遅ればせながら山陰の妻の実家での正月について [「家族」とともに]
お正月はとうに過ぎて今は1月後半でありタイミング遅れのきらいはありますが、定例記事でもありますのでお正月休みの妻の実家山陰訪問について記事にします。(純粋親バカ記事ですのであまり期待しないでください。)
今回の里帰りは私の休みの始まりがなかなか決まらなかったこともあって航空料金の安い12月25日に妻と子供達は飛行機で先に向かい、私の方はと言うと30日やっと仕事がかたずき大晦日に車で山陰まで走っていきました。
妻と子供の里帰り&クリスマス・お正月手作り小物
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-12-27
当初の天気予報では大晦日から1月4日頃まで雪の予報で、子供達と雪遊びをするのが楽しみだったのですが、行ってみると連日のベタ雪に道はずっとシャーベットと深い水たまりで、子どもが風邪気味だったこともあって初詣にも出かけられず家の中に籠もりきりのお正月でした。
(雪という普段仕事で行く東北の乾いた雪の印象が強かったのですが、これも雪国の一つの側面なのだと勉強になりました。)
子供達はと言うと、雪が降っていたので明日こそは雪だるまや雪合戦で遊べると毎日ワクワクしていたようでしたが、朝がた道の様子を見に行った私の「今日も水たまりで遊べそうにない」との声に、落胆を繰り返していたようです。
それでも後半になるとシャーベットと水たまりも消えて道が乾きましたので、ようやくOKを出して私と5歳の長女「青葉」、3歳の長男「立夏」と一緒にお散歩に出ます。
ただ当然の事ながらその頃には雪も随分消えており一部の日陰や芝の上などに少し残る程度しかありませんでしたが、それでも愛知に住む私たちにとっては珍しい雪には違いなく、雪を集めて山を作ったりトンネルを掘ったり棒でつついて雪を飛ばして私に何度も怒られたりと子供達は大はしゃぎでした。
妻の実家には盆正月の年二回(場合によってはゴールデンウィークも)里帰りをしており、そのたびに義妹のところの子供達と我が家の子供達との交流があります。
年齢的には義妹の長男「Hくん」が小学一年生、「青葉」「Sちゃん」が年中組、「立夏」が未満児、「Nちゃん」が1歳、「太陽」が0歳と遊びたい盛りの年の近い子供達で、毎年相手をするのに相当のパワーが必要で今回も覚悟をしていましたが、今回は意外なほど疲労感が残らず拍子抜けをしてしまいました。
前回はお兄ちゃんお姉ちゃんちゃんたちの遊びの輪になかなか加われず、直ぐに私を呼びに来た「立夏」もみんなに交じって走り回ります。
他の子供達も分別がついてきたのか?オモチャの取り合いなどでの喧嘩もほとんど起こらず大人がいなくとも自分たちで遊び続け、小さな子供の面倒も自分たちで面白がりながら見てくれて、ほとんど手が掛かりません。
多少思い通りにならなくとも、決して泣くことはなく虎視眈々とチャンスをうかがっている様子など、大人の立場で遠巻きに様子を窺っていると笑い出してしまいそうな瞬間さえあります。
子供達もちゃんと成長して、社会性を身につけて来たのを実感しました。
よく考えてみればこの子たちはそれぞれ3人の兄弟に囲まれ、比較的小さな頃から保育園や幼稚園で同じ年の子供達と触れあった経験をふんだんに持っており、そのおかげかもしれぬと感じました。
来年再来年と年を経るに従ってこの集団に今はよちよち歩きの「Nちゃん」や、乳飲み子の「太陽」も加わっていくでしょうし、血肉を分けた「従兄弟どうし」という意識も育っていくのではないかと思います。
やはり子供達に社会性を身につける最大の存在は兄弟なのだと、3人の子供を産んでくれた妻に感謝です。
GW、妻の実家の山陰に里帰り&妙な棟瓦(子供達の成長・従兄弟どうしの子供社会の変化)
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-05-12お正月は5人の子供と勝負!勝負!&出雲・伯耆のおせち料理
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http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-05-07子供のことは、子供達の社会にまかせましょう!(いじめ 昔の家族はこうだった?)
