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地元氏神様への今年の初詣&靖国神社遙拝所(2009年正月) [あいさつ]

 12月31日から妻の実家の山陰で正月を過ごし、1月4日に地元愛知県-高浜市まで帰ってきました。

 事前の天気予報では31日から4日まで妻の実家は終始雪の予報でしたが、終始気温が高く雪が降ったとしてもグズグズの湿った雪で道は全てシャーベット状のほとんど水たまりのような道で、子供達が風邪気味だったこともあってほとんど外出できず、例年行く妻の実家周辺の初詣に出かけることが出来ず、地元に帰った5日にようやく初詣することが出来ました。(子供達の長靴を持っていかなかったことを後悔しました。)

 今年最初に書く記事として、例年のように初詣について書かせていただきます。

(前の記事は昨年中に書いておいた記事を予定稿投稿していますので、実質この記事が最初の記事です。:妻の実家の記事は、後日別に書きます。) 

IMG_0179.jpg IMG_0156.jpg

 


 初詣が1月5日にまで遅れてしまったのは、結婚以来初めてでした。

 5日は仕事はじめの日でもあり(とはいっても会社の整理中ですので急ぎの仕事があるわけではありません、急ぎの仕事は昨年中に片付けてあります)、午前中会社に出て何とはなしに身の回りの仕事を片付けた後、一旦家に帰って子供達を車に乗せて初詣に出発です。

 IMG_0147.jpg 地元氏神様の高取神社で記念写真

 まず行った先は地元氏神様である高取神社で、こぢんまりとした神社でもあり さすがに5日ともなると参拝者はほとんど無く、その分ゆったりとした初詣となりました。

 この神社もお祭りの際などには「駆け馬神事」(地元では「おまんと」と呼ばれています)などがあり、結構賑わうのですが、私たちがいた間に他の参拝者は一組しか無く、本殿の前も他人を気にすることもなく写真は好きなように撮り放題でした。

高取神明宮(高取神社)
 

 


 

IMG_0150.jpg 春日神社前での記念写真

 次いで向かったのが、同じく高浜市内の「春日神社」(大山公園)。

 この神社はこのBLOGでも何度か取りあげている「鬼みち」の終着点で、陶器製の狛犬や大だぬき像・乃木将軍像、他にも特徴のある鬼瓦や飾瓦などもあり、私にとっては昔住んでいた家の氏神様であったことで子供の頃から慣れ親しんできた神社です。(厄年の厄落としや子供達の初宮の祈祷も、この神社で行いました)

シナトラ高浜紀行-前編:「シナトラ、園児と踊る」「サイン会」「表敬訪問」

次男のお宮参り(初宮)&餅つき&長男の散髪

 

 春日神社の方はさすがに高浜市で一番大きな神社でもあり、5日になっても参拝者が絶えません。

 元々あった「春日神社」に参拝した後、隣の「八剣社」にもお参りし、無事初詣を終えました。

春日神社(大山公園:大山緑地)

 


 

IMG_0179.jpg 春日神社本殿横の靖国神社遙拝所

 そしてこの神社に来る度に毎回必ず参拝させていただくのが、本殿隣にある「靖国神社遙拝所」。

 こういう書き方をすると、右だの左だの、戦争賛美だ戦争反対だなどとの話と混同されるかもしれませんが、私の意識の上では自分の血族を含む先人が「後の世に生きる私たちのために闘い」そして戦没された方達が祀られているわけで、その方たちに「あなた方諸先輩方のことは忘れません」「おかげで私たちや私たちの子供達が今ここに生きさせていただいている」と言うことを伝えたいとの思いで、純粋に頭を下げさせていただいています。

 毎年ここに参拝する際には、我が子である私の母を見ることもなくフィリピンで戦没した祖父の事を思い、子供達に向かって以下のように話しかけながら参拝する習慣を我が家では定着させました。

