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第三子の出産を控えて(産院の問題・救急搬送) [「家族」とともに]

  第三子の出産予定日を来週に控えて、もうそろそろ来るのではないかとここ数日戦々恐々としています。

 たまたま今週は、金融機関関連の集まりや遠方からのお客様の来社等もあり本来ならばアルコール漬けになる週だったのですが、緊急通報に備えてノンアルコールで宴会や接待を乗り切っています。(結構辛いです...。)

 というのは、上の二人は妻の実家の鳥取県の米子での出産だったのですが、今回は愛知での出産でいざというときに私が病院に運び込まなければならないことによるものです。(特に今週は同居している父も出張中でしたので、深夜タクシーが満足にない我が地域では、私が運ぶ以外にありませんでしたので。)

 H15.4.4 長女「青葉」誕生

 

 今回病院選びには随分右往左往し、妊婦の救急搬送先がないことによる死産などの報道も耳にしていたこともあって、いろいろ考え込んでしまいました。

 と言いますのが、近所にあった産婦人科が最近出産の取り扱いを止めて、婦人科の診療しかしなくなったことによるものです。

 良く話を伺ってみると、市町村の婦人科検診制度が整備されることによって産科を扱っていた病院の経営が安定するようになったと同時に、出産関連の医療訴訟での病院側敗訴が相次ぎ、あえてリスクのある出産を扱うことを嫌うようになったというのがこの手の問題の真相のようです。

 また出産を扱うと言うことは入院体制の維持が必要で、その為には複数の医者が必要なのですが、研修医の確保が難しくなったことにより体制の維持が出来なくなったという事情も抱えているようです。
(研修医としては、経験を積む貴重な現場が無くなったと言うことでもあります。)

 結果、高浜市内で出産を扱う病院が無く市外の総合病院での出産を選択することとしました。

 H17.5.2 長男「立夏」誕生

 

 病院を選ぶ際に報道を通して耳にしていたのが、奈良の「産院たらい回しによる死産事件」でした。

 一般的には、運び込み先がなかったのは産院を決めずにいた親の責任だと言われていますが、我が家でも起こり得ることだと感じました。

 というのは、当初通っていた近所の産院には出産間近での転院を薦められており、また私たちも経過観察ならば近くの方が通いやすいこともあって、最終的に決めた総合病院になかなか移れずにいたことに依るものです。

 当然、救急車での搬送と言うことになるとほとんどの場合が不正出産で、だからこそ受け入れを嫌われるわけですが、我が家でももし早産ということになって、それが深夜で掛かり付け医が営業時間外の場合に、当然奈良のケースと同じようなことが起こり得ると思われてビクビクしていました。

 よく考えてみると、最初に長女を産んだ国立米子病院でも産婦人科が婦人科のみとなり出産を扱わなくなったので長男の時には別の病院を探したような経緯もあり、恐らく日本中で同様なことが起こっているように思います。

 結局我が家は12月に転院を済ませ、立ち会い出産の資格だけは得ておこうと私もパパママ教室に参加して今日を迎えています。

(立ち会いはあまり好きではありませんが、長女の時には陣痛開始後40時間もかかり、いざというときに付き添える体制だけは整えておきたかったです。)

 

 恐らくは来週「X-day」がやってきます。

 「新しい命」、無事な誕生を祈っています!

 

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共通テーマ:妊娠・出産

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いよいよですね。
産科の不足は、地域によっては本当に深刻なものですね。少子化問題云々でもめるよりも、こういった直接的に「安心して生める」環境を作る事が最も緊急を要するのに、市場原理と医業改革の影響でどんどん少なくなっている産科医への手当ては、何もされていないのです。

これは小児科にも同様の事が言えますが。

産科は、直接的に命の危険がないと誤解されているだけに、訴訟リスクが多いようです。病院を経営する側からすれば、単純にリスクは排除するのが当然と言えば、当然なのですが。

しかし、検診を受ける病院と出産する病院が異なると言うのも、生む側からすると不安ですね。

とにかく、安産をお祈りしております。
by (2008-02-16 20:21) 

私の身近でも、産婦人科が婦人科だけになったと聞きました。
前住所では、私が出産した病院はまだ両方に力を入れているし、
新しい病院も建ちました。
新住所ではどうなるかわかりませんが、全国的に縮小傾向なので
本当にヒトゴトではなくなってきましたね。
by (2008-02-16 22:25) 

yanasan

無事に出産される事をお祈り致します 
by yanasan (2008-02-16 22:39) 

tsk

効率化、少子化、産科減少
何かをみんな一緒にして、何かわすれていますよね......


