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「喪中ハガキ」と「年賀状」「寒中見舞い」の正しい作法? [あいさつ]

 昨年の12月に、「喪中ハガキ」を下さった方に対しても「寒中見舞い」などの挨拶状を送らないと欠礼になるのではないか?との記事を書かせていただきました。

    

    喪中はがきに、寒中見舞いを送るべき??
    
http://blog.so-net.ne.jp/kawaraya-taisei/2006-12-26


 その後、自分なりにも気にしていたら、百貨店で関連の仕事をしていらっしゃるN.MiuraさんのBLOGでこの件についての詳細な意見が書かれていました。

 私にとっても新鮮な視点で非常に勉強になりましたので、このBLOGを紹介させていただきます。

    喪中ハガキから考える本当の礼儀や思いやり:イザ!
    
http://vow-q.iza.ne.jp/blog/entry/394443/

    喪中ハガキから考える我が国の宗教観(加筆済):イザ!
    
http://vow-q.iza.ne.jp/blog/entry/389465/

 
 内容としては、

  •  私が昨年の記事に書いていたように「喪中ハガキ」をいただいたからと言って何の挨拶もしないというのはやはり失礼に当たる。
  •  お悔やみの手紙を出すなどが本筋ではあるが、何らかの挨拶を行う必要があり「寒中見舞い」などもその方法の一つ。

というもので、昨年私が考えてきたことに大きな間違いがないのを知り、安心することが出来ました。

 

 また、このBLOGを読んで非常に興味深かったのは、

  • 「『喪に服す』というのは、個人的に「慶事」などを控えるという事で他人まで巻き込む必要はない」
  • 極論だと受け取られるかもしれないがとの但し書き付きで、「私は、身内に不幸があっても忌中(四十九日)を過ぎていれば、年賀状は出しても良いと思っています」

との文章もあり、改めて「忌中ハガキ」を考えることが出来ました。


 一度皆様も、「喪中ハガキ」の作法を、もう一度お考え下さると良いのではないかと思います。


 貴重な情報を得ることが出来ました、N.Miuraさんほんとうにありがとうございます!

 

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PS.
 一昨日、無事に10万ヒットを記録することが出来ました。(初の一日1000ヒット超も記録しました)

 この機会に過去記事の紹介をしたいと思っていましたが、残念ながら時間が無く年末あたりに記事にしようと思います。

 わざわざここまでご訪問下さる皆様、本当にありがとうございました。

 


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コメント 14

浜松自宅カフェ

10万ヒットおめでとうございます!
「寒中お見舞い」ナルホド!と思いましたけど、いただいたことはなかった
です。それだけ知っている人も少ないんですね。

>他人まで巻き込む必要はない
これはなかなか目から鱗ですね。要は個人の考え方ってことでしょう。
考えさせられましたよ。
by 浜松自宅カフェ (2007-12-01 17:14) 

年齢を重ねてくると、喪中葉書が本当に増えますね。仕方のないことですが・・・・
参考になる、良いお話でしたよ。
10万ですか・・・おめでとうございます。これからも宜しくお願いします。
by (2007-12-01 22:12) 

とりのさとZ

こんにちは
喪中のはがきをいただいた先には、年賀状の「年賀」や「おめでとう」などの語句を抹消(2本の線を引く)して、賀状を出しています。

これがどれだけ普遍的かはわからないのですが、それでも、先方には正月に「賀状」が届いた方がいいのではないだろうか、という判断ですが。
喪中でも正月に何も届かないのはさびしいのでは、という配慮なんですが。
by とりのさとZ (2007-12-02 12:07) 

N.Miura

たいせいさん、皆さん、こんばんは。

私のブログ記事をこちらでご紹介いただいているようなので、お礼方々ご挨拶に参りました。

最近は「あいさつ」ができない子供さんが増えているように思います。大人が“既製品”のあいさつ状やハガキを使っているのだから無理もないと思っています。

たいせいさんがこのブログで「祝日に国旗掲揚を」と呼びかけられているを見習いたいと思っております。私は百貨店の中で贈答関係の仕事をしています。ますます「形式だけ」になっていく贈答という習慣を嘆いています。

