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憲法96条の改正について(憲法記念日に考える) [旗日には「日の丸」を掲げよう]

 全く更新の滞ったBLOGになってしまっており申し訳ありません。

 憲法について改正機運が盛り上がりつつありますが、憲法についてはこのBLOGで何度も記事にしているテーマであり、また私自身の当初からの考えが「まず憲法96条を改正し、憲法を国民のものにする」という、まさに現在議論が起こっている論点であったこともあり、憲法記念日のこの機会に再度、過去記事の紹介をさせていただきます。

 

 

「憲法改正」について思う事:山本大成 「かわら屋の雑記帳」:So-netブログ
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2006-07-29

(抜粋)2006年7月29日の過去記事です

 近代日本は、明治憲法と現行憲法の2つの憲法を持ったわけですが、いずれも天皇陛下やGHQから下げ渡されたもので(手続きは別として)、いわば条文を神棚に祭り上げ変更してはならないもののように扱い、解釈で現状に対する対応を行ってきました。
(戦前の天皇機関説・統帥権や現在の9条の解釈などは皆これに当たるように思います。)
 
 
 憲法を守るのが目的で「政府」や「国民」が存在している訳ではなく、「国民の幸せ」という最大の目的の為に「政府」が存在しており、その運営ルールが「憲法」という事なのではないでしょうか?
 
 そして、憲法と言えども当然人が起草するものであり、一定の手続きにより改廃が自由に行われる種類のもののはずです。

(中略)

 つまりは、憲法の位置づけ、憲法の果たすべき機能をまず最初に議論し、それらをしっかり定義してから他の条文の検討にはいるのが筋であり。憲法を神棚からおろし「国民のもの」にする作業をまず最初に行わなければならないと言うことです。
(今回の憲法改正機運に対してもっとも重要視して欲しいのは、憲法は不朽の大典ではなく、国民が自ら選ぶ「国の指針」であるという「国民意識の醸成」だという意味です。)
 
 
 個人的には、第9章96条(改正の条文)さえ変える事が出来れば、他の条文はまったく変わらずとも良いとすら思っています。
 
 憲法を私たち国民のものとし、通常の立法手続きとして改廃を論じる事が出来るようになりさえすれば、他の条文は時間の経過とともに後からついてきます。

(本文は、まだまだ続きます)

 

 また、こんな記事も書きました。

改正の手続きを定めてないのは憲法違反(違憲状態)ではないのか!?:山本大成 「かわら屋の雑記帳」:So-netブログ
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-01-10

(抜粋)2007年1月10日の過去記事です

 本来、憲法の改正というのは、日本国憲法 第9章96条「憲法改正の手続き」で明確に規定されており、現在の手続き法が無く条文の発動が出来ない状況は、明確な「違憲状態」あたります。

 これは、解釈の違いで揺れている9条に対する問題どころの話ではなく、憲法の発動を行うことが出来ないという実に由々しき事態ではありませんか!

 これについては、いわゆる護憲勢力こそ党利党略のご都合主義で「護憲」を言っているのでなければ、この状況を憂い、国会での議論を引っ張って行かなければならない種類の問題のように思います。

 また、憲法についての議論を忌み嫌うというのも、
憲法に保障されている言論の自由を封殺するものですし、
牛歩戦術や、議場の封鎖や気に入らない議論が行われていると言うだけでの欠席なども、憲法に定められている国会の機能を損なうものです。

(国会というのは、国民から選ばれた異なった意見の持ち主を集め、最大公約数を導き出すのが仕事であり、気に入らない法案が成立しそうだからと言って拒否するなんて、愚の骨頂。主張と票差を議事記録に残すのが、国会議員の仕事です。)

 

 今回の改正機運で96条の改正ができない場合、石原議員の言う「占領法規として現行日本国憲法の破棄」しか現実的な改正の方法はなくなる可能性が高いと感じています。

 党利党略や観念論に偏ることなく、粛々と今回の憲法改正の議論が進むことを期待します。


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通りがけ

「日本国憲法最高法規付き【1216不正選挙】新刊広告新聞折り込みチラシ大作戦」
さて【1216不正選挙】本を全国津々浦々に売るには広告が大事です。田舎のじっちゃんばっちゃんが手にとってじっくり目を通すものは新聞の折り込みチラシですね。
ということで、
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/181/20/N000/000/009/137194194326113102718_135789573127013104154.jpg
http://image50.bannch.com/bs/M302/bbs/787532/img/0262237651.pdf
の折り込み広告チラシを作って地元の新聞屋さんのところにもち込んで各家庭へ配達してもらえばよいわけです。対馬でも壱岐でも佐渡でも八丈島でも新聞があるところには折り込み広告チラシが必ずあります。
広告作りも業者さんに依頼すればそんなに高価なことは言ってきません。高ければ紙質を落とせばよいだけです。こうすれば読売新聞の営業所でも毎日新聞の営業所でも本社に関わりなく各地の販売店の人の手で【1216不正選挙】本の日本国憲法最高法規付き選管ムサシ撃沈投票マニュアル両面印刷チラシを日本国民全員に津々浦々まで届けてもらえるという寸法です。
FAX作戦に併用すれば書く弾頭の威力百倍増ですねw
by 通りがけ (2013-06-26 22:29) 

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