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大人たちはと言うと、写真を撮りそびれましたが山陰特有の「赤貝の煮付け」「丸餅のお雑煮」をはじめとする義母さんの作ってくださった手作りお節に舌鼓を打ち、連日のんだくれて過ごしました。(私だけかも??)
妻の実家が近いと直ぐに行き来が出来て便利だが遠いと大変だと結婚前は考えていましたが、友人などの様子も見ると奥さんの実家が近い場合は旦那はなかなか足を運ばず、奥さんの方もいつでも来れるという気安さから日帰りで帰る場合が多いようで、むしろ遠い方が人間関係が濃くなるようにも感じています。
勿論うちの場合は、この妻でありこの義父さん義母さんだからなのかもしれませんが、なんだか同じ所で生まれ育ち今に至っている私にとって「故郷」のようにも思えています。
(その分最近あまり気を使わなくなってぶっきらぼうになってしまっている様な気がして、少し反省していますが...。)
久しぶりにゆっくり羽を伸ばすことが出来ました。
義父さん義母さん、本当にありがとうございました!
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さて帰り道の中国山地越え蒜山SAには十分雪があって、子供達は大喜びでした。
写真を数点載せさせていただきます!
おみやげには山陰でしか手に入らない「再仕込み醤油」を買ってきました。
(旨みが強烈に強く、ブロッコリーやサラダに合わせるととてもおいしい醤油です。)
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私は父方だけでも、従姉妹が20人以上います。
全員が集まる機会はありませんが、伯父が亡くなった時などには何人かが顔を合わせます。
そのたびに「従姉妹会をやろう」という話になりますが、一度も実現しません。何しろ北は岩手から南は鹿児島までひろがっていますので・・・
今回産まれた孫達には仲良くして貰いたいと思っているところです。
たいせいさんのお子さん達は、従姉妹同士の楽しそうな笑顔が弾けていて本当に良い記事だと思います^^
by アキラ (2009-01-30 10:54)
子どもたちは 日々成長しているんですね。
2人目の孫がきょう1歳の誕生日を迎えましたが、4月で3歳になるお姉ちゃんと遊べるようになりました。
仲間がたくさんいるほうが いいですが、増えそうもありません。
by sachi (2009-01-30 11:53)
たいせいさん一家は親も子供もバイタリティのかたまりみたいですね。
すばらしいことです。
私の故郷は徳島なんですけど、もう20年以上帰省できていません。
今年は愛知は雪が全然降りませんが、そちらもそうですか。
by とりのさとZ (2009-01-30 12:10)
妻の実家が歩いて5分、
私の実家は車で50分です。
そういえば、いずれも泊まった事がないですね。
我が家の子供も3人です。
大人も含めて5人もいると複雑なコミュニケーションがあって、
いい勉強になります。
by こう (2009-01-30 12:40)
アキラさん、自分の子供達は普段一緒に生活をしていてなかなか成長度合いがわかりませんが、従兄弟たちとのやり取りを見ていて改めて成長期気づくことなども良くあり、親としても楽しい時間でした。
うちの一族はほとんど地元で暮らし続けているのですが近すぎるために帰ってお互いの行き来が無く「従兄弟」や「血のつながり」「親戚づきあい」を考えたことがこれまでほとんどありませんでしたが、妻を通して改めてそんなことを感じたりもしています。
こんな事も、他人同士が一緒に暮らす「結婚」の良いところなのでしょうね。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-01-30 13:36)
sachiさん、妻の方に義弟が私の方には弟がまだ独身でいるのですが、まだ今のところ浮いた話の気配が無く、当面はこれ以上には増えそうにありません。(妹の所には中学3年生の一人っ子がいますが、少し年が離れすぎていてなかなか交わるところまでは行きません)
ただ最近は一人っ子の家が多く、それに比べればsachiさんのところも遙かに楽しい子供達の姿が見られると思いますよ。
nice! &コメント、ありがとうございました!
PS.
