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市議選「公開アンケート」回答率100% 無事公開までこぎ着けました!(高浜市・統一地方選・公開討論会) [公開討論会]

 昨日、予定通りに高浜市市議会議員選挙「公開アンケート」の公開にこぎ着けました。

 アンケート閲覧簿(市役所・いきいき広場・各公民館にあります)


 閲覧場所は、高浜市当局にご協力いただいたこともあり「市役所ロビー」「いきいき広場(駅前にある市の出先機関)」「公民館4カ所」、そして私たち「高浜市で政策主体の選挙を進める有権者の会ホームページ」の7カ所です。

(私たちのメンバー、そしてボランティアが、閲覧用webページの周知チラシを市内各所に配布している過程で、閲覧簿をおいても良いとの声が何カ所から出ており、もう少し増えそうです)

「高浜市で政策本位の選挙を進める有権者の会」公式HP(回答結果はここで公開されています)
http://takahama.ex21.net/

 

 慌ただしくて、このBLOGで記事を書いている時間がありませんでしたが、ここに至る過程で 実に嬉しいことがありました。

 私たちの政策アンケートのお願いに対して、回答をお寄せいただいた立候補予定者は市の選管主催の立候補者説明会出席者19名中の実に19名

 「な・な・なんと、回答率が100%でした!」

 

 従来型の地縁・血縁の組織型選挙では、ほとんど政策について公(おおやけ)に語られることが無く、地域の利益代表として地域密着型の選挙を戦うというのが、昔ながらの「どぶ板選挙」だったと思います。

 これで当選できるのならば、議員になった後で「活動の足かせ」になる可能性の高い「政策」は謳わない方が、フリーハンドの立場で一つ一つの議案に是々非々で対応することが出来ると言う要素もあり(それで良いかどうか?は別です)、私たちでは回答率を6~7割と読んでいました

 それにも関わらず回答率100%と言う結果は、今回の選挙で立候補を予定されていらっしゃる19名の立候補予定者の方々全てが「政策を有権者に問おう!」「有権者への情報発信を真摯に行おう!」との熱い心の持ち主であることを示しており、この事は投票する私たちの側から見て、素晴らしい方々が立候補予定者となっていらっしゃると言うことに他なりません。

 

 また、全ての会派・立候補予定者からのアンケート回収が出来たと言うことは、とりもなおさず当会の活動方針である「中立公正の立場」を立候補予定者の皆様からお認めいただけたと言うことでもあり、この結果が確定した際には、関係者一同喜びに沸きたちました。

 

 そして、アンケートに書いてくださったそれぞれの設問に対しても、私たちが当初考えていた以上に真摯で真面目な回答に、胸をなで下ろしました。

 
 もし、このBLOGを読んでいらっしゃる立候補予定者の方がいらっしゃいましたら、

 「主催者一同、心よりお礼申し上げます!」

 

 そして、高浜市内の有権者の方でこのBLOGを読んでいらっしゃる方に認識しておいていただきたいのは、

 「今回の選挙には、自らのリスクを顧みず、政策をもって戦おうとの意識の高い立候補者が揃っているのだ!」と言うこと。

  「このアンケートや他の情報を元に、有権者として責任ある一票を投じていただきたいと思います!」

 


  さて、これでアンケートの公開という中核部分の活動は大成功で終えることが出来ました。

 さてこれからは周知活動、アンケートをお寄せ下さった立候補予定者各位の「意気」に答えるべく、一人でも多くの有権者の目に触れるよう、頑張りたいと思います!