楽しみですね。
安産をお祈りします。
by tsk (2008-02-17 00:10) 

浜松自宅カフェ

不安なお気持ちお察し致します。
少子高齢化社会に歯止めをかけようとしたら、安心して育てられる環境と
同時に安心して産める環境の整備が必要になりますよね。
これは医者個人の意思に頼るだけでは無理ですから、これこそ国策が
必要な課題ですね。
by 浜松自宅カフェ (2008-02-17 00:31) 

三介

今晩は大成さん。
不安と期待の入り混じる時期で、しかも『ノンアルコール』で過ごさなきゃなんないってつらいですね。医療にせよ、交通にせよ、公的な部分を
ア、建築の検査もか? しっかり最低限、整えた上で、『市場競争』でも何でもやっていくるように、しないと駄目ですね。
無事にご出産されることお祈りいたします。
by 三介 (2008-02-17 01:00) 

家の構造にうるさい建築家

世情があらわれていますね。

子供も作りづらく、生みにくく、育てにくい世の中・・・・・

住む場所も、そのような視点で選ぶと良いかもしれません。
by 家の構造にうるさい建築家 (2008-02-17 10:36) 

とりのさとZ

もう今週ですね。ご無事なご出産をお祈りします。

こちらは人口2万3千人の町ですが、少子化による児童減と町の財政難で、小学校がひとつ、ふたつと廃校になる案が町から出されています。中学校1校,小学校5校にしぼられていくようです。反対運動も起こっていますが・・・。
 地方はずいぶん住みにくくなっていくのでは。なんだかおかしいのです。
by とりのさとZ (2008-02-17 12:41) 

いよいよですね。ご無事の出産をお祈りするとともに吉報をお待ちしています。
産科病院不足はうちの地方でも問題になっていますよ。長野県では特に里帰り出産が受け入れられにくいことが報道されていますね。近所の日赤病院でも医師不足から出産数を限っていたりするので難しいようですね。政治家の皆さんは道路も大事なんですけど、もうちょっと命というものに着眼してもらいたいですね。
by (2008-02-17 22:50) 

私が娘二人を産んだ産院は既になくなっています。
また、当然山の中には産科、産院はありませんので、
車でも1時間以上、距離にして50km以上は走らなければなりません。
私の場合、出産近くなりましたら実家に(市街地)居りましたから
問題はありませんでしたが。。でも、出産までに異常事態となった
時に、救急車で一時間以上走って、受け入れ先がなかったら・・と思うと
ゾッとします。ますます地方は住みにくくなっていくのでしょうか。
ご無事のご出産をお祈りいたします(*^_^*)
by (2008-02-18 00:03) 

NO NAME

他人事ではない、と最後まで読ませてもらいました。
友人が出産した岡崎の産婦人科はわたしもお見舞いついでに
見学?(うろうろしただけ)してきたのでそこで産みたいと今のところ
考えています。でもやはり先生が不足しているのか、普通そういうものなのか、お産に立ち会った後の外来診察時の先生はいつも寝不足&疲労でげっそりしていたそうです・・・。

奥様&赤ちゃんお二人ともの無事をお祈りしています!
by NO NAME (2008-02-18 08:16) 

アイコ

すみません!記名忘れました…。一つ前のコメント主です。。
by アイコ (2008-02-18 08:18) 

