次男の名前&アドレス(URL)変更&15万ヒット!? [「家族」とともに]
瓦関係の記事を何本か用意していたのですが、業界記事はシリーズものになるのでまとめてUPしたいのと、先日生まれた次男の名付けをコメントで引っ張りすぎたのと15万ヒットを昨日超えたこともあって、もう一本だけ親バカ記事&連絡記事を書かせていただきます。
まず、先週のso-net リニューアルのメンテナンスで、このBLOGのURLが変更になりました。(良い迷惑です...。)
旧URLでも当面アクセスは可能なようなのですが、次回またメンテがあったタイミングなどで旧のURLが使えなくなる可能性もあり、お手数をお掛けして恐縮なのですがこのBLOG本体及びRSSのURLを直していただけるようお願いいたします。
山本大成 「かわら屋の雑記帳」:So-net blog
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さて、「親バカ」記事の始まり、始まり。
2月25日に生まれた次男
我が家の子供はこれまで、私が候補を幾つか出して妻がその中から選ぶと言う形で決めてききました。
私自身はご存じのように「大成」と言う名を両親に付けてもらったわけですが、解りやすい読み方で誰もが知る言葉の割りに最近までは名前としては使われておらず、自分で言うのも何なのですが大変良い名前を付けてもらったと感謝しています。(ちなみに、弟は「大器」と言います。父は「生駒」、伯父には「秩父」と言う名前もあり、地名もなかなか良いと感じています。)
名は体を表すともよく言われ、親が子供に対して与えられる物のうち最も重要なもの幾つかに入るのではないかと感じており、自分自身の子供の名付けでもそれなりに悩み苦悩の末に付けています。
私の名付けの基準は、概ね以下のような物です。
- 2文字でその言葉が熟語として意味を持っていること
- 普通に使われている文字で当て字のようなものは一切無く誰が見ても一目で読み方が分かること
- 明るく、陰ひなたのない雰囲気を醸し出していること
- 同名の人間がそう簡単にはいないこと
- 誰にでも一度で名前を覚えていただけること
私自身に両親から付けていただいた「大成」と言う名は概ねこの条件に合致しており、誰に名刺を出しても直ぐに読め、しかも直ぐに名前を覚えていただくことが出来る、そして名前のおかげか性格も裏表のない人間(そう思っているのは私だけかも?)に知らず知らずのうちになっているように思います。
私も、そのような考え方で自分の子供の名付けに望みたいと考えていました。
なお、13日の金曜日で仏滅生まれの私としては(小学生の頃気づきました。何故だか嬉しかったです)、運命とは切り開くものであり、あれこれと気にするものではないとの考えで、占いなどは全く気にしていないこともあって、画数は全く気にしていません。
(本によって画数の数え方に違いがあることに気づいた時点で、面倒になったというのが真相ですが...。)
平成15年4月4日生まれ、長女「青葉」
長女の時に出した候補はもう覚えていませんが、最後に妻と議論をしたのは「青葉」と「若葉」・「さくら」のいずれにするか?だったと記憶しています。
当初の出産予定日の3月中に生まれていれば「さくら」で合意できていたのですが、4月に入り季節が変わったことによりもう少し伸びやかな名前にしようとの話になりました。
妻が最有力と上げてきたのが「若葉」。
子供の頃はそれでも良いがやがて大人になり年を経たときに「若葉」では、軽やかで可愛いだけの大人が出来上がってしまう恐れがあり大人の名前としては適当ではないと考え私は「青葉」を押し、結果妻を押し切りました。
(将来年を取ったときに「若葉おばあさん」なんて何か違和感を感じました。)
平成17年5月1日生まれ、長男「立夏」
長男の「立夏」は悩みました。
というよりも、前に上げた名付けの原則を無視してでも付けたい候補が私にあり、迷走したというのが真相かも知れません。
その名前は「太郎」。
「山本太郎」、いかにも日本の男の子という響きの名前でどんな理屈をも超越する素晴らしい名前だと思っていました。
(切っ掛けは、青年会議所で活動していた際に当時自由民主党の政調会長だった麻生太郎さんの講演に企画・運営側で係わり、「太郎」という名前の持つ格調と響きに痺れてしまったことにあります。)
ただ、「山本太郎」成る名前の俳優が存在することは知っていましたので、他人と同じ名前は付けたくはなく、正直言って出産前に表舞台から消えてしまうのを願うという大変暗い願いを持っていました。(山本太郎さんゴメンナサイ!)
