保育園入園式&長女誕生日 「子供の成長とは?」 [「家族」とともに]
4月4日(土)は、長女「青葉」の6歳の誕生日。
ちょうどこの日に「青葉」と3歳の長男「立夏」の通う「よしいけ保育園」で入園式があり、今月から通うことになる1歳の長男「立夏」を連れて、家族で行ってきました。
門の前で記念撮影
今日の記事は入園式&「青葉」の誕生日について、そして子供の成長に関する親の係わりについて少し思うところがありましたので書かせていただきます。
入園式と言っても一学年の全てが新入学する小学校・中学校とは違い保育園の場合は各学年に少しずつ新入園者がいますので、実質的には始業式と変わりません。
またクラスも多少の変動はあるもののクラス替えのようなこともなく一クラスがそのまま上のクラスに上がるだけで(年少だけは二クラスに別れます)、やはり学校などとは少し様子が違います。
ただ私たち保護者としては担任の先生が替わるわけですし、何と言っても今回は「立夏」が未満児から年少組に上がりスモッグを着るようになったのと(これまでは私服)、「太陽」が初めてお母ちゃんの手元を離れて保育園に行くことになる事で、特に新鮮な気持ちでの登園でした。
庭での記念写真
娘の時にも感じたのですが、やはり初めてのスモッグは初々しくてとても新鮮でした。
「立夏」は嬉々として足取りも軽く保育園に向かって歩き出します。
保育園に着くとクラス毎に出欠を確認し、それぞれの部屋に別れます。
私たち保護者は担任の先生を受付の場所で確認してホールに入り式の始まるのを待つのですが(子供達はクラス毎にまとまって入場)、「太陽」は初めての保育園で保母さんに預けての式となります。
園長先生のお話(この先生がカワラダンスをやろうと言い出してくれました)
この保育園では毎回保育士の先生方による出し物が面白く、入園式では保育士の紹介と言うことで2~3名のクラス担任単位で寸劇を繰り広げてくれます。
今回も笑わせていただきました。
(どこの保育園でもやっているのでしょうか?:私はこれが楽しみで保育園に行っているような気がします。)
こんな雰囲気(保護者席は園児達の後)
式が終わり園児達が教室に戻った後で保護者の会の役員選出なのですが 、くじで妻が役員を引き当ててしまいました。
娘のクラスのホワイトボード
その後各クラスに別れて説明を聞くのですが、私が長女の担当・妻が長男の担当とあらかじめ話をしてあり、私は「青葉」のクラスに向かいます。(次男は預けっぱなしです。何せ私たちは二人しかいませんので。)
娘のクラスに入って私は話を聞いたのですが、娘の姿に目を見張りました。
他の子供達は先生が話をしている際にも遊んでいたり友達同士で話をしていたりする子が目立っていたのですが、「青葉」に関しては私が教室に入室する際にこっちを見て少しニコッとしたのみで、ちゃんと椅子に座りずっと先生の話を真っ直ぐ聞いています。
周りがざわついても微動だにしない様子は、なんだか健気でもありました。
娘は誕生日が4月4日と早いこともあって(小さな頃は早生まれと遅生まれでは同じ年齢でも全然違います)物わかりも良く様々なことが誰よりも先に出来るというのが自分自身の自慢で、その事もあって先生の言うことを素直に聞いて真面目に取り組む姿勢が生まれたようです。
ただ年中・年長と成長するに従い他の子供の方が自分よりも良くできることが幾つもできはじめ、娘なりには悔しい思いもここ数年来経験するようになったようです。
親としてもその様子には気がついていましたのでクラスの中での娘の様子が気になっていましたが、素直で真っ直ぐな様子が変わっていないのを見てなんだかジンとしてしまいました。
余話ですが、娘が自分自身を良くできると自覚したであろう時期から意識していたのは、「良くできるから、お前が好きだ!」とか「可愛いから好きだ!」等とは絶対に言わないことでした。
むしろ、「お前がバカでも可愛くなくても、お父ちゃんは絶対にお前のことが好き!」「可愛いから好きなのではなくて、好きだから可愛いんだよ!」「お前がお父ちゃんのことが嫌いになっても、お父ちゃんはお前のことが絶対に好きだからな!」などと言ってきたのが、これから成長するに従い生きてくるかもしれません。
こちらの方が解散になったので、預けっぱなしだった1歳の次男「太陽」のクラスに向かいます。
娘はと言うと、お父ちゃんに付いてくるよりも友達と遊ぶ方が楽しいらしく「私は遊んでいるから帰るときに呼んで♪」の一言を残し園庭に走っていきました。
(今後成長に伴いどんどん自分の世界を見つけていくと、こんな場面がどんどん増えていくのでしょうね。寂しくもあり、楽しみでもあり...。)
不安げな教室での次男「太陽」
次男のクラスに行くと、「太陽」は一人遊びをしていました。
実は入園式が終わり長女のクラスに行く前に少しだけ「太陽」の様子を遠巻きに様子を窺いましたが、その時も同じような様子でした。 (その時私と一瞬目が合ってその後暫く私を目で追っていましたが、近づいてはダメだと気づかないふりをして、娘のクラスに向かいました。)
