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「とーちゃん、大嫌ーいっ!!」 瞬間動揺が走りました。 [「家族」とともに]

 思いっきりプライベートネタで恐縮です

 保育参観での我が愛娘 「青葉」

 

 三日前と一昨日の二度にわたり、4歳の長女「青葉」から突如突きつけられた一言。

 とーちゃん、大嫌い!!

 

 事の発端は三日前、二人の子供をお風呂に入れ体を洗っている最中に、娘の目に石けんのしずくが飛び込んだのか「目が痛い!」と言い始めました。

 私の方はその時、2歳の長男「立夏」の頭を洗っていたこともあって直ぐに目を洗ってあげることが出来ず、「ちょっと待っててー」と言い少し待たせていたら、
暫くしてとーちゃん、大嫌いー」と怒って何度も叫び、その後わんわんと泣き出しました

 

 次いで翌朝、比較的元気に目を覚ました後、朝食の前に二人の子供達がオモチャを巡り取り合いの喧嘩を始めていました。

 「二人で一緒に仲良く遊ぶか、順番に遊びなさい」と言ったにも関わらずまだ取り合いを続けていたので、
 「オモチャで仲良く遊べないなら、取り合いにならないように とーちゃんが隠しちゃうぞ!」
と言いながらオモチャを取り上げかかると、前夜と同じように
とーちゃん、大嫌いー」と怒って何度も叫び、その後わんわんと泣き出しました

 

 これまで娘の口から私に対して「嫌い」と言う言葉が出たことが全くなく、正直言って「嫌い」という言葉が出たとき多少動揺しました。

(「とーちゃん、大好きー!!」は3日に1度くらいの頻度で娘は口に出していました。)

 

 最近の仲の良い親子にありがちな「友達感覚の親子関係」に強い違和感を感じ、叱るべき時にはキチンと叱れる親父で無ければならないと、半年ほど前から子供達に対する私の対応を多少変えてきたのがここに来て噴出してきたような気がします。

 具体的には、オモチャや菓子類などいくら子供が「欲しいよー!、欲しいよー!」と泣き叫んでも、買ってやらなくなりました

 また、そろそろ物事の判断が出来るようになったとの判断で、悪いことをしたり危ないことをした時にハッキリ叱るようになりました。(勿論、何故いけないかという理由を説明した上でです)

 ただ、叱るばかりではなく、今まで以上にスキンシップやコミュニケーションを密にするようにも心がけていたつもりではありましたが。(私が嫌いになったから叱っていると思われないように)

 

 娘の青葉は、小さな頃から優等生タイプでほとんど我が儘を言ったことが無く、強烈な自己主張をする姿を見たことはほとんど有りませんでした。

 今回の「とーちゃん、嫌い!!」は娘の心の中で何かが変わり、何かがはじけた事による炸裂音のようなもので有ったのかもしれません。

 対応を分け隔てしているつもりは全くありませんが、弟に対する対応と自分に対する対応の違いを敏感に察知した、娘の叫び声だったのかもしれません。

 

 多少動揺はしましたが、娘の成長の証と今回の「と―ちゃん、大嫌い!」を肯定的に受け止め動揺しない「とーちゃん」で有りたいと思う、今日の私です....。



PS.
 言われた直後の私の対応は、瞬間 目をパチクリしたように思いますが、次の瞬間には、

「それがどーした!。青葉がとーちゃんをどんなに嫌いになっても、とーちゃんは青葉のことが大好きだわ!!」と言っている自分がいました。

 

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はじめまして!
ステキなブログですね!
私も、もうすぐ4歳の娘を持つ母親です。
お父さんの視点から見る娘の表情や言葉が
よく伝わります。
ウチもたいせいさんとこのように
「お年頃」の扱いを日々考えています。
難関ですね・・・(笑)
by (2007-06-09 16:12) 

たいせい

 ぺんたごんさん、はじめまして!
 女房がしっかり愛情を注いでくれているおかげもあり、私の方は半年ほど前から「頑固で理不尽なとーちゃん」へ少しずつ舵を切り始めました。
(女房の方ばかりに懐いてしまうと私としては大変妬けますので、加減しながらなのですが....。)

 息子の扱いは、自分がかつて通った道でもあるのでそれなりの行動基準は持っているつもりなのですが、娘の扱いはよく解らず、迷走しながら出たとこ勝負という感じです。

 本当に、悩ましいですね!

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-09 16:51) 

こんばんは。
娘さんの扱い・・・私は男の子一人しかいませんので体験がないのですが、基本的には男の子と一緒で良いんじゃないかと、思います。
妙に友達目線で付き合おうとしていらっしゃる親御さんが、特に女の子の場合に多く見受けられるように感じますが、男親・女親の役割分担は男の子だから、女の子だからと変える必要は無いんじゃないかと思うんですね。

ただ、子供を叱るとき、「理由を説明する」と言うことが良いことかどうかは、未だに迷っています。親がダメと言うものは、理由無くダメで良いんじゃないかと考えるようになりました。いくら子供であっても、善悪を理解させて叱らなければいけないんじゃないかと思っていましたが、最近はルールを守らせる、ということのトレーニングの為にも、いちいち説明するよりは「ダメ」の一言で納得させる“親の威厳”も大切なんじゃないかと、考えるようになってしまいました。

うちは中学生になりましたが、そろそろ嫌われるくらい厳しくする必要に迫られるでしょね。
いずれにせよ、子育ては親育て、ですね。
by (2007-06-09 20:41) 

こんばんは。たいせいさん。
共感のnice!をお送りします。うちはご存知の通り娘二人です。
来月14と12になります。
はっきり言って、女です。子供でも娘でもない部分が段々発生してきています。ですので、物凄く気を遣います。(ただ物分りのいい、甘やかす、媚びたオヤジにはなれないので、そういう観点からということです。)

ただ可愛い、だけではすまない、理解できないところがあるのが娘と父親なのではないか・・・・最近少し悩んでいますよ。
by (2007-06-10 23:01) 

たいせい

 まーきんさん、子供の成長を通して自分が育てられていると思うことが最近多くなりました。

 「理由を説明する」という部分でも、最近"とある"出来事があって会津10訓のフレーズを思い出して「ダメなものはダメなのである!」(理由は関係なくダメなののはダメだとの意)とやったところ、娘は多いに不満な顔をしましたが不承不承従いました。

 根底に愛情さえあれば、時として「理不尽な親(子供から見て)」でも良いのだと思った瞬間でもありました。
 娘は娘で、二つ下の弟に対して言葉足らずでうまくしかれない場合に、そっくりそのまま「ダメなモノはダメなのである!」などと言うようになり、何かを伝えることが出来たようです。

 いましばらく、子供と一緒にもう少し成長させていただきたいと思っています。


 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-11 08:35) 

たいせい

 STALTHさん、我が家においては私は娘に甘く、女房は長男に甘い事に最近気がつきました。
 恐らくは女房も「男の子の育て方」はよく解らないと思っているのではないでしょうか?

 願わくば、STEALTHさんを見習って、運動会やスポーツの大会などに出場する際も「とーちゃん、恥ずかしいから来ないでー?」と言われない親になりたいものです。
(可能であれば高校生くらいまでは一緒に風呂も入りたいナァー:スケベ心じゃないつもりですが...。)

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-06-11 08:43) 

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