たいせい

 まーきんさん、妊婦検診を受けていた病院は高浜市に初めて出来た新しい産婦人科医で、2年前の長男出産時には次回ここで産もうと決めていました。(長男は里帰り出産でした。)
 それで今回通い始めたのですが、2年の間に婦人か検診で十分に経営が成り立つとの判断をした為か?、あえてもう一人の医者の確保の必要な入院を取り扱うのを止めて、産科の看板を下ろしたと言うことのようです。
 小児科も同様で、隣市で小児科医が深夜も当直しているのを看板にしていた総合病院が、小児科の当直を廃しました。
 医者の確保が本当に大変な医療制度に成ってしまったようです。

 良し悪しは別としても、医師免許を取った大学病院だけの研修では研修医も自らの判断で医療を行うという経験を積む事が出来ず、また専門科以外の患者を診る機会もほとんど無くなり、若い医者に多くの現場や症例を経験させると言う意味で大切な現場だったはずのものが消えていることにも成ります。
 まだ旧来の研修医制度で育った医者が最前線で頑張っているうちは良いのですが、その後医療制度全般が壊れていくのではないかと懸念しています。
 建築基準法改正時にも感じましたが、制度を考えるお役人は自らの目の行き届く世界と、自らの責任を問われることのない制度のみを考え、大きな視点を失っているように思われて成りません。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-18 08:35) 

たいせい

 ぺんたごんさん、奈良の事件やその後の妊婦の救急搬送のニュースを聞く度に、我が家でも起こり得ることだと不安でなりませんでした。
 本来ならば最初から出産を扱う総合病院を受診すれば良かったのでしょうけれど、妻の運動量が落ちるのが嫌で(貧乏な我が家の貴重な収入源でもあります)直前まで働かせていましたので、通うのに便利な近くの医者というのは捨てがたかったです。
 記事中にも書いたように妻の実家の鳥取県の米子でも同じような状況で、結果として長女と長男は別の産院での出産となりました。
 本当に人ごとではありませんでした。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 08:42) 

たいせい

 yanasanさん、親が子供に残してあげられるのは財産や事業ではなく兄弟だとの思いがあり(お金はあればあっただけの使い方を覚えるだけだし、大企業も含め企業30年説もあるなか自信を持って渡せる事業を残す自信はありません)、ようやく当初の目標の3人目の出産までこぎ着けました。
 男親はこの期に及んでは何も出来ることはなく、ただ見守っているだけなので、私も祈るぐらいしかできません。
 温かい言葉 &nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 08:50) 

たいせい

 tskさん、既に生まれている二人の子供にどんどん大きくなる妻のお腹は、「命のつながり」を教える良い教材にもなっています。
 「命のつながり」を教えるのは、私の子育ての大きなテーマの一つでもあり、3人目でもあり出産自体にそれほどの不安はない今回、子土間お立ちに何かを伝えることが出来たら素晴らしいと感じています。
 温かいお言葉 &nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-18 09:02) 

たいせい

 浜町自宅カフェさん、私を含めてほとんどの国民は小市民なので与えられた条件の中でベストと思われるものを探していくしかありませんが、何やら変だと思われることが増えてきました。
 普通にやっているものが生きやすくなるようにと言う考え方を、国にももっと持って欲しいです。
 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 09:03) 

たいせい

 三介さん、出来うることならばアルコールの入る場への出席自体を避けたいと思っていたのですが、金融機関や業界関連の会や遠方からわざわざ来てくださるお客様への接待は避けようが無く、ノンアルコールでの参加となっています。
 ただ何度か経験してみて、ノンアルコールは多少辛くはありますが、思いの外楽しい時間を過ごせて自分自身多少驚いています。
(初めて解ったのですが、人ととコミュニケーションするのが楽しいのであって、アルコールは潤滑剤に過ぎませんでした)

 仰るように建築行政の様々な問題も同根で、制度設計をされる方たちは何か重要な視点やバランスを欠いているように感じています。
 どこかで制度設計をもう一度やり直さなくてはならない時が来ているのでしょうね。
 お気遣いの言葉、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-18 09:11) 

たいせい

 わかって建築家さん、なじみのある地元も妻の実家も動かすわけに行かず、その範疇で生きていく術を考えねば成りません。
 先日とあるセミナーで、社会資本の状況が地下を変え、社会資本の投入によって地価を上昇させることができる旨のお話に接しました。
 地方の地盤沈下には、こうした要素も加わっているのでしょうね?