初めて私たち家族を離れ知らない人の中で数時間を過ごしたわけで、最悪ワンワン泣きを想像していましたが最悪の状況には成らずに済んだようです。
ただ私が近づいてくるのを窓越しに確認したら、ものすごいスピードのハイハイで私の膝に乗っかり以後離れなくなりました。
長女でも長男でも経験しましたが保育園に預け始めると、数週間は送り届ける際にワンワン泣きになります。
「太陽」もこれから二週間、試練の時を迎えることでしょう。
家での「太陽」
子供が小さなうちは母親と過ごせる間を多くし愛情に包まれなくてはならない旨の話が、様々な育児書などでは多く言われています。
それ自体を否定するものではありませんが、私自身は両親共稼ぎで小さな頃から鍵っ子で過ごしてきました。
そして決して親の愛情に飢えることもなく、おかげさまで成人する事が出来ました。
専業主婦で子育てに専念できる環境で育てられた方達もそれなりにいらしたとは思いますが、実際の所そんな環境で育てられた人というのは必ずしも多くなく、ほとんどの方は我が家と同じように両親共に忙しく共稼ぎの中で育てられているはずです。
自分自身が育てられた環境から「自分の子供はこう育てたい!」との思いが生まれ専業主婦に憧れるのは理解できますが、実際には素直な子が育つかどうかとは係わりがないと感じています。
問題は両親と過ごす「時間の絶対量」ではなくて「質」の問題のはずで、これは多くの大人が実際に育てられた環境や我が長女「青葉」(0歳児から保育園でした)を見ても明らかだと思います。
「青葉」の誕生ケーキ
注文したケーキを取りに行って、その夜ささやかながら「青葉」の誕生日を家族で祝いました。
進級と誕生日を同じ日に迎えた「青葉」は、とても誇らしげに見えました。
この後、一息に吹き消しました
PS.
翌日曜日には誕生日プレゼント代わりの「いちご狩り」、そして子供の日が一月後にせまりましたので鯉のぼりのポール建てを行いました。
次の記事はその様子を予定しています。重めの記事も延び延びになっていますが書くのを忘れたわけではありません。
しばしの「親バカ記事」をお許し下さい。
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おめでとうございます。
親が子を育てるっていうのはウソですよね。
子が親を育てる、のがほんとだと思います。
私は子に育てられました。あっ、それから家内にも。
あはは、失礼しました。
by toyo (2009-04-07 09:15)
もう3人とも保育園なんですね。
『良くできるから・・・』のくだりは、
なるほどなと思います。
さすが先輩です。
勉強させて頂きました^^
by plusgate (2009-04-07 10:03)
toyoさん、仰るように「子を育てる」と言うよりも、子育てという行為を通して「自分が育つ機会を与えていただいている」と感じています。
(また自分自身が子供を持つようになって、初めて解った「親の愛」も幾つもあります。)
人間というのは、「人と人との繋がりの中で生かさせていただいている」に過ぎないのでしょうね...。
nice! &コメント、ありがとうございます!
PS.
妻にももちろん感謝です!
by たいせい (2009-04-07 10:29)
plusgateさん、『良くできるから・・・』のくだりは結構小さい頃から娘に言い聞かせていました。
ある時家でだらしなかった娘を叱ると、「保育園で頑張り過ぎてるから、家では頑張れない...。」との小さな声の言い訳に何事かを感じ、
「お父ちゃんは何でも出来てお利口さんだから青葉が好きなわけじゃないんだぞ!」
「頑張れる青葉はスゴイけど、絶対きらいにならないから無理はしなくても良いんだぞ!」と言ったのが最初の切っ掛けのように思います。
子育ては本当に、自分自身にとっても素晴らしい勉強だと感じています。
nice! コメント、ありがとうございます!
PS.
その手のことではこんな事もあります。
何かに失敗してしまったとき申し訳なさそうな顔をする子供達に対して(おもらしなど:親よりも自分自身が一番気にしています)、萎縮させすぎてはいけないと思い呵るのではなく、
「今、○○の練習中だよな?」
「上手くできないのは当たり前、お父ちゃんだって何回も失敗してたんだぞ」
「最初から上手な人なんてどこにもいなぁーい!」
「気にしない!、気にしなぁーい!!」
などとやっています。
by たいせい (2009-04-07 10:50)
青葉ちゃんのお誕生日おめでとうございます。
私と1日違いだったんですね!(私は4月3日生まれです)
子供には色んな事を言いながら育てましたが、今はぜ~んぶ忘れました。でも、息子はご覧の通りに育ちましたので、「まぁ、間違ってはいなかったな」と思っています^^;
by アキラ (2009-04-07 11:44)
☆ステキな家族!
