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「政治家を育てるのは、選挙区と有権者の責任!」(09解散総選挙) [時の話題]

 衆議院選挙の投票日前に私には似合わず三日連続の更新などと言う荒技をやってしまった余波で、その後記事のアップが出来ずにいました。

 選挙に関しては既にご承知置きの通り、自民党の惨敗民主党の歴史的な勝利という結果に終わりましたが、今回の解散総選挙のまとめとしてもう一本だけ記事を書かせていただきます。

 (親バカネタもたまっており、次の記事からは通常ペースに復帰する予定です。)

 


 


 今回の選挙結果について私が感じたのは、「良くも悪くも主役はやはり自民党だった!」と言うことでした。

 私の知る限り今回民主党の候補者に投票した有権者も「積極的に民主党に日本の政治を任せたい」との意識だった方は少なく、多くは「自民党にお灸を据える意味で一度民主党に政権を取らせる」「どちらが政権を取ってもあまり代わり映えはしないことは解っているが、一度試しに民主党にやらせてみよう」という自民党のアンチテーゼとしての民主党が選択されたに過ぎないように感じています。

 その意味で民主党も、多くの有権者の「一度やらせてみよう」との声にキチンと応えられるかどうか?がこれから試させるという厳しい局面が待っているのでしょうし、負けた自民党側から見れば民主党がこれから進める今後の政策運営によって次回以降の選挙で十分巻き返しが可能な有権者の意識ではないかと思っています。

 

 しかし、これで政権と共に主導権が民主党に移ったのは事実。

 解散がなければ最長4年間に渡り、民主党が日本の舵取りに当たることが確定したわけです。

 この間放っておいても幾つもの別れ道があり何かの変化が起こりますし、当然の事ながら時代はどんどん前に進んでいきます。

 日本国政府は決して自民党のものでも民主党のものでもなく、日本、そして私たち日本人のものです

 国民の投票という政治参加によって粛々と行われる政権交代でもあるわけで、それぞれが支持している政党は様々あるでしょうが、自民党支持者であっても党派に対する愛憎の情は横に置いて、日本人として日本国政府に対するサポーターとしての応援や叱咤激励は今後も続けていかなければならないのではなりません。

 それが選挙結果を尊重しその上で「自分に出来ることを自分の責任において自分なりに行う」という事で、自分自身は何も行わず他人の行動のみを評価し批判する評論家とプレーヤーとの違いであり、私自身は評論家ではなくプレーヤーでありたいと思っています。

 

 


 それでは、今の局面において1億分の1人の普通の市民でしかない私たちに出来る行動とは、どんなものがあるのでしょうか?


 私は、「国会議員などの政治家を育てるのは、選挙区と有権者の責任」だと考えています。

 

 今回非常に多くの新人議員が当選しました。

 政治家というのは一旦当選してしまうと思いの外多忙で、支援団体の幹部を除いて一般有権者と接する機会というのは想像以上に少ないものです。

 特に今回の選挙においては後援会などの支援組織の多くは民主党の支持母体を中心に運営されており、新人議員においては国会で活動するにおいて本来そのバックボーンでなければならない有権者一般の考え方に触れる機会は、ほとんどこれら後援会幹部とのやり取りに限定されがちです。

(このような繰り返しで後援組織の考え方に染まりバランスを欠いていく傾向があります。)

 特に新人議員においては、選挙中の支援組織であった後援会幹部の言うことのみを聞いていれば次回の選挙においても既存の後援組織の支援が期待できる訳ですのでどうしてもこれらの発言力が大きくなりがちなのですが、これらが有権者の全ての意見ではないことも承知しているが選挙区内のツテもあまりないこともあって、その他の意見を聞きたくとも聞けないというのが正直なところではないでしょうか?

