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「セミの幼虫捕獲法」「アブラゼミの羽化」セミの羽化2009-2 [趣味とこだわり]

IMG_1607-BIG.jpg IMG_1560-BIG.jpg

 先日クマゼミの羽化について記事を書きましたが、その後羽化前の幼虫(私の地元では「ドンゴロ」と呼びます)の捕獲法を確立し、我が家ではほぼ毎日子供達とセミの羽化を観察しています。(家で観察したのが9匹で、子どもの友達にも請われて何匹か分けました。)

 アブラゼミの羽化の写真を撮った事もあり、今回は「幼虫の捕獲法」「アブラゼミの羽化」について書かせていただきます。(観察の過程で妙なアブラゼミを発見しましたのでその件も...。)

 

セミの羽化2009「まずはクマゼミ!」(ひょっとして梅雨は明けたのでは?):山本大成 「かわら屋の雑記帳」
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2009-07-14

 

 


「セミの幼虫捕獲法」 

 前に書いた記事は、暗くなり始めた頃に木登りする幼虫を見つけて捕獲したものの羽化だったのですが、子供達からの「今日も見たいよー♪」の声に乗せられ毎日幼虫を探しているうちに、まだ穴の中にいる幼虫を捕まえることが出来るようになりました。

 意外と簡単に捕まえることが出来ます。

 以下に方法を書きますので、面白そうだと思われる方は捕まえて是非子供に見せてあげてください。

 

「セミの幼虫の捕まえ方」

IMG_1482.jpg IMG_1729.jpg IMG_1730.jpg セミのいる穴・捕獲法・穴の底の幼虫

 まず見つけるのはセミの穴なのですが、注目するのは出来るだけ新しく入り口の狭いモノを探します。(セミが穴から出ると、入り口が広がります。)

 そんな穴を見つけたら細い棒を差し込み手を離して様子を見るのですが、数十個に一つ動く手応えを感じたり、穴の中の幼虫が棒を触り不規則に動く穴があり、その穴には羽化間近の幼虫が居ます。

 スコップで周りから土を掘ると掘った穴の底や掘り出した土の中に動くモノがあり、それが幼虫です。

IMG_1560.jpg 穴から外をうかがう幼虫(夕方)

 探す時間が日没近い時間だと、穴の中では明るさの変化が解らない幼虫が穴から顔を出して周りの様子をうかがっている場合も結構あります。

 また毎日見ていると前日無かった穴が新しく明いていることがあり、棒を入れて手応えが無くともそんな穴にはまず幼虫が入っています。

 穴の形状によっては幼虫がいるところまで棒の先が届かず、棒を差し入れても反応がない場合でも居る場合があり、明確に新しい穴だと感じた場合には掘ってみる価値があります。
(私の場合はこのケースでも8割はいるとの感覚を持っています。)

 傾向としては、雨上がりの土の柔らかくなった日に良く出てきます。

 前の記事で雨の降る日には羽化はないと書きましたが、実際には穴から出る時点に雨が降っていなければ雨の日でもセミは羽化することが解りました。(屋外での雨の中の羽化を3例確認しました。) 

 

 私の場合は慣れたこともあるのでしょうが、公園などで探すと15分ほどで幼虫が見つかります

 ビックリするぐらい簡単ですので、一度試してみてください!

 

 なおセミの穴に水を注ぐと、穴の中に羽化前の幼虫がいる場合は自分から出てくるなどという話も聞いていますがまだ試してはいません。これも一度試してみたいと思っています。

(細い棒で探る方法との両立が難しいので手つかずでした。棒で見つけた穴に水を注ぐと確実なのでしょうが、見つけたら確実に捕獲したいのでついスコップで掘ってしまいます。)

 

 なお捕まえた幼虫室内のカーテンや網戸につかまらせれば、7~8時頃から羽化を開始します。

(エアコン・蚊取り線香厳禁。セミは羽化後数日経たないと鳴かないそうなので、朝セミの声が煩いなどと言うことは起こりません)

 

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「アブラゼミの羽化」

IMG_1566.jpg 羽化を観察するうちの子供達 

 私の住む愛知では先週末ぐらいでクマゼミの羽化はほぼ終わり、今はアブラゼミの羽化がたけなわです。

 幼虫の捕獲も先週末がクマゼミの最後で、今はほとんどアブラゼミとなりました。(アブラゼミも羽化が盛んに見られるのは今月いっぱいでは?

