続・私のカメラ履歴(デジカメ編) [趣味とこだわり]
前回の「カメラ履歴」でフィルムカメラとのなれそめを書きましたが、今回はデジタルカメラとの出会いからです。
山本大成 「かわら屋の雑記帳」私のカメラ履歴(銀塩カメラ)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-01-17
初めてデジカメを使い出したのは、5年前の正月休みに女房と二人でサイパンに旅行に行ったのが切っ掛けです。
SONY Cyber-Shot P-5
防水ハウジング(40m防水)
別にデジカメでなくても良かったのですが、過酷な使用に無理があったのか?IXYが壊れてしまい、デジカメの解像度が許容レベルまで上がってきた事と、当時持っていた個人的なHP用にいちいちスキャナーで取り込むよりもデジカメの方が便利がよいと思えるようになり、防水ハウジングと共に買ったのがSONYのCyber-Shot P-5でした。
サイパンにて(右は海底に沈む零戦の残骸:水面下6~7mくらい)
このカメラは、携帯性が良く そこそこ写り、その後 沢山の写真を撮りましたが、なにやら愛着の出来る機械ではなくて、ほとんどエピソードを思い出すことが出来ません。
(私にとってSONY製品は、発売時はきらびやかな物の最終的にはそんな評価になる物が多い印象です。:偏見かなぁー?)
また、ここぞというときにはやはりAE-1の登場となり、私にとっては逆に一眼レフの良さを再認識する期間でもありました。
私のカメラ履歴(銀塩カメラ) [趣味とこだわり]
私の趣味の一つは、カメラです。
(何故か写真ではなく、写真を撮るための道具に過ぎないカメラが趣味だったりします。)
最初にカメラにさわったのは約30年前、父の持っていた一眼レフCANON FT QLです。
CANON FT QL
このカメラは、CANONが名機F-1を出す前の機種で、当然自動露出もオートフォーカスもありません。
露出計を頼りに絞りとシャッター速度選ぶと、同じ露出値なのにも関わらずボケ方や被写体ブレなどが変わり、違う写真となるのが面白く、直ぐに夢中になりました。
そして次にさわったカメラが、6×6(6cm×6cmの撮影サイズ:ブローニフィルム)サイズ2眼レフのmamiya C330プロフェッショナル。
マミヤ C330Professional f
このカメラは衝撃的でした!
撮影用のレンズとピント確認用のレンズの計2つのレンズがあり、下部のピント調整用のノブを回すと蛇腹繰り出しで2つのレンズが平行移動し、焦点を調整。
そして、ピント確認用のレンズが焦点像を投影するスクリーンは、何と「磨りガラス」
それを遮光板の上から直接のぞき込んでピントを確認するカメラでした。
「カメラとは何なのか?」、「写真を撮るとはどういう事なのか?」を考えさせてくれる、本当によい教材でした。
幸いなことに家にはオヤジが使っていた引き延ばし機があり、
いつの間にか押し入れを暗室とし、暗室用の黄色い電球をぶら下げて、引き延ばし作業までするようになりました。
どうも凝り性の気があったみたいで、ブリントに使っていた印画紙を使い、厚紙で作ったピンホールカメラや、虫眼鏡のレンズを使った虫眼鏡カメラにもチャレンジしました。
(いずれも満足できる出来ではありませんでしたが、一応写りました。これも一つの感動です!)
ここまで読んで気がつかれたかと思いますが、私の志向はあくまでも「機材としての写真機」や「写真の仕組み(化学的な)」であり、いわゆる写真(撮影術)ではありませんでした。(私も最近気がつきました)