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 09:15) 

たいせい

 とりのさとZさん、景気がよいと言われている愛知県ですらこのような状況なので、他の地域はもっと大変な事態が起こっていると思われて仕方ありません。
 地方が様々な意味で魅力あるところでなくなり、若い者がどんどん都会に出て行くことなどが要因なのでしょうけれども、かといって都会でも十分な社会資本の整備が行われているわけでもなく、どんどん世知辛くなって行くのみで本来の「幸せ」に向かってはいないように思います。 
 いったいどうなってしまうのでしょうか?

 コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-18 09:26) 

たいせい

 ヒゲボーズさん、里帰り出産の場合も同様のジレンマが起こると感じました。
 上の二人の出産は里帰り出産だったのですが、妻が実家に帰ったのは予定日の一ヶ月前で、もし里帰りする前に早産の気配があった場合には同様に産院が決まっていない(決まっていても到底そこには行けない)状況での不正出産と言うことになるわけで、我が家が奈良県での事件のようなことにならぬ共限らないと感じました。
 マスコミは、産院を決めない親の責任のみを報道していたように感じましたが、実際にはこんな事例も山ほどあるのではないでしょうか?
 小児科医の問題もそうなのですが、医療問題についてはアプローチの仕方がおかしいと私も思えて仕方ありません。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 09:35) 

たいせい

 夢空さん、救急搬送による出産の問題はどこかよそ事だと思っており、まさか都市部であるはずの私の住む街でこんな事を心配しなければならないというのが、不思議に思えて仕方ありませんでした。
 愛知の平野部ですら心配のタネになるのですから、山間部などでは本当に大変な問題だと感じます。
 都市部以外ではますます若い人は住みにくく、子供も生まれづらくなっていると言うことなのでしょうね...。(もちろん普通の救急医療や、高齢者医療なども)

 温かい言葉 &nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 09:43) 

妊娠6ヶ月の妊婦です。
他人事ではないと強く感じます。
産婦人科減少が急速に進む神奈川県在住です。
市内にたった1件残った産科のある総合病院は患者が集中し
具合が悪くなるくらい待たされるようです。
私は車で20分くらいの個人病院を選びました。
妊娠5週でなんとか分娩予約が間に合いました。

一人目が個人病院だったので二人目も個人病院で産むことに
最初は不安がありませんでしたが、最近いろいろな話題を耳にし
大成さんのおっしゃるように緊急事態となったときにどうなるかと
考え始めるとお気楽な妊婦はやっていられません。
私の産院では医師一人助産婦14人のため医師の不在でも出産する
ことを了承の上分娩予約を入れてくださいと言われました。
(しかしこの時点で他を探している余裕はありません。)
そのような状況なので早産、妊娠中毒症など妊婦に少しでも異常が
認められた場合はその産院での出産はできないそうです。
体重管理や体調管理を自身でしっかりとしておかないとと常に気を
つけています。

乳児のICUの不足も最近ニュースになっていましたが、出産時の
我が子に何か異常が見つかれば、助かるものも助からないことも
あるのかと思うと大変怖く、産んで退院するまで安心できませんね。

無事に元気な赤ちゃんをご出産されることをお祈りいたします。
by (2008-02-18 09:49) 

しゃくとりむし

無事に、赤ちゃんが誕生されることを、心からお祈り申し上げます。

産院のことにしても小児科のことにしても、
所詮お役所は、自分達の出した社会保障の見通しの数字の帳尻を
あわせるためだけに出生率を上げたいのではないかと思うことがあります。

将来の納税者予備軍としてではなく、
子供は子供として存在するだけで、世の中をを幸せにしてくれる存在なのだ
ということを中心にすえて、制度を作っていってほしいです。
by しゃくとりむし (2008-02-18 09:52) 