 

IMG_1592.jpg IMG_1599.jpg IMG_1604.jpg IMG_1607.jpg 羽化開始から足を抜くまで

 

 私がセミの羽化で一番何かを感じるのは、「背中が割れて頭や足を抜く」ところです。

 特に足を抜く場面では全身をぷるぷる震わせながら休み休み進んでいき、一生懸命な有様に出産にも似た小さな命の儚さを感じます。

 私個人としてはこの夏10匹近くの羽化を目の前で目の当たりにしたわけですが、この瞬間だけは未だに息をのんで見入ってしまい、思わず「ガンバレ!」などの言葉が口から漏れてしまいます。

 

IMG_1610.jpg IMG_1636.jpg IMG_1639.jpg エビぞりから足が乾くと反転

 子供達が好きなのはこの反転シーンです。

 足を抜いてエビぞりになり、足を乾かすためにしばしの静寂に入ります。(よってこの期間が歯磨きタイム)

 そしてしばらくの後に反転にはいるのですが、比較的動きの少ない羽化の中でこの瞬間だけは「動」の時間で、我が家でも毎回歓声の上がる瞬間です。

 

IMG_1647.jpg IMG_1652.jpg IMG_1662.jpg IMG_1664.jpg IMG_1677.jpg 羽が乾くとアブラゼミ特有の模様が浮かび上がります

 あとは全身が乾き羽が伸びれば羽化が完成なのですが、比較的直ぐに羽は伸びますが模様が浮かび上がるまでには2時間ほどかかり、うちの子供達にもここまではなかなか見せてあげることが出来ません。

(クマゼミは1時間ほどでほぼ完全に透明になるのですが、アブラゼミは時間が掛かります。)

 従ってうちの子供達は、翌朝写真で羽の色の変化を知ります。

 


「おかしなアブラゼミ」

IMG_1657.jpg 右が黄色いアブラゼミ

 毎日セミの羽化を観察している中で妙なアブラゼミを見つけました。

 上に紹介した写真の右側のセミがそうなのですが、背中が割れて羽化した瞬間は全身真っ白で、その後羽化が進んでも普通のセミと色が違い当初は別の種類のセミだと思っていました。

IMG_1595.jpg IMG_1604.jpg 頭を出した瞬間(右が普通のアブラゼミ)

 

 羽化が進行するとこんな色になって、初めてアブラゼミだと解りました。

IMG_1679.jpg IMG_1677.jpg 羽化開始後4時間(右が普通)

IMG_1390.jpg 参考:クマゼミ

 アブラゼミの羽の緑色は乾くと最終的には消えるのですが、私はセミの血の色が見えた結果だと思っていました。

 捕獲した時点の幼虫も通常のモノよりもかなり小振りで、当初は別のセミだと思っていた事から栄養状態や幼虫時代を過ごした木によって色が違うのかもしれません。

 正体がわかる方がいらっしゃいましたら、お教え下さい!

 


PS.
 クマゼミの羽化の記事は「親バカ記事」としての分類で書きましたが、ここまで来ると「親バカ記事」というよりも「私のこだわり記事」ですね。

 子供達も毎夜の羽化に少々飽きつつあり(長男はさすがに男で未だ興味を失いませんが、長女はあまり見たがらなく成りつつあります)、その代わりに保育園でセミの羽化を吹聴する子供達のおかげで、同じクラスの子供達からの「欲しい!」と言うリクエストが舞い込むようになりました。

 長男の言葉で面白かったのは、保育園年少組で4歳の長男が「ボクもお父さんになったら、子供に見せてあげなくちゃねぇー!?」で、何とも言えないホノボノとした気持ちになりました。