子供が多いと楽しいというのは男の側の理屈であって、妻の側からすると大変なことなのでしょうね。
by たいせい (2009-01-30 13:43)
とりのさとZさん、山陰はこの正月の間毎日雪が降り続いていましたが、気温があまり下がらなかったことで直ぐにシャーベットになって消えてしまい、正直少し拍子抜けしました。
自分自身は生まれも育ちも高浜で、故郷や帰省という感覚を全く持っていませんが、妻のおかげで何となく解るようになった気がしています。
このBLOGを読んでいると私は構いたがりの親バカのように見えるかもしれませんが、要所要所では徹底的に構いますが普段はさほどではなく、子供の自立を妨げたくないと気をつけていますので、意外と放っておいても自分たちで遊べる子供と成りつつあります。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-01-30 13:52)
こうさん、子供が多いと子供達どうしのやり取りを見ていて人間関係の変化や成長を目の当たりに出来て、本当に面白いですね。
実家が近いと喧嘩のあげく実家に戻ったり仲直りして帰ってきたり等と言うことが比較的簡単なのでしょうけど、うちのように妻の実家が遠い家庭で起こったら、覚悟の上の家出でそう簡単には元に戻らないだろうと妻の逆鱗に触れないよう戦々恐々の日々です??
正直な話、私の場合ははじめから妻の実家がこの距離なので、近い場合の想像がつきません。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-01-30 14:00)
山陰里帰りは毎回楽しみですね♪
奥さんやご兄弟や、いとこたちと交流もまた年に何回かの
楽しい行事で、こどもたちはとってもワクワクですよね!
私の最近の趣味はどうやらグルメでして、
最後の写真の醤油の「舌鼓」という名前がそそられてしまいました(笑)
ご当地ものって好きです。
by ぺんたごん (2009-01-30 22:23)
☆にぎやかな家族でうらやましい限りです。
食いしん坊の私は、最後のおしょうゆがキニナルところです~
by ijimari (2009-01-31 02:41)
先日は、貴重な“再仕込み醤油”ありがとうございます。
山陰は行ったことがないのですが、なんと言っても神々の集合するところであったり、NHKの「だんだん」の舞台であったり、興味深いところです。
機会があったら行ってみたい土地です。
今回もたくさんの重い出が、ぎっしりとつまった旅ですね。
by mike (2009-01-31 11:01)
子供同士の遊びの中から社会性が養われていくのかもしれませんね
特に違う年齢の子と遊ぶと、世話をすることも覚えるのでしょうね
「再仕込み醤油」気になりますね
by スミッチ (2009-01-31 13:00)
これだけ子供が集まると賑やか過ぎるくらい賑やかでしょうね。(笑
ウチは甥っ子が三人いますが、それだけでもとんでもなく大変です。
私は年に一度くらいしか合わないので、笑って「おまえら元気ええの〜」で済みますが・・・
by nina (2009-02-02 00:19)
ぺんたごんさん、私の出張の際の密かな楽しみがお醤油探しで、時間があるとスーパーなどに入って(スーパーというのがミソです。あくまでも普通に家庭で使われる醤油探しなので)、変わった醤油を探しています。
製法が同じでも気候風土によって発酵に係わる細菌の種類が違うせいか?かなりの味の違いが現れることもあり、意外と面白いです。
(九州の醤油はウスターソースのように甘かったり、今回のような再仕込み醤油を見つけたりなど)
他にも味噌やお酒などの発酵食品は、地域地域の味があり安上がりな割りに結構楽しめますよ。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-02-02 08:26)
ijimariさん、再仕込み醤油は妻の実家で出てくるお醤油が自分が普段使っているも(タマリ)のに比べて甘く旨みも強いのにに気づき、ここのところ行く度に銘柄を変えて味を確かめています。
本命は妻の実家でも使っている「太鼓醤油店」というところの醤油なのですが、なんとブロッコリーや生野菜にも合ってドレッシング代わりに使えるという驚愕の醤油ですが、店舗ではあまり出回っておらずなかなか手に入れることが出来ません。(刺身醤油には地元三河のタマリが一番です)
通販でもあるようなので気が向いたら一度おためし下さい。
太鼓醤油店
http://taikoya.free.makeshop.jp/
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-02-02 08:38)
mikeさん、再仕込み醤油「舌鼓」は、実際に試してみると少し甘みが強すぎて若干バランスが悪いように私の舌では感じられましたがいかがでしたか?(自分が味見する前に渡してしまい申し訳けありません)
実は私は観光は余りして折らず観光地についてはよく解っていませんが、山陰は「だんだん」などで紹介されて多少ブームに成りつつあるようですね。
印象に残っているのは、安来市の「和鋼博物館(出雲製鉄の博物館)」や松江城・美保関の街・島根半島の美しい海浜辺などですが、必要以上に観光地化されておらず昔の雰囲気が良く残っているのがとても心地良くじます。
機会があったら石見銀山や温泉津の温泉宿場などに一度足を運んでみたいと思っています。
nice! &コメント、ありがとうございます!