たいせい

 アイコさん、男の方はウロウロするだけなのですが妊婦は本当に大変だと思います。(今回も旦那は実際の出産時にはせいぜい妻の背中をさすったり、所在なげにウロつくだけだと思います。)
 最初の子供を産んだ国立米子病院には、妻の看護学校時代の友人(島根の看護学校に通っていましたので)が助産師の資格も取り産科病棟にいたのですが、一人でも知った顔があったことが妻にとっても心強かったようです。
 ただ記事にも書いたようにその病院も、2年後の長男の出産時には出産を扱わなくなっていて、一瞬途方に暮れたのを思い出します。

 アイコさんの場合だと、里帰り出産といえども産む予定の産院で妊婦検診を受けることが可能なので産み月が近くなった段階でそちらに移ればさほど心配はいらないと思います。
 子供に囲まれた生活が慌ただしいのは言うまでもありませんが、楽しく人生を豊かにしてもくれます。
 S浦家の吉報も、心待ちにしています!

 コメントありがとうございました。
by たいせい (2008-02-18 10:13) 

たいせい

 mackeyさん、うちは最初の子供の出産に40時間かかったこともあり、何かあった場合の対応と言うことを考えて総合病院での出産を選択しました。
 幸いな事のその病院は、妊婦検診は予約診療制でそう待たされることもなく診察を受けることが出来、産婦人科病棟も新しい病棟でさほど心配なく出産を迎えることが出来そうで胸をなで下ろしています。
 出産は妊婦にとっても家庭にとっても大事業で、ウロつくだけしかできない夫としては余分なことに気を取られず安心して出産に臨める環境だけは何とかして整えたいと思うものの、なかなか上手くいかない状況に正直言って悲しくなりました。
 mackeyさんの方もご無事な出産。
 心よりお祈りいたします。

 コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-18 10:37) 

たいせい

 しゃくとりむしさん、いつか書こうと思っていた記事だったのですが、出産体制が定まり予定日が近付いた今になってようやく記事にすることが出来ました。

 「少子高齢化対策は我が家から!」などとジョークを含めてスローガンを掲げたりはしていますが、我が家で複数の子供が欲しいと思ったのは「少子高齢化対策」の為でも、「破綻しつつある年金制度」を救うためでもありません。
 前に記事で書いたことがありますが、マスコミや国会での議論を聞いていると、その点に於いて的の外れた論戦になってしまっているようで妙な違和感を感じることがしばしばあります。
(しゃくとりむしさんの仰るように、お役人の帳尻あわせのために子供を産み育てているわけではありませんから)
 子供が沢山欲しいと思うのは「親のモチベーション」の問題で、そちらに実効性のある対策を打った上で、安心して出産して子育てが出来る体制を組んで欲しいものです。(出産・子育て体制医が整っていることが大切なのは言うまでもありませんが)
 そこのところの議論のスタートが間違っていることが、有効な施策を国が打ち出せない原因のように感じられてしかたありません。
 我が子の回りに同世代の子供たちが沢山居ることこそが、最良の子育て環境だとも感じており、もっと子供の多い活気のある社会に戻って欲しいと思います。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-18 10:59) 

アキラ

逗子も何軒かあった産婦人科が、次々に婦人科だけになってしまい、只今一軒だけ辛うじて産科が残っています。
先生はかなりの老齢で、地域のためにムリをしているようです。
なくなるのは時間の問題で、そうなると市内には産科がなくなってしまいます。
国の政策の誤りですかね?