私は、贈答=ワイロだとは思っていません。贈答=相手への思いやりだと思っています。相手への思いやりが薄くなった時「見返り」だけが浮き出てしまような気がします。

郵政がJPとなって初めての年末、「年賀状は贈り物だと思う」の宣伝が目に付きます。贈るのは「物」ではなく「心」だと私も思っています。

こんな私でございますが、以後お見知り置きいただければ幸いに存じます。どうもありがとうございます。
by N.Miura (2007-12-02 19:39) 

たいせい

 浜松自宅カフェさん、年に一度の年賀状のやり取りのみだけれど大切に思う方からの「忌中ハガキ」をいただき、どうしたものか?と考えたのが切っ掛けでした。
 かといって「お悔やみ状」などを出すのというは、仰々しくて違和感がありnetを調べていて「寒中見舞い」の文字を発見したときは「これしかない!」と頓悟しました。

 毎年この時期どんな年賀状を出そうかと考えるのは、楽しみでもあり、辛い作業でもあります。
 年賀状だけでつながっている大切な友人に、通り一遍ではないものを出したいとは思いつつも、例年のパターンに少し手を加えたものに落ち着いてしまいます。

 nice! &コメント、本当にありがとうございました!

PS.
 どうにかこうにか10万ヒットです。
 祝福の言葉、ありがとうございました。
 
by たいせい (2007-12-03 09:10) 

たいせい

 STEALTH さん、まだ本人が無くなった事による「喪中ハガキ」はそれほどいただいたことがありませんが、これからそんなケースも増えてくるのでしょうね?(嫌なことですが、年月の経過とはそんなものかもしれません。)

 10万ヒット自体よりも、ここ数ヶ月間月間ヒット数が1万を超えるようになったことを少し嬉しく感じています。
 時々息抜き記事を書きますが、個人メデイアとして「何かを伝えられる記事」「何か意味のある記事」を目標にしており、どうせ記事を書くのならば自分が記事を書くのにかかった時間ぐらいは、読んでいただいた時間の合計が超えって欲しいと思い記事を書いてもいます。
(ヒット数よりも、読み込んでいただける時間の合計を重視して、アクセス解析で時間が少ないと読み込まれる価値の少ない記事だったのか?と反省することがあります。)
 最近なかなか時間が取れなくなり、まとまった記事がそれほど沢山書けなくなってきましたが、無理をしない範囲で続けてゆきたいと思っています。

 nice! &コメント、ありがとうございました! 
by たいせい (2007-12-03 09:24) 

たいせい

 とりのさとZ さん、『「年賀」や「おめでとう」などの語句を抹消した賀状』、これは私は思いつきませんでした。
 お互いの思いを伝え合うというのが「年賀状」を「初めとする挨拶状の意義なので、コメントを見て「なるほど」と思いました。
 うちでは祖母が亡くなったのが10年以上前なのですが、どこかの店や会社からの「営業年賀状」しか届かず、どことなく寂しい思いをしたのを思い出します。
 結局は思いやりと、相手を気遣う気持ちなのでしょうね。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-12-03 09:32) 

たいせい

 N.Miura さん、年賀状や季節の贈答品など「物」ではなく「心」だとの言葉、まさにその通りだと感じます。
 何やら世の中の方向が、「おもいやり」や「気遣い」や「情」を離れて「合理性」の追求のみに血道をあげる方向に進んで、世知辛くなっているのを感じます。
 世情も厳しく「虚礼廃止」は世の流れだとは感じていますが、「人情廃止」の雰囲気は何か間違っているように思います。