「おばあちゃんのお父さんが昔、私たちのために自ら戦地に赴いて戦ってくれたんだ!」
「そして亡くなってしまったけど、神様になって私たちを見守ってくれているんだよ!」

 最近歴史が知識や理念の上で語られることが多いと感じていますが、現実には全て数代前の自らの血族や地域の諸先輩方が実際に身を以て経験したことであり、歴史と自らを繋ぐこの種のエピソードを子供達にちゃんと話しておいて先人の苦闘を理解した上で、自分たちが成人した際には「自らが歴史の当事者」なのだという意識を育てておくことはとても大切なことだと思っています。

 もちろん今は理解しているとは思いませんが、将来歴史を学校などで学ぶようになった際に「あの時父ちゃんが言っていたのはこういう事だったのだ」と考えられる切っ掛けだけでも作っておきたいし、それが「命の繋がり」を教える事の一部だと思っています。

(善悪の判断は当人がする以外にないので、押しつけるつもりは全くありません)

 

(昨年以前の関連記事です)

今年の初詣&靖国神社遙拝所

地元神社の靖国神社遙拝所続報&護国神社の祠(初詣)

地元の神社の靖国神社遙拝所

 

 


 

 さて所定の参拝を済ませた後は、しばし春日神社内の公園施設で久々の家族水入らずの時間を過ごしました。

IMG_0156.jpg IMG_0163.jpg

IMG_0169.jpg 珍しく「父ちゃん」&次男「太陽」です。(妻の撮影)

 

 あともう一つ、節分前の1月中に毎年伊勢神宮へも家族で初詣に出かけるようにしています。

 なんと昨年は、私が子供達の靴を家に忘れてしまい家族を車に置いておき私一人が代表して参拝するなどという大失態を演じてしまいました。

 雪辱を兼ねて、今年ももちろん伊勢神宮にも初詣に出かけるつもりをしています。

 さて、どうなることでしょうか?

嗚呼、痛恨の「伊勢神宮参拝」!? 

 

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スミッチ

今年は家族そろっての伊勢神宮へ初詣ですね


by スミッチ (2009-01-06 22:53) 

plusgate

あけましておめでとうございます。伊勢神宮には僕も暖かくなったら行くつもりです。靴以外の忘れ物がないようお気をつけて(^-^)/
by plusgate (2009-01-07 03:19) 

たいせい

 スミッチさん、験を担ぐわけではないのですが、昨年上手くことが運ばない際には年初の伊勢神宮参拝でミソを付けてしまったからかも?など、余分なことを考えたこともあったのが事実です。
 年中行事が何かの都合で上手くいかないと、それも年初のことだとなんだか妙に引きずってしまいます。
 今年こそはミソを付けることなく満を持して伊勢神宮に行こうと、家族とも話をしています。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-07 08:49) 

たいせい

 plusgateさん、やはり去年の「痛恨の伊勢神宮参拝事件!」は子供達の心にも残っているようで、「お伊勢さんに行くぞー!」と話をしたら「今度は靴を忘れないでよー♪」との答えが即座に返ってきました。
 とは言っても一年を経て子供心には「楽しかったエピソード」になったようで、笑いながらだったのが救いなのですが...。
 今年こそは、靴もジャンバーもおにぎりもカメラも手袋も靴下も毛糸の帽子もお賽銭も忘れることなく、満を持して向かおうと心に決めています。
(それでも何か忘れてしまうかも?)

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-07 08:57) 

yanasan

今の平和な日本があるのも戦争で犠牲になった方々のお陰と言っても過言ではないと思います。
by yanasan (2009-01-07 20:55) 

toyo

>私の意識の上では自分の血族を含む先人が「後の世に生きる私たちのために闘い」そして戦没された方達が祀られているわけで・・・・

おっしゃるとおりだと思います。
うまくいえませんが、退屈な日常こそが平和なのだと思います。
この平和を獲得するために、かって膨大な犠牲が払われたことを忘れないようにしなければ・・と思います。