それはそれとして、奥様頑張って下さるよう、お伝え下さい。
アルコール抜きの宴会?
元気なお子さん誕生を思えば、軽い軽い。
搬送も大変ですが、そうなった場合には是非とも安全運転を・・・
by アキラ (2008-02-18 13:13) 

留守中の御訪問、ありがとうございます。無事に戻りました。
出産、オトコは何も出来ませんが・・・緊張はしますよね。
奥様、応援していますぞ。吉報を待ちます。
by (2008-02-18 22:28) 

たいせい

 アキラさん、酒を一切口にされない方は飲み会などではどんな気持ちなのだろうか?と常々疑問に思っていましたが、今回その気持ちを味わうことが出来ました。
 多少無意識に手がコップを求めてさまよう場面などはありましたが、ほとんど苦にならずに過ごすことが出来て、実は意外でした。
 もっとも普段から、アルコールが入っても入っていなくてもさほど変わらないと言われていますので、シラフでも十分に酔っぱらいと呉することが可能だったのかもしれません。(一説によると、炭水化物を食べると胃の中でアルコール発酵させて勝手に酔っぱらっているらしいです)

 産婦人科・小児科医の問題、ここの所このままで良いのかと心配になることが多々あります。
 無医村の話などを聞くとまだまだ恵まれているとは思っていますが、なにやらおかしな雰囲気を感じています。

 温かいお言葉&コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-19 08:44) 

たいせい

 STEALTH さん、おかえりなさい。
 なにがしかの進展があったのではないかと拝察し、お喜び申し上げます。

 本当に男は何もすることが出来ず、ただウロウロとするばかりです。
 せめて鬼嫁に、この時ぐらいはと激励することぐらいしか出来ず、無力感を感じます。
 本来立ち会い出産はあまり好きではないのですが、長女の時の陣痛後40時間かかったときの印象があまりにも強く、そうなった場合にせめて近くにいて上げられる資格だけは持っておきたいと「パパママ教室」に参加してしまいました。
 不安や緊張は私の方はほとんど持っておらず、男の手を離れていますので、だだ「成るようにしか成らぬ」と開き直っています。
 今はただ、早く終わって欲しいの一言です。

 応援のお言葉 &nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-19 08:56) 

ありがとうございます。ステキなコメントを頂きました。
何度も読み返しました。
やはり、同じ世界にいた同士の言葉は響きますね。
混沌と言う未知の可能性を切り開きたいものです。
自分の手で。
奥様、お大事に。
by (2008-02-19 09:31) 

こう

少子高齢化対策を根本から検討する必要がありますね。
しかし、今そんなことを言っている場合ではありませんでした。
とにかく、無事の出産を祈念しております。

”安産スッポン! ”by タモリ
by こう (2008-02-19 12:28) 

mike

なんか緊張しますねー。
長女の時は出産間際の3日くらい前に、
「もう生まれそうなんです」と病院に行き、先生に、
「気持はわかるけど、まだですよ」
と言われ、一旦家に戻り、そして次の日も…
を3日連続で繰り返し、3日目に先生が、
「今日はまだですが、明日くらいかもしれませんね。」
と言われ、また帰るのかなと思っていたら、
「まぁ心配なんでしょうから、今日から病院に泊っていいですよ。」
となり、翌日の午後に生まれました。
でも、あの生まれる前のドキドキ感と、無事生まれたときのホッと感は、何物にも代えられない、尊い経験でした。
あともう少し!がんばってください!!
by mike (2008-02-19 13:34) 

kappa

昨年家を建てられ、私のブログに時々コメントをくださっていたmugitea
さんが、2月6日に女の子を無事出産されました。
http://blog.so-net.ne.jp/mugitea/2008-02-17

たいせいさんの奥様も、無事出産されることをお祈り致します。
少子化の波に抗い、3人目というのは羨ましいです。
by kappa (2008-02-20 00:36) 

たいせい

 STEALTHさん、撤退するにしても考え抜いて後に後悔の残らない決断、行くにしても後であの時やっていなければ良かったとは思わない決断というのが基本原則だと考えてきました。
(結局、考えても仕方ないことや同道巡りすることでで頭を使い思い悩むのが嫌いだという横着な性格のなせる技なのですが...。)
 記事を読んで、釈迦に説法だと思いつつも思わずコメントを書き込んでしまっていました。

 だだ、「混沌というのはチャンス」なのだと頭では認識しているものの、「貧すれば窮する」もあって自分自身の決断はそう容易くなく道に迷ってばかりです。

 再コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-20 08:44) 