うらやましいです♪
by ijimari (2009-04-07 12:35)
アキラさん、「青葉」が生まれて一年して保育園に入れようとした際、まだ0歳児クラスでしか入園できないことに気づきしばし呆然としましたが、アキラさんは一日違いで学年が変わっていたのですね。
私は3月生まれで(13日の金曜日で仏滅だったようです)、小学校3~4年生くらいまで同じ学年の子供達に比べ成長が遅がちだったようで、その後小学校を卒業する頃には大きい方になっていました。
ただそれ以前にマイペースな自分の性格(学業の成績など不毛と開き直るような)が出来上がってしまっていたようで、生まれ月が子供の性格に係わるのだと言うことを今回子供を通して学ばせていただいています。
うちも子供の成長後、、「まぁ、間違ってはいなかったな」と言える子育てがしたいものです。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-04-07 12:41)
ijimariさん、私自身は横着者で何か事が起こらないと腰が上がらない性格なのですが、妻や素直な子供達、そして保育園の先生方のおかげでドタバタしながらも何とか子育てをやっています。
子育てもなかなか楽しく、日々の刺激にも事欠きません。
結婚して素敵な家庭を持ち子供をバンバン産んで、私が後期高齢者になったときに年金財政を支えてください!(失礼いたしました。)
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-04-07 12:55)
おめでとうございます 親も子も一緒に成長ですね
by yanasan (2009-04-07 20:53)
yanasanさん、子供達とも良く話をするのですが「娘が生まれたおかげで、私はお父ちゃんになれた」「長男が生まれたおかげで、二児のお父ちゃんになれた」わけで、私も今回ようやく「お父ちゃん学校」の年長組に進級することが出来ました。
毎日毎日変化が起こり、刺激に事欠かないのが子育てですね!
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-04-07 21:32)
子がたくさんだと^^なにかと大変っす^^ がんばりましょう!
by denn (2009-04-07 22:10)
おめでとうございます。子供の成長は、親が思ってるよりは早いし、予想以外の出来事もあったりして、大変な時期もあると思います。でも、苦労してでも子供が成長していく姿を見守るのは楽しみですね。
by 一真 (2009-04-08 08:16)
dennさん、楽しくもあり、しんどくもあり、悦びでもあり、煩わしくもありと言うのが子育てなのかな?と、最近思っています。
毎日毎日同じ事が起こらないのが刺激になります。(妻の方は恐らく刺激どころではないでしょう!?)
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-04-08 11:23)
一真さん、子供が小さいこともあってまだ苦労をそれほど感じてはいませんが(妻は毎日大変。本当に頭が下がります。)、これから成長するに従い様々なことが起こってくるのでしょうね。
先日喫煙者の私に娘が「お父ちゃん、私がお嫁さんになるまで死んじゃダメだよぉ~!?」と、突然泣き崩れる一幕がありました。
恐らく妻に吹き込まれたのでしょうけれど、そんな子供達がたまらなく愛おしいです。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-04-08 11:31)
どんどん成長していきますね。
私の友人の子供を見ていても感じるのですが、つい先日はまだ赤ん坊で抱っこしたりしてたのに、いつのまにかランドセルを背負ったりしてますもんね。
この子供たちがこれだけ成長した間、自分はどうなのかと考えると・・・自分のダメっぷりに情けなくなってしまいます。(笑
by nina (2009-04-10 18:52)
懐かしいシーンに感無量です。入園式なんかは送り出す親のほうがドキドキでしたね。
by STEALTH (2009-04-11 10:26)
ninaさん、先日昔の写真を子供達と一緒に見ていて、ついこの間生まれた子供がいつの間にかこんなに大きくなったと言うことを改めて感じました。
私の方も子供達に精気を抜かれて、しぼんでいくばかりです。
nice! &コメント、ありがとうございました!
PS.
毎日一緒に暮らしていると自分の子供でも(だからこそ?)、なかなか成長に気がつきません。
ましてや自分のことはなかなか気がつきませんが、ninaさんもしっかり成長されていると思います。
by たいせい (2009-04-11 13:39)
STEALTHさん、来年は一番上がようやく小学入学ですので、10年の差が付いてしまっていますね。
これは決して追いつけるものではないので、40代ならではの我が家の子育てを進めてみようと思っています。
nice! &コメント、ありがとうございました!
PS.
今回入園したのは三人目ですので、「何とかなるや」と比較的醒めていますが、長女の時はやはり不安でした。
by たいせい (2009-04-11 13:45)