 

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コメント 42

よっしぃー

セミの幼虫を掘りだしす事ができるんですね。初めて知りました。
アブラゼミでも種類が色々とあるのでしょうか?興味津々です。

子どものころは昆虫が好きだったのですが、大人になってからは
ちょっと怖い感じがします(特に蝶や蛾、トンボなど)

先日、庭に羽化途中のセミが落ちて死んでいました。
やっと空に向かって飛び立てる時が来たのに、かわいそうでした。
by よっしぃー (2009-07-24 10:32) 

お茶屋

す、すごい!
こうしてお写真で拝見させて頂くと
とっても分かりやすいですね☆
by お茶屋 (2009-07-24 10:37) 

plusgate

すごいですね!
お子さんたちの釘付けですが、
同じように僕も釘付けになりそうです^^
網戸に幼虫、niceな絵です^^
by plusgate (2009-07-24 11:26) 

miopapa

蝉の羽化の様子
子供のコロには観察日記までつけたことも・・・
すっかり忘れかけていた
子供のコロの懐かしい映像?
    思い出しました ・ ・ ・
 ありがとうございます!
by miopapa (2009-07-24 12:10) 

夢空

子供は親の行動、背中を見て育ちますものね。
環境が人を育てるのですね。
それにしても、「お父さんになったら、子供に見せて・・・・」
なんて、可愛いお言葉なんでしょ(^.^)
by 夢空 (2009-07-24 13:02) 

sachi

たいせいさん こんにちは
昨日 観察会でセミの幼虫とってきて 羽化の観察しました。
やはり 小さい穴を探し 細い枝を差し込んでいました。また 別の方は
じょうろで水をかけていました。私もたいせいさんのこの記事先に読んでいればもっと簡単に見つけられたかもしれません。
2時間ほどで羽化しました。神秘ですね。
たいせいさんのおかげで セミの羽化初めて観察できました。
子供たちが興味を持つこと大事ですね。
by sachi (2009-07-24 13:47) 

kido_azusa

幼虫を堀りだして、観察するんですね。セミの羽化したての羽を見てみたいです。神秘的でしょうね。きっと。
by kido_azusa (2009-07-24 17:12) 

とりのさとZ

 >正体がわかる方がいらっしゃいましたら、お教え下さい!

おそらくは、まだ羽化の成長段階ではなかったのだけれども、光線や「その他」の刺激により、羽化が始まってしまったと思われます。

ですので、穴を見つけて、蝉の幼虫を捕まえるのは、子供たちと相談されて、この後は控えめにされてはいかがでしょうか。

 あらゆる虫の味方の とりのさとのおじさんです!


by とりのさとZ (2009-07-24 18:44) 

kappa

仔細な観察、幼虫の見つけ方など、夏休みの自由研究になりそうですね。
セミの羽化はたまに帰宅が午前様になるとき、見かけることがあるのですが、この方法なら居ながらにして観察できますね。
by kappa (2009-07-24 19:58) 

yanasan

蝉は7〜8年程地中で過ごし、羽化して成虫になったら僅か1週間程の命なんですよね、
by yanasan (2009-07-24 21:40) 

toyo

うまくいえないのですが・・・
こういうことって子どもさんにとって、とっても大切な気がします。
子どもさんの社会観、自然観、宇宙観にも良い影響を与えそうですね。
いいお父さんしてますね。お疲れ様です。

by toyo (2009-07-24 21:59) 

たいせい

 よっしーさん、私も昨年ネットで調べて興味を持った事が切っ掛けで、今年やってみると意外に簡単で驚きました。
 自分が幼虫からの羽化を気に留め林やその下の地面を見るようになって気がついたのですが、羽化に出敗するセミというのは思いの外多く、背中は割れたけれど頭が出ずに立ち往生をしたと思われる幼虫や、羽化中に足が外れて落下したと思われるもの、土からは出たものの憂いかの始まった形跡もなくそのまま死んでいるものなど、やはり羽化はセミにとって厳しいものなのだと言うことを再認識する機会とも成りました。
(羽化に失敗した幼虫は、ほとんど半日ぐらいのうちにアリによって地中に持ち去られてしまい、毎日観察する習慣でないと気がつきませんでした。)