 

 これまで私個人として政治家個々に直接意見発信をしてきて感じたのは、彼らも幅広い層の実際の市民との接触を歓迎しておりむしろその機会のないことを嘆いていらっしゃる場合の方が多いのだと言うことで、それなりに筋の通った意見であれば相当のベテラン議員であっても代議士本人が目を通し(秘書を経由してかもしれません)ご本人が書いたとしか思われない返事をいただいたことも一度や二度ではありません。

 

 実はほとんどの場合政治家は、普通の市民との真摯な意見交換の機会を求めています!


 現行の小選挙区での選挙の場合、代議士は選挙区の代表として選挙区の看板を背負って国会に行き国政に参加するわけであり、出身政党の如何を問わず選挙区内の有権者の意見を吸い上げ国政に反映する責任があります。

 有権者である私たち自身には、「選挙の際に誰に投票したのか?」と言うこととは関わりなく、我が選挙区から選出された議員には一有権者として意見を言う資格があります。

 

 

 いずれにしても解散がない限り、今後4年間は民主党を中心にした政権が日本の国政を動かしていくことは既に確定しました。

 現在の民主党に足らないものがあるとするならば、それを補うのは私達有権者の行動以外にありません。

 また選挙時に提示されたマニフェストを元に政策を進めていくのでしょうが、政権を実際に持っていない立場で書かれたマニフェストに対し現実感覚を加え血肉を通わせていく作業が民主党内部で既に始まっています。

  一部の方達だけのためだけにしか成らない政策運営ではなく、日本全体のための政策運営をしていただくためにも、私達有権者の声を届けることはとても大切なことです。

 

 「良い政治家を育てるのは、選挙区の責任です!」

 多くの新人議員が生まれ、政権交代が行われる今こそ、私達有権者の積極的な政治参加が必要な状況でもあります。

 それぞれの小選挙区選出の議員には、後援組織や支持者の利益代表としてではなく広く有権者の意見を聴取した上で、選挙区全体の看板を背負って貰わなければなりません

 政治家の門戸は実際にやってみると想像以上に広く開いており、それぞれの政治家の公式HPなどに記載されているメールアドレスへのメールなども多くの場合代議士本人が目を通されています

 そしてそれらに対する対応を通して個々の有権者は国政に参加すべきですし、実際の対応なども鑑みて次回の選挙の参考にしてゆけば良いだけのことです。

(まともに反応できない代議士は国民の声を吸い上げることが出来ないわけであり、次回の選挙で当選させてはなりません。)

 

 こうしたことの積み重ねが、「評論家ではないプレーヤーとしての一人の有権者」「一人の国民としての政治参加」なのではないでしょうか? 

 

「責任のある有権者とは?」(09解散総選挙-1):山本大成 「かわら屋の雑記帳」
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2009-08-27

 

 


PS.
 今回の選挙では敗北しましたが今後の自民党に対して期待感を持っていらっしゃる方は、落選した元議員などにやはり直接メールで激励をしてあげていただきたいと思います。

 あまりの退潮ムードに、当然の事ながら落選した方達は悲嘆に暮れていらっしゃいます。

 私個人としてはこの記事冒頭に書いたように今回の選挙結果においてもやはり主役は民主党ではなく自民党だったと感じており、自民党も自壊することさえなければ十分復興は可能な内容だと感じています。

 なによりも日本のためには、今回政権を取った民主党が現実路線に目覚め一皮むけ、自民党も保守としての自覚を持って大人の政党として落ち着いた対応を見せることによる二大政党制が根付くチャンスでもあるはずです。

 今回落選した議員の方々や自民党にも、再び元気を取り戻していただかなければ成りません

 (私個人としては、臨時国会が始まり首班指名が終わった段階で麻生首相に「ご苦労さまでした」という趣旨のメールを送ろうと思っていますし、何人かの自民党議員にも激励のメールを送るつもりで居ます。:もちろん我が選挙区選出の民主党議員にも送ります。)

 

 

 

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雪観僧

初コメントです。

そうですね。本当に。なので、民主党の政策や方針を厳しくチェックし声をあげていくつもりです。
実際、今回の選挙で、選挙活動の手伝いはしなかったのですが、後援会に激励にいったんですよ。