 


 

 昨日、プレスにも情報を流した結果、今日 朝日新聞と毎日新聞の2紙でも取り上げていただくことが出来ました。
 この場で紹介させていただきます。

 4月11日朝日新聞

 4月11日 毎日新聞

 


「公開アンケートに関する過去記事」

3月16日 高浜市議会議員選挙「公開アンケート」、キックオフしました。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-16

3月27日 「高浜市議選アンケート」プレスへの情報発信を行いました
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-27

3月30日 「市議選公開アンケート」新聞2紙で取り上げられました!:4/11追記 3紙になりました
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-03-30

4月2日 昨日「鯉のぼり」をあげました。
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-02


「普通の市民に出来る政治参加」

1月30日 選挙の棄権は大人の行動ではない!(愛知県知事選マニフェスト)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-01-31

2月5日 投票率が下げ止まった!(愛知県知事選挙:マニフェスト)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-02-05

4月4日 誰でも出来る政治参加「マニフェストをもらいに行こう!」
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2007-04-04


「公開討論会」

8月12日 地縁・血縁・ドブ板選挙は嫌!(自分で出来ることを、自分でしよう!)
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2006-08-12


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コメント 12

お疲れさまです。これは本当に大変なことですよね。
凄いことをしたものです。
選挙が変われば政治が変わる。政治が変われば街は変わりますよね。
by (2007-04-11 22:39) 

たいせい

 STEALTHさん、ヨタヨタと迷走しつつもようやくここまでこぎ着けました。
 様々なことがありましたし、公開討論会のようにキチンとしたマニュアルやひな形がある事業ではなかったため、いわば事例を作るという気概だけはあったように思います。(4年前の統一委地方選挙 で穂の国JCがやった1市3町のアンケートしか事例がなかったです)

 本当に嬉しかったのが、回答率の100%!
 アンケート締切の2日前に過半数に達し事業の成立を喜んでいたら、最終的にこの数字。
 私たちの活動に対して賛同していただけた立候補予定者に、感動いたしました!

 まだまだこれから周知活動が続きますが、回答をお寄せ下さった立候補予定者の方々に恥じぬよう、精一杯頑張りたいと思います。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-04-12 08:56) 

アキラ

これは凄い!
大変なご苦労だったと思いますが、これが日本中に広がって、定着するといいですね。
そうしたら、地縁血縁、ドブ板選挙なんてやっていられなくなりそうです。
by アキラ (2007-04-16 12:35) 

たいせい

 アキラさん、回答率が過半数を超えるようにと仕掛け作りはやりましたが、100%と言う数字の栄冠は私たちの側と言うよりも、これに賛同下さり真摯な回答をお寄せ下さった「立候補予定者」の方々にくだるものだと思っています。
 そして、私たちの活動を意義有るものとお求め下さり、様々な議論が予想されるにもかかわらず即決で市役所・公民館での閲覧場所の開設にご賛同下さった「行政当局」、アンケートの配布前や回答期限前の立候補予定者への周知の意義にご賛同下さり事前に報道下さった「報道関係者」(郵送したアンケートのお願いが開封されず捨てられる懸念を感じ続けていて、本当に助かりました)、これらのおかげで、この回答率が実現できたと思います。

 閲覧場所もその後順調に増え、ショッピングスペースや飲食店、病院の待合室、準公共的な場所など20カ所近くまで増え、公式HPへのアクセス数も順調に伸びています。
 これも全員から回答をいただくことが出来たことで政治色が薄まったことと、公共施設でも閲覧場所が出来たことで、安心して閲覧簿や周知チラシがおけると安心感を与えられた結果だと思います。
(それともう一点あげるとすると、市民の中に従来型の「ドブ板選挙」への抵抗感が大きく広がっていたことも、成功の要因だったかもしれません)

 私たちにもしも賞賛される部分があるとすると、回答率100%と言うことよりも、「自分たちに出来ることを自分たちなりにやろう!」と決心をして、のたうち回りながらスタートを切ったと言う部分だけだと考えています。

 選挙戦が始まり選挙は私たちの手を離れましたので、投票率や選挙結果を楽しみに、投票日を指より数えています。

 nice! &コメント(それも私には過分なお言葉)、本当にありがとうございました。
 
by たいせい (2007-04-17 09:09) 