 そんなことも思いながら羽化を観察しています。
 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:14) 

たいせい

 お茶屋さん、今年クマゼミと今回の記事で書いたアブラゼミの羽化は、私も今回までこれほど詳細に観察したことが無く、自分にとっても良い勉強になりました。
 生命とは儚く不思議なものだと、改めて感じています。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:17) 

たいせい

 plugateさん、たまたま蚊の来ないベランダが二階にあり、その前の部屋の網戸が絶好の観察ポイントとなりました。
 当初は私も子供に見せたいとの思いが全てだったのですが、いつの間にか自分自身が夢中になってしまいました。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:22) 

たいせい

 miopapaさん、私の場合子供の頃に羽化を目の当たりにしたことがほとんど無く、同級生の話を羨ましく聞いていた記憶が残っており、四十代半ばになって当時の思いを叶えているような気がしています。
 大人げないと言われそうですが、どうやら疑問に思ったら徹底的にやらなくては気が済まない性格らしく、その様子を子供に見せることも良いことなのではないかと思い、様々な試行錯誤を子供に見せながらやっている次第です。
(自分で解らないことを調べて、実際に試すなどの実証しながら疑問を解いていくと言うことが、実体験の中で子供達の頭に残れば素晴らしいですから...。)

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:31) 

nina

これは釘付けになりますね。
幼虫を捕まえたことはありませんが、こうして間近で見てみるのも面白いですね。
ようやくこちらでもセミの鳴き声がうるさくなってきました。
by nina (2009-07-24 22:31) 

たいせい

 夢空さん、日頃「命の繋がり」と言うことを口を酸っぱく言い、「今とうちゃんのしていることは、お前達の子供が生まれたらお前達がしてやるんだぞ」など、意味の解る解らないを問わずに言ってきたことが、長男のこのセリフになって出てきたように思います。
 まだ保育園児ですので意味の深さをそれほど考えていっていることではないと思いますし、自分が大人になった際に箱のやり取りも忘れてしまうのでしょうけれど、「三つ児の魂、百までも」とも言いますので幼児体験として心のどこかに引っかかっていてくれると嬉しいです。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:38) 

たいせい

 sachiさん、先週末長女の保育園でのお泊まり保育があって、セミの羽化というこの一種の神秘体験を多くの子供達に見せてあげたいとの思いも、自分自身がセミの幼虫の捕獲法をちゃんと身につけたいとの動機になりました。
(今回間に合わなくとも、子供達が小学校にいるうちにはチャンスがあるはず。)

 今興味があり試してみたいと思っているのが、水を注ぐことで幼虫に自力で穴から出て貰う方法と、遮光カーテンなどを使って暗くすることで昼間に羽化が見られないか?(日中子供達に見せられる可能性が広がります)を試してみたいと思っており、チャンスがあったら試してみるつもりでいます。

 nice! &コメント、ありがとうございました!

PS.
 この記事を読んで自分でも試してみようと思われる方がいらっしゃれば素晴らしいとも思い、ややマニアックなこの記事を書いてしまいました。
by たいせい (2009-07-24 22:49) 

たいせい

 kido_azusaさん、住んでいらっしゃるあたりでも機会はあろうかと思いますので、一度やってみられてはいかがでしょうか?
 やはり現物からは写真では面割らない雰囲気が感じられ、私も「命の儚さ」などを感じられる機会となりました。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 22:54) 

そら

羽化したばかりのアブラゼミがこんなに綺麗だったとは知りませんでした。
私も機会があれば、一度見てみます。
by そら (2009-07-24 22:58) 