県議の先生や後援会幹部の人とお話をしたんですが、皆さん、親身にきてくださいましたよ。
まあ、選挙前だから…なんでしょうけど(苦笑)

それでも十分ですよね。

耳を傾けてくれるような対話術を有権者も得る必要があると思います。
苦情ばかりでは…聴きたくないですよね。
by 雪観僧 (2009-09-05 11:27) 

mike

仰る通り、票は自民にお灸をすえることの意味でしょうし、おそらく予想を超える得票の民主は、国民総監視のなかの厳しいかじ取りだと思います。
多くの有権者の認識であると思います。
“叱咤激励”
プレーヤーとしてできることの基本姿勢だと、
改めて再認識しています。
by mike (2009-09-05 13:56) 

きゅんぱち

そうそう、おっしゃるとおりで、自民党には今までの
「利権談合共産主義(マルシー勝谷誠彦氏)」
が生み出した、まさに「膿み」を捨て去ってほしい、そういうことです。
手早く新陳代謝・二世議員によらない世代交代を進めて名実共に刷新を図ることができれば、4年後はどうなるかわからないでしょうからね。
(^ー^)
by きゅんぱち (2009-09-05 14:18) 

kappa

これまでの代議士は公共事業予算や補助金をいかに持ってくるかで、地元に対して存在感を示しましたが、今回の選挙では候補者個人の力量ではなく、党としての政策が評価された訳です。その意味では、今回に限っては地方の有権者も、ある程度意識が変ったと言えるのかも知れません。
有権者が代議士に求めるべきことは、我田引水的な地元の発展ではなく、もっと高い所から日本の国の在り方を考えさせることです。たとえ地元の要望であっても、税金の使い途としては優先順位が低いと思われる(例えば)道路の建設には反対することが出来るかどうか。民主党代議士のお手並み拝見です。
by kappa (2009-09-05 14:46) 

元気

こんにちは。
(出先です)

その通りだと思います。
小選挙区で民主党議員さんが当選したなら、地域の窓口として頑張ってもらわねばなりません。
新人ならば、より勉強してもらわねばなりませんし、
新人ならば、より真摯に話を聞いてくれるやも知れません。

政治は、国民と政治家。双方向で、互いに成長せねばなりませんよね。
今をよくすることだけでなく、将来、子らの世代まで責任を持つ。
それは、任期のときだけでなく、有権者たるものの一票の責任です。

それから、麻生首相はじめ自民党議員にも、敗退を真摯に受け止めた上で、まだまだ頑張ってもらわねばなりません。
だから、自民党にもメールを送らねばなりませんね♪
私も送らせていただきます!


by 元気 (2009-09-05 15:45) 

たいせい

 雪観僧さん、現実に民主党の方々が今後しばらくの間政権を担当し国政を推し進めていくことは確定しているわけで、単なる批判やチェックではなく、私たちの側に引き寄せると言うことがとても大切なことだと考えています。
 政治家と言えども私たちとさほど常識に於いて手違いがあるわけではなく、むしろ私達有権者の本音を手探りで探りながら個々の政策を進めているというのが実態で、特に今回は新人議員やパラーシュート候補者が多かったことで素の有権者との接点が驚くほど少なく、ともすると後援組織の幹部の意向に(今回は日教組や自治労やその他民間企業の組合系が多いでしょう)引きずられてしまう可能性が高いと感じています。
 私はむしろ、ここしばらくの政治家としての始動の初期に(政治家としての考え方や方針が固まる前)意見を入れておくというのがとても大切だと思っています。
 その為の資格は、選挙区内の有権者であるという事実だけでよいわけですので、出来るだけ今の段階で声を上げていただきたいと思います。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 16:15) 

たいせい

 mikeさん、自民党政権下でも私程度が送ったメールに議員本人が書いたと思われる返事をいただけるわけですので、「国民が主人公」の民主党ですから、当然真摯なやり取りが可能だと期待しています。