今度はくれぐれも子どもさんの靴をお忘れにならないように・・(あっ、余計なことを。失礼しました。笑)



by toyo (2009-01-07 22:08) 

kappa

私は転居が何度もあり、慣れ親しんだ神社というのは子供の頃住んでいた地域にしかないので、羨ましいです。

by kappa (2009-01-07 23:03) 

sachi

元旦0時を回ってから地元氏神様へ参詣に行きました。
熱田さんの混雑した初詣に比べ驚いたことが・・
整然と並んでいるではありませんか・・
2・3人ずつ心ゆくまでお参りしているのです。
ご利益がありますよ との声が。 お神酒・甘酒をいただきました。
地域に根ざした氏神様を大切にしたいと思いました。
by sachi (2009-01-08 13:57) 

nina

初詣はやっとかないと落ち着きませんよね。(笑
私は熊本で子供の頃から慣れ親しんだ神社へ家族と初詣に行き、伊丹に帰ってきたその足で地元の神社にも行ってきました。
特に信心深いわけではありませんが、年頭に神様に挨拶しとかないと落ち着かないんですよね。
by nina (2009-01-08 16:49) 

STEALTH

私も県庁近くの愛知護国神社に参拝に行ってきます。この時期の恒例です。
by STEALTH (2009-01-08 23:22) 

たいせい

 yanasanさん、かつての戦争は血族を含めて自分自身の身の回りで起こっていたことだという認識が非常に低いと感じています。
 これというのも世代間の伝承が途絶えたことが原因だと思い、我が家ではこんな形で子供達の世代に伝えたいと思っています。
(私は戦没した祖父の弟である大叔父から、何度も聞かされて育ちました。)
 自分自身が今を生きることは「歴史を作っていく事」だとの意識と、連綿と続く「命の繋がり」という意識を、を体の中に入れて子どもには育って欲しいと思っています。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-01-09 12:35) 

たいせい

 toyoさん、うちでは理屈の上の歴史を教えるつもりは余りありませんが、「伝承としての歴史」を子供達の頭の中に幾つか放り込んでおこうと思ってこんなやり方をしています。
 最終的な価値判断は成長した時点でそれぞれ自分で行えばよいし、自ら掴んだモノでない限り意味がないとの考えで江戸時代の話などもやっています。
(江戸時代のご先祖様はこうだったとか、大恐慌で電気を止められた話とかも。)
 親の思うように進んでくれればよいのですが、いったいどうなることでしょうか?

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-01-09 12:43) 

たいせい

 kappaさん、うちの場合父が結婚前に住んでいたのは高浜ではなく、家族の初詣を通して高浜の神社が私の氏神様になりました。
 そして今住んでいるのは高浜市内ではありますが、子供の頃から慣れ親しんだのとは違う氏神様のエリアであり、子供達にとってはそちらの方が慣れ親しんだ神社になるのではないかと思っています。
 思うに結婚して違う地域に住む女性の場合、氏神様に対する思いはまた違うのでしょうね。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-09 13:52) 

たいせい

 sachiさん、大晦日-元旦の午前0時付近の神社の様子は、何とも言えないモノがありますね。
 私も数年前には厄年の厄落としで神社側の接待を経験して、その時間帯の神社に無性に行きたくなります。
 ただ、子供達が小さすぎてまだ難しそうなのですが...。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-09 13:57) 

たいせい

 ninaさん、仰るように正月になると初詣に行かないとどうにも落ち着きません。
 今年は妻の実家では天候と子供達の健康状態もあってなかなか出かけることが出来ませんでしたが、地元で済ませてようやく落ち着いたように思います。
 参拝者の少ない神社というのもなかなか味なモノですよ。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-09 14:03) 

たいせい

 STEALTHさん、愛知県護国神社というと事務所からもそう遠くなくしごとはじめも兼ねてと言う意味もあるのでしょうか?
 正月の初詣とお盆の墓参り、特にこの二つの年中行事はやっておかないとどうにも落ち着きませんね。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-09 14:07) 

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