たいせい

 とりのさとZさん、羽化直前になるまで穴を地上にまで伸ばすことはありませんし、私が調べた範囲では目の色が黒くなっているかどうかで羽化直前かどうかが解ると言うことからして、未熟な幼虫ではなかったと考えています。(地上近くまで出ていた個体でもあります。)
 私個人の見解としては、羽だけではなく体自体もからから出たての状態では真っ白で、特定の色素を作り出すことの出来なかった一種のアルビノではないかと考えていますが、確証があるわけではありません。
(種が同じであるとするならば、隣接する場所で捕れたアブラゼミでこのような差になっていますので、アルビノでないのならば育つ拠り所となった食物である木の違いの可能性もあるやもしれません。)

 一応上の項のコメントでも書きましたが、この期に捕獲法をキチンと身につけ、出来るだけ多くの子供達に羽化を見るという体験をさせてあげたいと考えていますので、今しばらくの間はもう少し試してみようと思っています。
 なお根こそぎとるというやり方はしておらず、自宅の庭でも公園でも一度に捕まえるのは一匹だけしか捕ってはいません。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 23:06) 

たいせい

 kappaさん、確か昨年書いた羽化の記事に深夜のセミの幼虫のコメントをつけていただいた記憶が残っており、気になっていました。
 今から思うと都市部では街灯などの明かりで、木に登り羽化するタイミングを失した幼虫をご覧になったのではないかと考えるようになりました。
 今回の観察で知ったのですが、幼虫は明るいうちは木に登らず巣穴から身を乗り出して辺りをうかがったり、巣穴から出て何かの陰に隠れたりはしますが、木に登ったり垂直な壁に登ったりという羽化直前の行動には移らないように感じています。(日食を切っ掛けに羽化を始めるセミはいるようです。)
 その辺りからも今年もう一つ試してみたいと思っているのが、羽化前の幼虫を遮光カーテンなどで暗くした部屋に置いておいたら羽化が始まるかどうか?と言うことで、これが可能になると保育園や小学校などで、多くの子供達にセミの羽化が見せられる状況が作り出せると感じています。
kappaさんも、是非一度やってみて下さい。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 23:17) 

たいせい

 yanasanさん、今住んでいる家が築後10年経ちましたので、最初に植えた庭木の周りでセミの幼虫が羽化するようになったと感じています。
 初期の頃に羽化したクマゼミが、そろそろ寿命で力つき始めており、ここ数日は成虫の寿命から「命の儚さ」が教えられれば素晴らしいと感じています。

 nice! &コメント、ありがとうございました!

PS.
 うちのベランダでの羽化成功率は100%で、自然界で農家よりも効率がよいような気がしています。
by たいせい (2009-07-24 23:23) 

たいせい

 toyoさん、自分が面白いからやっているというのが実態で、妻からは「四十代半ばになって、子供みたい!?」と揶揄されている今日この頃です。
 ただ自分が楽しいと思えることでないと、子供達に楽しさが感じられるはずもなく、これはこれでよいのではないかと思っています。

 nice!&コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 23:28) 

たいせい

 ninaさん、本物にはやはり何物にも代え難いほど特有の感覚を感じています。
 やり出すと本音で魂が洗われる感覚を感じるように思います

 nice!&コメントありがとうございます。
by たいせい (2009-07-24 23:34) 

たいせい

 そらさん、まだアブラゼミの羽化が見られる時期に記事として公開して、出来るだけ多くの方に神秘的な体験をしていただきたいと思って捕獲法まで書いた記事で、実際にやっていただけると私の方もこの記事を書いて良かったと感じています。

 想像以上に簡単にセミの幼は見つかりませすので、是非一度おためし下さい。
 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-24 23:39) 

kurizo

ブッ倒れておりましてご訪問遅くなりました。
それにしても、このセミの羽化ドキュメント(勝手に命名(^_^;)は、スゴイですね。
実はどうやって羽化前の幼虫を捕まえてきているんだろう?と思っておりました。
野生児のkurizoとて、木に登っている幼虫しか見たことがありません。
羽化を観察するお子さんたちの前の網戸には、4匹もいるじゃないですか!(笑)。
kurizoもエビぞりシーン好きです(笑)。
by kurizo (2009-07-25 21:12) 

prost

「ボクもお父さんになったら、子供に見せてあげなくちゃねぇー!?」
って、父親にとって子供からの最高の言葉ですね!
日々一生懸命生きている子供の成長を、「言葉」や「行動」で
感じることが出来るって本当に幸せですね!