 実は民主党の現役国会議員数人に、このBLOGで書いてきたような麻生首相の緊急経済対策からの経済政策について話をする機会があったのですが(選挙前です)、中小企業経営者の立場から一連の経済対策がどう映っているかについての認識はほとんど持っていらっしゃらなかったとの感触を持ちました。(立場があるので評価するとの言質は引き出せませんでしたが。)
 恐らくは既存の民主党支持層にはこの種の意見を吸い上げる窓口がほとんど無く、その意味でも私たち一人一人の意見をキチンと伝えると言うことが非常に大切なことだと感じている次第です。

 一有権者に過ぎなくとも一有権者であるからこそ出来る「政治の当事者としての仕事」は存在しており、政治のプレーヤーでなければ成りません。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 16:28) 

たいせい

 きゅんぱちさん、しかし民主党にも既に見え隠れしている「膿」は沢山あり、今回の選挙結果は非常にリスキーな有権者の選択だったと、少々ハラハラしています。

 nice! &コメント、ありがとうございます!

PS.
 どこかの機会で記事にしていきたいとは思っていますが、「二世議員」「談合システム」「天下り」など、私は必ずしも悪い制度だとは思っていません。
by たいせい (2009-09-05 16:33) 

スミッチ

多くの新人議員が生まれてこの状況は以前の小泉チルドレンと状況はすごく似ているような気がします。彼らの当選後の仕事の状況はどうであったかをよく考えてみといいような気がしますが
できたらこの機会に自民党の旧世代の人たちには引退してもらって、自民、民主ともども若い世代が中心になっていくといいですね。
どうも昔からの経験に引きずられすぎなような気がして、周りが変化しているのに考えが旧態然といているような
自民、民主関係なくこれからぐちゃぐちゃしていくようなきがするのですが
談合は入札結果を見てると笑ってしまうときがありますよ
ただ現状は悲惨です。しかし最低制限価格をを決めればくじ引きです。
いろいろ難しいですね。
政権が変わった機会に行政が行ってきた問題点がいろいろ出るといいですね。その辺期待してます。関係が変わらなければなんでもうやむやにしてしまいますから。
行政に関わらず人の組織は自分たちの権限や存在を守るには必死になりますからね、で無駄な組織も残ってしうのですね。
by スミッチ (2009-09-05 18:17) 

kurizo

今回、あまりにも民主党の新人議員が大量当選してしまい、前回の選挙の自民党の新人大量当選のような感じを受けています。
比例などで、実力不明の新人が当選したかと思えば、国のために働き盛りの自民党有力者が落選する・・・。
小選挙区の中から選ばれるので、仕方ないといえば仕方ないのですが、実に惜しい方が落選されていますね・・・。
たいせいさんの仰る通り、『一度試しに民主党にやらせてみよう』という声や票が多数だったのではないかと感じます。
私はそういう声も重要とは思いますが、あまりの民主の勝ちすぎに秩序ある政治がなされるのか心配です。
(ちょうど4年前の選挙後の小泉政権のように数で押し切る)
今、G20も出席していないですし、この空白もなんとかできないものなのでしょうかね・・・。(ちょっと批評家っぽかったでした(汗)。)
by kurizo (2009-09-05 21:05) 

yanasan

やはりここら辺りで船頭さんが交代するのも良いかと思います、但し前の船頭さんみたいにお客さん(世論)を無視しないで欲しいですね。
by yanasan (2009-09-05 21:33) 

たいせい

 kappaさん、恐らく今回政権を取る民主党の議員はホンの一部を除いて箱物行政にアクセスするパイプを持っておらず、地元絵の利益誘導などしたくても出来ないというのが実際のところだと思います。
(「出来るけれどやらない」と「出来ない」は、結果は同じでも内容は全く違います。)
 その意味で枠組みは変わるやもしれませんが、やがてコネクションが出来ると同じ事が始まるのでしょうね。
 何よりも大切なのはそうした利益誘導を期待しないという、私達有権者の側の矜持だとも思っていますが。