NHKの大河ドラマ「新撰組」に出演されるなど、それが叶わないことがわかった時点で名付けは白紙に戻りました。
次いで付けようと思った名前が「穂高(ほだか・ほたか)」で、三十代半ばまで青春を燃やした山登りで一番思い入れのある「穂高」を長男の名前にしようとしました。
しかし妻が大反対。
結婚後妻と穂高に登に行った際あまりに天気が悪く、妻にとって「穂高」の名は濡れた険悪な岩場というイメージだったようです。
我が青春の穂高岳
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2006-07-27
また三河弁の「ほだらぁ~」(そうでしょうとの意)と言う言葉を妻が嫌っていて、「ほだらぁ~」と言ってバカにされるからダメだと強硬でした。
それで、歳時記や暦、はたまた辞典などを総動員してリストアップに当たり、その中で選んだ名前が「立夏(りつか)」という名前でした。
「立夏」は、当初の出産予定日がその年の二十四節季の「立夏(りっか)」に当たったことからリストアップした名前で、夏に向かう伸びやかな雰囲気や、夏を味方にして伸びゆく感じがあると感じ、とても良い名前だと思っています。
平成20年2月25日生まれの次男の名は?
さて本題の、先日生まれた次男の名付けです。
今回はあえて出産前には名前を考えていません。
何もかも準備万端で用意しておくと何やら縁起が悪いような気がして、その時々の課題に全力投球しておき、無事に生まれてから考えようと夫婦間の話題にも上がりませんでした。
無事に生まれたのを確認しておもむろにリストアップを始めたわけですが、今回は里帰り出産ではなく上の二人の子供の世話が慌ただしく、なかなか作業にはいることが出来ません。
最初にリストアップした三十数点の候補のほとんどは、病室の妻にその場で却下。
途方に暮れました。
その後更に十点ほどを候補に加え、妻と数度の話し合いを持ちました。
「候補リスト」(備忘録の意味も含めて収録しておきます)
如月(きさらぎ)季節感から/穂高(ほたか)ほだかではなくほたか ※一押し/青空(あおぞら)/快晴(かいせい)/朝日(あさひ)山の朝日も素晴らしい/黎明(れいめい)あさぼらけ/地平(ちへい)地平線/息吹(いぶき)草木の息吹/涌水(ゆうすい)大河の源流/北斗(ほくと)北斗七星/疾風(はやて)急に起こる風。一陣の風/銀河(ぎんが)きらめく星々/駿馬(しゅんめ・しゅんま)/春風(はるかぜ)/日向(ひなた)/朝風(あさかぜ)/陽向(ひなた)/多聞(たもん)多くを聞く/岳人(がくと)/富嶽(ふがく)/富士(ふじ)/出帆(いずほ)/吹雪(ふぶき)/雲海(うんかい)/飛鳥(あすか)飛ぶ鳥。大和のさらなる源流/勇魚(いさな)くじら/天馬(てんま)空駆けるペガサス。秋の星座/太陽(たいよう)/八雲(やくも)幾重にも重なった雲/菜花(なばな)/哲理(てつり)/勇士(ゆうし)/達人(たつと)/闘志(とうし)/出雲(いずも)/大和(やまと)/勇帆(ゆうほ)/東風(こち)/早春(そうしゅん)/清輝(せいき)月や日の清らかな光/山彦(やまひこ)山の神様/海彦(うみひこ)海の神様/山吹(やまぶき)さえた赤みの黄色/青陽(せいよう)/春雷(しゅんらい)
- その後も、「色の和名」「新芽などの植物の芽吹き」「晩冬や初春の季節の言葉」「星の和名」「登山用語」「職人用語」「地名」などリストアップは続けていました。
- 今後4人目にチャレンジする際があったら、この中から拾う可能性がありますので、もしこの中から使われる方がいらっしゃいましたらご一報下さい。(重複を避ける意味だけです)
そして結果的に付けた名前は、「太陽」。
「山本太陽」に決し、3月5日に出生届を提出してきました。
明るい日差しで、まわりのものを明るくする力を持った子に育って欲しいと思います。
生まれた季節は冬であり、言葉の選び出しに悪戦苦闘したこの10日ほどでした。 (季節感のある言葉の中でよいものを探そうと思っていましたが、冬は苦しい...。)
PS.