たいせい

 こうさん、二人目は予定日よりも随分早く生まれたので三人目も早く来るのだろうと予測していましたが、なかなか兆しが無くて気が揉めるここ数日です。
 ”安産スッポン!”、正にそうあって欲しいです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-20 08:48) 

たいせい

 mikeさん、うちの場合上の二人は470km離れた妻の実家の米子での出産だったので、今の何時生まれるか解らないという状況を間近で経験したわけではなく三人目にしては何か妙な心持ちです。
 正直言って妻のお腹の中の子供にまだそれほど感情移入できているわけではなく、ただ妻に対してあの苦行を乗り越えて早く心配のタネが無くなって欲しいと、そればかりを願っています。
(男親が子供に感情移入できるのは、生まれてしばらくたってからですね)
 二人目の時は、妻の実家に到着したときには既に生まれ落ちた後で、出産というと陣痛開始後40時間かかった(二晩越しました)一人目の印象が強く、思い出しただけでも辛い気持ちになります。
 男は何が出来るわけでもなく、ただウロウロとしたり背中をさすることくらいしかできないのが、むしろ精神的には良くありませんね。
 私としては、結果の如何は時の運なので、早く終わって欲しいの一時のみを考えています。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-20 09:04) 

たいせい

 kappaさん、妻も私も三人兄弟で育ち子供は三人以上が当たり前というのが共通認識だったように思います。(話をしたことはないですが)
 私自身は、一人っ子で育った友人などと話をしていて何か寂しそうだと感じており、おかずや鍋物の争奪戦がある子供の多い家庭というのを持ちたいと思い続けてきました。
 私は結婚が36歳と遅く、三人以上の子供というのは難しいかもしれないと思っていましたが、今回無事に生まれれば何とかそんな家庭を作ることが出来、これもみな妻のおかげだと感謝している次第です。

 率直なところこの厳しい経済情勢の中どう育てるかと言うことまではあまり考えていません。
 ただ、私の父母に出来たことが私にも出来るかどうかが試されるのだと思っています。
 こんないい加減な父ちゃんですが、「親が無くとも子は育つ」を信じて、一日一日を送ってゆこうと思います。
(何もかも生まれてからの話ですね...。)

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-20 09:19) 

mugitea

妊婦の救急搬送なんて、他人事だわ~なんて思っていましたが、
お正月に私自身も救急搬送されてしまいました。
とりあえず、かかりつけの産院に行き、そこから転送されたのですが、
こういうときにかかりつけ医ってモノをいうんだな、と思いました。
産院で搬送先を探してくれ、運良くすぐ搬送先も見つかりました。
(結局、大事にはいたりませんでした)

妊娠中は何があるか、本当にわからないものだと痛感しました。

奥様、お子様ともどもご無事でありますよう、お祈りしています。
by mugitea (2008-02-21 13:49) 

たいせい

 mugiteaさん、うちでも最終的に産むことに決めた病院に転院する前に、もし何かがあったらどうなるのだろうと暫く不安を感じていました。
 妊婦検診の営業中ならばまだしも、営業時間外に何かが起これば、当然奈良のケースと同じ状況が生まれるわけで、あれこれ考え込んでしまいました。
 妻が小児科・内科のクリニックで看護婦として働いてくれていた関係で、通常の掛かり付け医は出来ましたが(一家総掛かりでお世話になっています)、産婦人科は別世界で心細かったです。

 何よりも、無事な出産おめでとうございます!
 我が家は、とりあえず体制だけは整えましたので、何も出来ない旦那としては早く終わって欲しいの一事のみです。
 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-02-21 17:50) 

nina

そろそろ生まれる頃でしょうか?
なんかこっちまでドキドキしちゃいますね。
元気に生まれてくることをお祈りいたします。
奥さんがんばれ!
by nina (2008-02-24 01:58) 

たいせい

 ninaさん、ご心配をお掛けして申し訳ありませんでしたが、無事三人目生まれました!
 私は何もしていないのに「あーっ!、何か一仕事終わった」と勘違いしています。
 とりあえず、禁酒が説かれたのが嬉しいです。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2008-02-27 17:12) 

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