PS.
出雲大社には大林組が作った木造超高層作りの昔の出雲大社の復元模型などもあり(伝承によると96mあったとか?)、これを見るだけで建築関係者としては足を運ぶ価値があるように思います。
数年前に行ったときには当時の柱の発掘後を見ることが出来ましたが、今では保存のために埋め戻されているようです。
「出雲大社とは何か?」-季刊大林
http://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/izumo/p02.html
by たいせい (2009-02-02 08:55)
スミッチさん、昨今の子供にかかわる問題の多くは「兄弟が少なくなったことに依る大人の係わらない状態での子供同士のコミュニケーションの不足」「親の子供への干渉しすぎ」が原因ではないか?と、私個人は思っています。(いい加減な親は昔の方が多かったのでは?)
その意味で最低3人の子供が欲しいと思っていましたが、妻のおかげで何とか目標を達成することが出来ました。(4人目に行くかどうかはまだ解りませんが、早く現在の経済的苦況を脱してから考えます。)
自分自身は各地醤油を味あうことが一種の趣味になっていますが、三河のタマリや碧南の白醤油・白だしなどもおみやげなどで他のと地の方に渡すと結構喜ばれます。
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-02-02 09:03)
ninaさん、まだうちは3人目が掴まり立ちレベルなのでそれほどの喧噪に包まれることはないのですが、現時でも上二人だけで始終お祭り状態で3人目が戦線に投入された後どんな状況になるのか?戦々恐々としています。
子供と遊んでいると肉体的にはかなり疲れるのですが、精神のどこか奥深いところの疲れは明らかに抜けていくのを感じ、自分にとっては明日への大きな活力剤になっていると思います。
(四六時中相手をしている妻は、それどころではないのでしょうが...。)
「命の繋がり・人と人との繋がりの素晴らしさ」を子供達に伝えたいというのが我が家の子育ての一大テーマなのですが、自分自身が「子供の成長」「命の繋がりの素晴らしさ」に癒されています。
(とは言っても「父ちゃんは疲れているんだ!」「もうちょっと静かにしてくれ!!」と思う瞬間も良くあります。)
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-02-02 09:13)
山陰地方には行ったことありませんが、部分的にはこんなに雪があるんですね。雪質は新潟とは違うんでしょうね。サラサラして・・じゃないですか?
子どもさんの屈託のない様子の写真で、子育てが素晴らしいのがよくわかります。あっ、奥様も大変な美人でございます。これじゃあ山陰まで行きますよね。アハハ、失礼しました。
by toyo (2009-02-03 01:06)
ウチも雪の降る地方で暮らしていたときには、雪は邪魔者以外の何ものでも無かったのですが、そういった経験のない子供達には、やはり特別の感慨があるようです。
by kappa (2009-02-04 01:09)
toyoさん、やはり山陰は北陸よりも西にあるだけに、新潟以上に湿雪で真冬でもミゾレの日が多くあります。
雪の沢山ある写真は米子道で山越えをした際に標高の一番高い蒜山高原にある蒜山SAで撮ったもので平地の様子は全く違います。
(正月期間中ずっと道はミゾレが降った後のシャーベット状の水たまりで、明け方も凍結することがありませんでした。)
雪ならばまだ良いのですが、こんな状況では長靴でなければ外出することもまま成らず、初詣に行けなかったのが残念でした。
nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-02-04 14:02)
kappaさん、ここで育った妻はそうでもないのですが、ずっと愛知で育った私にとっても雪は心躍る一種のイベントで、家にいて雪が降り出すとどことなくソワソワします。
昨年次男が生まれなければ上の二人を連れてスキー場デビューさせようと思っていたのですが、次男が大きくなったら家族でスキー場に行き思う存分雪遊びをしたいと思っています。
(山登りをやっていましたので、雪洞を掘ったりイグルーを造ったりも出来ます。)
nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-02-04 14:07)