さて昨日、トータルヒット数が15万を突破しました。
一年九ヶ月弱かかっての到達です。
100記事を書いた11月17日から4ヶ月弱で6万ヒット。一ヶ月当たりで1万5千ヒットをコンスタントに超えるようになりました。
これもすべて、ここに来てくださる皆様方のおかげです。
本当にありがとうございます。
そして、今後ともよろしくお願いいたします!
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太陽君、元気に成長を祈ります。
たいせいさん、まだ大成しとらんですよ。これからです(うーん、きついなぁ、これは(笑))。
by とりのさとZ (2008-03-06 18:28)
ついに決まりましたか。
素敵な名前ですね。
無事のご成長をお祈り致します。
それにしても候補の数が凄い。
これは息子さんが大きくなったら見せてあげた方が良いと思います。
by kappa (2008-03-07 00:17)
太陽君。よき名ですね。燦然と光り輝く男の子になってくれますよ。きっと。
読めない人はいない、さわやかで見事な名前をつけましたね。
おめでとうござります。
by STEALTH (2008-03-07 00:21)
とりのさとZさん、命名を引っ張った関係で親バカ記事の連発になってしましました。
NHKで「私の青空」なるドラマを数年間にやっていて、準主人公の子供の名前が「太陽」だった記憶があり気になっていましたが、最終的にそれを吹っ切り今回の決定となりました。
BLOGではハンドルネームでやっていらっしゃる方が多く、こうした名前ネタは実名でやっている私くらいしか記事が無さそうだったので、思い切って記事にしてしまいました。
nice! &コメント、ありがとうございます!
PS.
大成していない件、ご指摘の通りだと感じています。
子供を育てていると言うよりも、子供を通して自分自身が育てられています。
日々精進です...。
by たいせい (2008-03-07 08:53)
kappaさん、上の二人の場合は里帰り出産だったことがありそう何度も妻と話し合えなかったので、リストを厳選し、私なりの優先順位を付けた上で妻にみせました。
今回は、里帰りしなかったので何度も話し合いが持てると、裸のリストをそのまま妻にみせました。
(でも最初の、三十数点のリストの大半が即座に却下は少し辛かったです。)
私にもう少しボキャブラリーがあれば、もっと良い名前を少数厳選で拾い出すことが出来たのかもしれませんが、手当たり次第に拾い出して、連想ゲームでそれを広げたらこうなってしまいました。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-07 09:00)
STEALTH さん、景気の悪いのと相俟って冬は光や暖かさを求める季節なのだと、今回の命名で再認識しました。
恐らくこの「太陽」と言う名前の中には、今の厳しい状況を振り払いたいとの親の思いの方が大きな名前なのかもしれません。
将来次男が「良い名前を付けてもらった」と思ってくれると良いのですが...。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-07 09:10)
太陽君にナイス100万個付けましょう。
きっと、明るいみんなのリーダーになる気配がします。
本当にいい名前・・・おめでとうございます。
息子に名前を付けたときのことを思い出しました。
新聞記者だった父に、息子が産まれてから手紙を書きました。
中身は、息子の名前の候補20個ぐらいだったと思います。
しかし、父からはmacoto(ごんべんに成)がいい。
理由は、私の名前の一部が入っている。
これからの時代は「有言実行」が大事だから・・・姓と続けて書いてみて、納得して決めました。
たいせいさんと違って、私の場合には一字限定でした。
by アキラ (2008-03-07 10:17)
名前はその人の一生もので、一種財産だと思っています。
しかし、自分の周りは女の子ばかりのお子様ですが、男の子というのは楽しそうに感じます。
女の子ほしいですか?