 なお民主党が公約にあげていた高速道路の無料化も、実態は当面渋滞しない路線に限られる旨が明らかになりました。
 この政策を担当していた馬淵議員がTVで思わず口を滑らせたのは「どこが優良のままでどこが無料化できるかは、選挙に無用の混乱を招くので言うことが出来なかった」と言う趣旨の発言がありました。
 私は至極もっともだと感じましたが、マニフェスト的にはほとんど詐欺で、レベル的には民主党の議員もさほど高いとは思われません。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 23:29) 

yukikaze

民主党に新人議員が増えました。3倍近い議席になったのだから当然ですが、その多くの方が、「勉強します」と言います。初々しさはいいのですが、選挙に立候補する前に勉強をしておいてほしいと思うのは私だけでしょうか。できれば、勉強しておいて、「経験を積んで、磨きをかけます」と言える方に立候補していただきたかったと思います。
by yukikaze (2009-09-05 23:32) 

たいせい

 元気さん、解散がない限り4年間は民主党中心の政治が行われることが確定したわけですので、選挙の結果という過去の怨念に引きずられることなく、その4年間を少しでも実りのあるものとしなくてはならないと考えています。
 そして恐らくこのような行動を有権者が取るようになったと議員が実感したときに、今の政治状況は少しずつでも良くなっていくのではないかと思います。

 元気さんほどの活動は私には出来ませんが、この記事でも書いたように評論家ではなくプレーヤーでありたいものです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 23:36) 

たいせい

 スミッチさん、ある意味今回初当選した方達にとって小泉チルドレンの今回の苦戦は良き反面教師となっているはずで、後援組織以外の地元有権者の意見を積極的に聞き地元を重視しようとの姿勢を持っていらっしゃるのではないかと、密かに期待しています。
 私たちの選挙区である愛知13区は小選挙区で大西健介氏が当選しましたが、当初の感触ではバランス感覚に優れて人の話を良く聞く候補者だと思っていましたが(民主党の公認発表時点から自分の選挙区の候補者としてどんな人物か?私なりに追っていました。)、選挙戦が始まるに従い支援組織であるトヨタ労組に絡め取られていったように感じられました。
 これらを少しでも中道に戻すためには、私たちが動かなくてはならないのだと思っています。(比例復活当選の大村先生への激励も行うつもりです。)
 世代に関しては必ずしも若い人がよいと考えているわけではなく、バランスが大切ですね。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 23:49) 

たいせい

 kurizoさん、政権交代時のリレーゾーンに一定の政治空白が生まれるのは民主主義の必要コストでやむを得ないことで、現に米国のオバマ政権発足時にもあったことだと記憶しています。
 私がそれ以上に不安を感じているのはせっかく麻生経済対策によって踏みとどまっていた景気が、経済対策の空白期間があることで転げ落ちはしないかと言うことで、その点民主党のお手並み拝見といった心持ちでいます。(正確には「まな板の鯉」。)
 今回改めて感じたのは参議院の存在意義で、衆議院でこれだけの圧勝を民主党が取ったにもかかわらず、参議院で単独過半数でないが為に自分勝手なことが出来ない足かせになるわけで、二院制も捨てたものではないと感じています。

 実際にどんな政策がどんな形で実施されるかを、怖さ半分、楽しみ半分で当面見守りたいと思います。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-05 23:59) 

たいせい

 yanasanさん、政治家は大衆迎合政治を行うべきだとお考えですか?
 だとしたら、私とは随分考え方が異なることになります。
 私にとって理想の政治家は、例え今国民の支持が得られなくとも国のために必要な政策は断固として実行できる政治家で、それは決して大衆迎合ではありません。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-06 00:06) 