by prost (2009-07-25 23:31) 

STEALTH

ドンゴロってのははじめて聞きました。

「ボクもお父さんになったら、子供に見せてあげなくちゃねぇー!?」・・・4歳のその感性がなんともすばらしいです。
良い父親のおかげですね。
by STEALTH (2009-07-26 07:33) 

U3

子供の頃、蝉を捕まえる名人だったので羽化も何度か見掛けた事があります。
by U3 (2009-07-26 12:33) 

emiko223

長男に見せたら「お母さん虫嫌いなのに平気なの?」と言われました(笑)
実は大の苦手で。。。
でも子供には教えてあげたいので一緒に見ましたー!
by emiko223 (2009-07-26 17:15) 

mugitea

この記事を読んで、すっかり羽化を観察した気分になりました。
娘は今のところ虫が苦手なようなので、即実行とはなりませんが、
興味を持った頃、この記事を読み返して捕獲→観察してみたいと思います。
それにしても、長男君の『将来・・・』の発言、とってもいいですね。
たいせいさんが"良いお父さん"ってことが、長男君を通しても伝わってきます。
親の背中をまっすぐ見ているんですね。ステキな親子です。
そして、将来の長男君、ガンバレー!!
by mugitea (2009-07-27 13:02) 

くに

こんにちは。ブログにたくさんniceをありがとうございました。
蝉の羽化面白いですね。
私も小さい頃はたくさん蝉を捕まえましたが、
生の羽化は見たことないんです。
蝶々の羽化はたくさん見ましたが^^;
おなじあぶらゼミでも羽化した瞬間の羽の色が
違ったりするのですねー。
by くに (2009-07-28 23:19) 

たいせい

 kurizoさん、結局子供達にはクマゼミ5匹にアブラゼミ4匹の羽化を目の前に見せました。
(網戸の抜け殻はつけっぱなしにしようと思っていたのですが、落ちてしまったり1歳の次男が触りたがりましたので、順次外しています。)
 しかしkurizoさんのカブトムシ・クワガタ熱も、なかなかのものですね。
 目をつけている場所がありますので、カブトムシも幼虫での捕獲をうちでも目指してみます。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-28 23:22) 

たいせい

 prostさん、日頃「お前も大人になってお嫁さんを貰ったら、とーちゃんになるんだぞー!」などと折を見て刷りこんでいますので、その結果出た言葉だと思います。
 本人がどのくらい解っているのかよく解りませんし、何せ相手は4歳児ですので成長すると忘れてしまうのでしょうが、逆に素直な今のうちに深層心理の中に刷りこんでしまおうと思っていやっていることの一つの成果なのかもしれません。
 このまま成長してくれれば嬉しいのですが、そのうち「とーちゃんとは話をしたくない!」となるのでしょうね。(自我がキチンと生長して、そうなってくれなくては困ります。)

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-28 23:30) 

たいせい

 STEALTH、公園で幼虫を探していたらお年寄りから「ドンゴロは捕れるいかね?」と聞かれて、この言葉を思い出しました。
 ネットで調べてみると、西三河では普通に呼ばれている呼称のようです。

 子供の反応についてですが、今のところは素直でとーちゃんにも懐いてくれているのですが、そのうちに子供達に捨てられるのでしょうね!?