by わかって建築家 (2008-03-07 10:43)
アキラさん、長女の時に一文字の名前も考えましたが「山本」は名字が単純でバランスが悪く感じられたのと、同名の人が身の回りに現れることも考えられると思い(山本は多いですから同姓同名がいそうな名前はは嫌でした)、私の場合は二文字の熟語にこだわりました。
子供に、一生使って貰える名前を付ける。 これも一つの親の醍醐味で、責任重大な事だと感じています。
改めていただいている様々な方の名刺を見ても、ご両親の子供に対する思いをうかがい知ることが出来るのだと、自分が名前を付ける立場になって初めて分かった点でもあります。
子供を産み育てるというのは、自分に対する親の思いを知る機会でもあると考えるようになりました。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-07 16:18)
わかって建築家さん、自分自身では付けることが出来ず、一生ついて回るのが名前で、仰るように子供に与えることの出来る数少ない財産の一つだと感じています。
うちは男女の産み分けについては無頓着で、結果をありのままに受け入れようと思ってきましたが気がつくと2男1女を設ける機会に恵まれて、本当にありがたいことだと思っています。
ただ、正直言って、前に記事で書いたことがありますが女の子の育て方というのが今ひとつ解らず、長女の育児については妻の主導権に任せて今のところ優しい父ちゃんとして接することが出来ています。
おかげで長男には嫌われることが多く妻に懐いているのですが長女は私に懐き、ひたすら可愛いと思える今日この頃です。(愛情に違いはないのですが...。)
男も女も、どちらも可愛いです!
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-07 16:27)
わぁ、太陽くんですか~素敵なお名前です☆
お名前のリスト、全部読みましたっ!次の子供のために?って?
それはないですが^^;名前、好きなんですよ~。
よく、新聞や、広報誌に出生のお知らせなどでお名前が記載されてたり、一才になりました☆との掲載など、どんな名前なのか必ず確認します。
親の思いが込められていますものね(^_^)v
たいせいさん、与作さんは三人男兄弟、全員に「大」の字が入ってます(^^)/
by 夢空 (2008-03-07 21:58)
太陽くん、こんにちは
今は小さくとも、大きなお名前ですね。
by tsk (2008-03-08 02:45)
夢空さん、自分の名前のありがたみは社会人になって直ぐに感じましたが、他人の名前とそれに対するご両親の思いと言うところにまで思いを馳せることが出来るようになったのは、自分自身が親になり命名をするようになってからです。
時々名刺をいただいたり印刷物で名前を拝見して、「よくぞこの名前を付けた」と感動することがあります。
自分自身のボキャブラリーが豊富であればもっと良い名前も考えられるのでしょうが、私にはこの辺りが限度のようです。
ただ大きくなったときに、命名に対する親の思いだけは伝えておきたいです。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-08 08:27)
tsklさん、名前が持っているイメージとしての「明るさ」「暖かさ」「大きさ」などが、この名前に決めた一つの理由でもあります。
イメージ通りの子供に育てられるかどうかは親の責任ですので、よろこんでいるばかりではなく、気を引き締めてかからねば...。
コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2008-03-08 08:38)
「太陽」
素直な良い名前ではないでしょうか。遅くなりましたが、おめでとうございます。
by KABU (2008-03-08 12:51)
KABUさん、私の拙いボキャブラリーの中で精一杯考えた名前で親としては満足していますが、正体子供にそう言って貰えるように成って欲しいと思っています。
コテコテの親バカ記事にお付き合い下さり、ありがとうございます。
また祝福のお言葉、ありがたく頂戴させていただきます。
by たいせい (2008-03-08 15:27)
ステキな名前に決まりましたね♪
季節感を取り入れようとすると、確かに冬は難しいです…。
男の子の名前は特に難しい気がします。
太陽くんが健やかに育ちますように☆
by mugitea (2008-03-11 19:05)
mugitea さん、4月5月生まれの長女・長男に比べて本当に今回の命名は苦戦しました。
特に妻との折衝は、お互いの子供に対する思いの違いや、一つ一つの言葉から受ける印象が違っていたりして、丁々発止やり合いました。
今は、無事健やかに育てる責任が背中にのしかかっています。
「子育ては、楽しくもあり、厳しくもあり!」ですね...。
nice! &コメント、ありがとうございます!
PS.
暫く「親バカ記事」の連発でしたので、「業界関連記事」などが少し続くと思いますが、「子供の成長記録」や「親として考えたこと」などもどんどん書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
by たいせい (2008-03-12 10:13)