市長選の公開討論会、後輩達の手によって立派に執り行われたとのこと、おめでとうございます。
私たちが先鞭を付けた事業が脈々と伝えられ、継続されていくというの半とも言えず嬉しいものですね。
高浜の場合は、3年前の市長選で公開討論会が諸般の事情で不成立となり、来年の市長選ではそれが現役のトラウマになっている雰囲気を感じています。
何とか後輩達の手で、実現させてくれるものと信じてはいるのですが...。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-11-04 14:32)
シナトラ ボーカル、和太鼓、男前担当、黒岩トキオ なんて、メッセージの書き込みもあったりして・・・凄いことですね^^
太陽君の記憶には残らないでしょうが、彼にはまた新たな記憶が作れますから^^
by アキラ (2008-11-06 14:39)
アキラさん、当面表に出ての活動は難しくなっていますが、今回何人かの業界関係者に、たった一人の活動でも情熱を持って信念の元に進めば、多くの人の賛同も得られこんな形を作ることは可能なのだとの話をしています。
今回のイベントについては、出来ない理由を探すのではなく、どうやれば実現できるかを考えた結果なのですが(当然、賛同者が何人も現れてくださったことが成立要件でした)、初期の段階から家族に雰囲気を伝えて一緒に取り組んだことが(ダンスの振り付けなど)、今回の子供達や妻の反応に繋がったようにも思っています。
本当に、幸福で豊かな時間を家族と共に過ごせました。
これで終わりにするのではなく、アキラさんの仰るようにさらなる想い出に残る「次なる花」を咲かせなくては!
(その為にも、体制の整備に注力します)
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-11-07 08:56)
キョーレツで、優しく温かいお客さんでしたね。
子供たちの表情に表れています。
本当にお疲れ様です。
この成功は、次回への糧になりそうですね。
by mike (2008-11-08 16:18)
mikeさん、「一人でも多くの方に瓦屋根を見上げていただく切っ掛けになれば!」との当初の動機を超越して、家庭的にも私個人としても本当に楽しかった二日間でした。(一番楽しんだのは当の私自身だったでしょうね。)
「瓦業界への最後の恩返しになるかもしれぬ」との思いで進めてきましたが、これほど上手くいくと欲が出てしまっています。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-11-11 15:15)
お久しぶりです。
スゴイことになっていますね!
小さいときに間近でライブを見れるなんて、
お子様にすごいインパクトを残すこと間違いなしですね。
シナトラごっこ、楽しそうです♪
by mugitea (2008-11-17 12:31)
mugiteaさん、イベントには家族はおろか知り合いを全て巻き込むと言うスタンスで取り組んだ結果、こんな事になってしまいました。
(妻のイベントや子供達のイベントにも、進んで巻き込まれます。)
こんな状況を期待してやったわけではないのですが、我が家にとって実に素晴らしいことだと、いまだにシナトラごっこに明け暮れる子供達の姿を見る度に思います。
(長女は、昨日も「シナトラのトキオ君と結婚する」などといまだに言っています。)
こんな家族の反応が得られるのならば苦労のしがいもあったと(家族だけではなく係わっていただいた方達の反応も良かったです)、満足している今日この頃です。
nice! &コメントありがとうございました!
by たいせい (2008-11-18 15:35)