たいせい

 山本雄史さん、iZAの記事でお取り上げ下さり本当にありがとうございました。
 アキラさんへのコメントでも書かせていただいたように、100%と言う結果自体は、私たちの小さな活動に賛同し公共施設での閲覧をお認めいただいたき「公的な立ち位置」を与えてくださった行政当局の英断と、事前告知にご協力いただいた「報道関係者」のおかげだと思っています。

 さて、「アンケート回答」の実施を担保すべく告示日前日に「お礼状」と共に「閲覧簿」立候補予定者全てに送付しました。
 今回の高浜市市議会選挙においては、おそらく私たちの作った「アンケート閲覧簿」がもっとも各立候補予定者の「政見」なり、「政策」がもっとも書かれているものだと思います。
 議会内部の議員間の監視機能を当てにすることには成りますが、選挙終了後「アンケート回答」の実施を担保すべく、私たちが考えた方策です。
 言いっぱなしの「選挙公約」から、実現を眼中に入れた「マニフェスト」への橋渡しになれば幸いだと考えています。

 どうせやったのならば、効果の最大化を図りたいと思っています。
by たいせい (2007-04-17 09:33) 

たいせい

 plugate316さん、nice! ありがとうございました。
 励みになりますので、またお気軽にコメント下さい。
by たいせい (2007-04-18 11:31) 

練馬のんべ

お見事!敬服の一語です。
by 練馬のんべ (2007-04-18 21:14) 

たいせい

 練馬のんべさん、案ずるより生むが易し、瓢箪から駒、百里の道も一歩から、やってみないと失敗もしない。
 そんなスタートでここまで至り、結果大成功で私自身が驚いています。

 「こんな憎まれることをすると損だぞ!」というアドバイスもいただきましたが、やはり走り出して良かったと思っています。

 コメントありがとうございました!
by たいせい (2007-04-19 12:16) 

あるぱか

たいせいさんの頑張りが報われたかどうか?
楽しみな一日だったのではないでしょうか。

トラバさせていただきました。
by あるぱか (2007-04-24 00:33) 

たいせい

 あるぱかさん、投票率という面では残念な結果となりましたが、非情に充実した一ヶ月間を過ごさせていただきました。
 「誰もやらなきゃ自分でやろう!」
 「オレがやらねば誰がやる!」
 そんな気分に乗って、仲間と一緒に、突っ走った一ヶ月でもありました。

 昔、森重久弥 翁がやった「屋根の上のバイオリン弾き」のプログラムに書かれていた言葉を思い出します。
 「ブラヴォー、そして人生に乾杯!」
 打ち上げでは、仲間と一緒に美味しいお酒が飲めそうです。

 TB、ありがとうございました!

PS.
 近日中に、事業報告を書くつもりをしています。
 また、よろしくお願いいたします。
by たいせい (2007-04-24 09:22) 

yukikaze

大変な労力だったと思います。お見事でした。これが変化への端緒になればいいですね。
by yukikaze (2009-05-15 14:22) 

たいせい

 yukikazeさん、多くの方に励まされ何とかここにこぎ着けたのですが、今思えば非常に充実感を感じた一月あまりでした。
 「自分に出来ることを、自分の責任に於いて、自分が行う」と言うことが基本で、あれこれと不満を垂れ流すぐらいならば微力であろうとも何かをやってみたいとの思いで突っ走った期間でもあります。

 近日中に記事にしようと思っているのですが、今年私の住む愛知県高浜市では市長選があり、これについても公開討論会などの形で政策本位の選挙とするための活動を行いたいと考えています。
 ただし現在の私は会社整理中の身の上で、サポートはいくらでも出来ますが自分自身が主催者となり遂行していくことが非常に難しい立場にあり、誰か看板になっていただける人が居ないか?様々な人に当たっているのですが、この種の活動に関心のある方は何らかの形で政治に係わっており主催者の組織作りに苦しんでいます。
 ただ、2003年に県議選で公開討論会を行って以来、この事業は絶対必要な事業で誰かがやらねばならないと感じ、ドタドタと活動しているところです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-05-15 15:50) 

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