たいせい

 yukikazeさん、不勉強な議員を見抜く事が出来ずに選んでしまうのは有権者の責任で、この記事では実際に選ばれた銀に対して出来る働きかけを書かせていただきました。
 仮にどんな勉強をされた方やベテラン議員でも初当選による新人時代は必ずあり、新しい役割が求められる新しい職場では勉強しなければ仕事をすることが出来ません。
 そしてそうした議員に対してバランスの取れた感覚を持っていただくことは、選出した選挙区とその有権者の責任だと思います。

 私たちは有権者として、私たちに出来る活動をやっていきましょう。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-06 00:19) 

nina

自民党が大敗するのは予想されていたことですが、119議席と思いのほかふんばりましたよね。
ただ、落ちて欲しい人が比例で復活してきたり、頑張って欲しい若手が落ちて行ったりというのが残念ですが・・・
by nina (2009-09-08 00:33) 

こう

こんな私でも一度だけ議員さんにメールを出したことがあります。
返事はありませんでした。
しかし、これからは返事が無くても、積極的にメールを送ってみようと思いました。
by こう (2009-09-08 07:24) 

たいせい

 ninaさん、事前の議席予測はあくまでも予測ですので最後の最後まで一縷の希望を持っていましたが、いざこの結果に直面したとき正直言って萎えてしまいました。
 ただこの結果は解散がない限り4年間動くことはありませんので、結果を受け入れた上で今出来ることを考え最善を尽くす以外にないと思うようになりました。
 何人かの期待を持っていた議員が今回の選挙では落選となり、本当に残念です。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-08 13:44) 

たいせい

 こうさん、議員へのメールですが国会日程なども考えに入れてあまり忙しく無さそうなときや、訴えたい内容がその議員の持っている課題と上手く合致したときには、割と良く返事を書いてくださるとの感触を持っています。
 たまたま機会があって秘書と話をしたときな、ど「その件であれば私を介するより、直接事務所のメールアドレスにメールでも書いていただいた方が良いかもしれません。」「忙しいときなどなかなか返事は難しいと思いますが、かなりの確率で議員本人が直接目を通していますので。」などと仰ってもいました。

 特に今回は「国民が主人公」の民主党政権ですので、必ずや反応があると踏んでいるのですが...。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-08 13:58) 

浜松自宅カフェ

その通りだと思います。

私の選挙区は全国的にも話題になった、静岡7区。
自民片山氏と民主斉木氏に加え、前回郵政民営化法案の「内容について
問題あり」と提起した木内実氏の争いでした。
結果は、ご存知の通り民主の勝利ではなく、木内氏の圧勝。
斉木氏は比例で復活当選しましたが、ご本人自身は勝った実感が
なかったようです。

この結果に、民主を積極的に応援するのではなく自民に駄目だしをした
ことが凝縮されていると思います。
僕はたいせいさんほど深い洞察力で政治を見てはいないため、一般人
としての見方になりますが、まさにその通りでした。
今回の選挙と言う演劇を、単に観覧席から眺めている立場ではありました
が、とても面白いエンタテイメントだと感じました。

by 浜松自宅カフェ (2009-09-11 19:54) 

たいせい

 浜松自宅カフェさん、今回の選挙はこの記事にも書いたように私も主役は民主党ではなく自民党だったと感じています。
 ただし何となく釈然としないのは、「自民へのダメ出し」と言う雰囲気は感じるもののそれは気分の話であって具体的にどうダメなのかをキチンと認識しての投票結果ではなかったような期がするのが本当に残念に思いました。
 郵政民営化の是非についてはまだ実際のところ結論はついていないと感じていますが、城内氏に関してはそれ以外の理念や考え方に賛同できる部分が多く私も選挙区外からではありますが興味を持って選挙結果を見させていただいていました。
 前回の解散総選挙も今回もマスコミが幅をきかせた劇場型選挙だったと感じていますが、実際の演劇でも観客の質によって舞台の雰囲気が随分変わりある意味芝居に参加していると思っていますが、政治劇も観客としてではなく一有権者でしかありませんが当事者として参加すると大変面白いですよ!

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-09-12 00:24) 

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