 コメントありがとうございました!
 またお気軽にコメント下されば嬉しく思います。

PS.
 「旗日には日の丸」、私の身の回りでは少しずつですが実行してくださる方が増えてきたように感じています。
by たいせい (2007-12-03 09:43) 

アキラ

「寒中お見舞い」今後は肝に銘じて・・・・

最近考えることがあります。
会社には全く関係のない身内が亡くなって、「個人的なこと」なのに、会社の会社の経営者などは、会社の付き合い関係まで、「喪中に付き・・・」を送ってきます。

これは、間違いではないのかなぁ?と。
by アキラ (2007-12-03 09:58) 

こう

年賀状だけの仲になってしまった人が結構いますね。
それでも、何も無いよりはいいので、続けている方も多いと思います。

ところが、喪中になってしまうと、途切れてしまうことがあります。
そういったことの為にというのは寂しいのですが、「寒中見舞い」を出したほうがいいと思います。

それ以前に、筆不精になってしまったことを反省したいです。これからは、友人知人を思い出したときには、手紙やはがきを出すようにします。
by こう (2007-12-03 12:43) 

たいせい

 アキラさん、仰るとおりですね。
 現職の代表者が亡くなって社葬にでもしているのならばともかく、法人組織で近親者が亡くなったからと言って「喪に服する」というのは、私も違和感を感じます。
 あくまでも個人的なことで、他の従業員や法人組織としての会社には何の関係も無いはずですね。

 最近、作法に迷うと本やネットで調べたりしているのですが、地域ごとの風習や伝統のようなものもあって、どの作法が正しいのか?迷うことが多くなりました。
 高齢化でお年寄りは増えましたが、正しい作法を聞きに行ける「土地の古老」のような人がほとんど居なくなってしまい、作法の形だけが残って「意味」や「魂」が抜け落ちてしまっていると思う事がままあります。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-12-03 14:01) 

たいせい

 こうさん、私も手紙を書く習慣がほとんど無く、たまに名刺交換した方などから手紙が届くと、こうありたい物だと感銘を受けることが時々あります。
 仰るような「喪中による欠礼」を切っ掛けに、年賀状のやり取りすらなくなってしまうと言うのが嫌で、昨年考えたのがこの記事に書いたようなことなのですが、実際に「寒中見舞い」を送らせていただいた方からも思った以上に良い評価をいただき、やって良かったと思いました。
 年に一度だけのご挨拶出る場合も多々あり、大切にしたい物ですね。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-12-03 14:19) 

喪中とか、寒中見舞いとか、あいまいでしか知らないことの
意味を考えるきっかけになりました。ありがとうございます。

旦那の父が数年前の年末に亡くなり、年明けにその父の母が
続いて亡くなり、それぞれ1年の喪に服していた時、
年賀状が2年連続届かなかったのが寂しくて寂しくて・・・(笑)

その年末の不幸の後、あわてて電話してきた友人は
「もう年賀状を出しちゃったから、ごめんね!」というものでした。
気にしないで、と言っても向こうは申し訳なさそうで。

現代のように、喪中による欠礼の意味がちょっと違う捕らえられ方を
されていると、逆に喪中を知っていて年賀状を送るのには
自分の勇気と相手の理解が必要ですね。
by (2007-12-04 00:34) 

たいせい

 ぺんたごんさん、2年連続だと本当に悲しくなりますね。
 私もまだよく解っては居ませんが、神道の「けがれ」と仏教?の「服喪」とがなんだか混同して作法になっているように感じることも良くあります。

 喪に服している期間は神社の鳥居をくぐってはいけないなどの話もありますが、その期間は49日なのか?35日なのか?、それとも半年なのか?一年なのか?、一年の起算は新暦の元旦なのか?旧暦なのか?ひょっとしたら立春なのか?
(昔、国道で鳥居のかかっていたところがあり、和気の抜け道もなくUターンして1時間以上回り道をして通過したこともありました。)
 結構この手の話は、謎が謎を呼んでいきます...。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2007-12-04 10:32) 

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