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-07-28 23:34) 

たいせい

 U3さん、木につかまっているセミの羽化は私も見慣れていたのですが、今回蚊の来ないところでじっくり羽化を見られる機会を得て、改めて生命の神秘を感じました。
 幼虫もやってみると意外と簡単に捕まえることが出来、正直言って驚いています。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-28 23:37) 

たいせい

 emiko223さん、男の子は虫が好きでカブトムシやクワガタなども、飼ったり見たがるのではないですか?
 自分の子供に見せて思ったのは、自分たち自身も生き物なわけですが人間の生き死にはそう簡単に見せてあげられませんが、虫を通して生命を感じさせられる大変良い機会だと感じています。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-07-28 23:43) 

たいせい

 mugiteaさん、うちでも長女は虫が嫌いなのですが「虫を見る」と言うよりも「生命の不思議さに触れる」感じがするのか?、食い入るように観察していて驚いています。
 是非一度、お子様に見せてあげてください。

 長男の件については、まだ4歳ですので実に素直で見ていても本当に面白いです。
 成長するに従い今経験していることは忘れるでしょうし、そのうち反抗期なぞが起こって親の影響下から離れていくのでしょうが(そうでなくては困ります)、とりあえず今は深層心理の中に多少は残ってくれることを信じて刷り込みです。

 nice! &コメント、ありがとうございます!
by たいせい (2009-07-28 23:54) 

たいせい

 くにさん、この記事で方法を紹介しましたが羽化前の幼虫は簡単に捕まえられますので、一度見られると大人でも何か伝わるものがあります。
 昨年は屋外での観察でしたが、観察開始が遅くクマゼミの羽化はほとんど見せてあげられませんでしたので、今年はクマゼミの声が聞かれるようになって直ぐ初めて今にいたって至っていますが、子供もいまだに飽きることなく見てくれます。

 nice! &コメント、ありがとうございました!
by たいせい (2009-07-29 00:01) 

しの

さ・さ・さすが大成さん!!!

魅力的な子育てをされていますネ! ”子育て”という言葉は私自身、うまく使えない言葉ですが・・・、素敵な自慢のできるお父さんだと思います!

あ~ちゃん達がうらやましい!

子どもが育っていく環境の中で、興味や関心事を抱いたものに対して、同じ目線で探究したり、共感しあえる人がいてくれるっていうことは、ものすごく欠かせない事ですよね・・・。 
 きっと、それは当たり前のことかもしれないけど、慌ただしい生活や、気持ちの余裕の無さや、無関心から、そういう存在を求めても、振り向いてもらえない環境の子どもたちがどんどん増えているように思います。 また、どうしたらいいのか方法が分からない親や大人もいるでしょう。
 私ももし親になったら理想とはかけ離れた自分勝手な親になってしまいそうですが・・・。

大成さん! これからも、勉強させて下さい!

遅くなりましたが、大変ご無沙汰をしてしまいました。その節はありがとうございました! 結婚式のアップもありがとうございました! とっても嬉しかったです!
皆さんお元気そうで良かった! また、したらの里にでも遊びにいらして下さい(*^^)v




by しの (2009-08-10 13:37) 

たいせい

 しのさん、この件に関してはそう難しいことを考えているわけではなく、純粋に私が興味を持ってやっていることに対して子どもを巻き込んでいるだけです。(その意味では十分以上に、自分勝手な親です。)
 「子育て」と言うことに関しても、子ども達を育ててあげているというのではなく、子どもを通して自分が育つ切っ掛けを与えていただいているような感じを持っており、日々起こることや毎日の少しずつの成長が楽しくて仕方ありません。
 うちの場合結婚して最初の子どもである青葉が生まれるまで2年以上掛かったのですが、子供が生まれることで失われたものも随分ありますが、それ以上にいただいたもが本当に沢山あります。
 「親バカワールド」に参加いただき、一緒にどこかに出かけられるようになると良いですね!

 コメントありがとうございました!

PS.
 妻や子ども達とは「したらの里に何時行こうか?」と、6月頃から話題に上っています。
 本当なら梅雨の晴れ間に行きたかったのですが、今年は雨が多く果たせませんでした。
 8月後半から9月の半ばくらいまでには行きたいと思っています。
by たいせい (2009-08-11 09:06) 

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